
本日紹介のロードバイクはこちら。
な~んか模様は前回の
S-Works Tarmac 2016年モデル SAGANアルカンシェル限定カラー にそっくりですね。
それもその筈、SPECIALIZED 2017 TARMAC COMP SAGAN WC REPLICA です。
え?違いが分からないって?
S-WORKS版はサガンが実際にレースで走った車両に限りなく近いモデルで、今回紹介するのは、そのレプリカモデルです。
なので同じカーボンフレームながら、フレームの硬さが全く違います。
が、一般の人からは同じ自転車ですよね。

はい!全景。
デザインとして S-WORKS と違うのはダウンチューブサイドに S-WORKS とロゴが入る場所に SPECIALIZED ってロゴが入っているだけです。
2016年にサガンが使っていた S-WORKS の Tarmac のフレームは、Tarmac SL5 COMPとして一般モデルになりました。
フレーム形状に関しては同一です。

カーボンは Fact 10r で、S-WORKS版の Fact 11r から一つ柔らかいカーボン技術で作られています。

コンポーネントは68系ULTEGRA Di2でまとめました。
ヘッドチューブのSの字はゴールドカラーではありますが、S-WORKS版の立体的なものではなく、塗装です。

ブレーキは前後ともリムブレーキです。

リアディレイラーはSSでも良かったのですが、R8000ぽくGSにしてみました。

フロントディレイラーは古い調整方法。
あれ?LOWポジション調整位置を示すシールが付いたままだ。

クランクは52-36
Pionner のペダリングモニターを使っています。(左右計測タイプ)

サドルはSPECIALIZED TOUPE

ダウンチューブの模様の一部にはS-WORKSと同じで、サガンの出身国スロバキアの国旗をモチーフにした柄が入っています。
スロバキアの「キ」の字ですねw(しつこい...か)

トップチューブのSの字やベース色の黒地のラメ塗装も全く同じ。
Tarmac SL5はシートステーの位置が SL4 から変わっていないので、一見同じ形状のフレームに見えます。

ね。

でも実際には、ダウンチューブの太さを見ると

こんなに違います。
SL4は、SL4の紹介で説明しましたが、ヘッドチューブよりもトップチューブとダウンチューブが太くなる「キングコブラチューブ」と呼ばれていたのが特徴的です。
SL4時代(2015年前後)は各社ダウンチューブを太くするのがトレンドでした。
重量はこの状態で7kgの後半です。
S-WORKS版と比べると500g程度重いかな。
さて、S-WORKSを持ってるのに何で同じカラーリングのレプリカを持っているのか...中古の通販サイトで間違ってポチってしまったのが原因です。
S-WORKSのを買おうかしばらく迷って「よし」と決断した時に、値下げ対象品になって凄く安くなったので、大喜びで購入手続きをしたのですが、よく見たらレプリカの方だったというオチ...orz
しかも店も別だったという。
丁度同じ時期に52サイズの品が別々の店で売られていたのでした。
届いて開封してダウンチューブの SPECIALIZED のロゴを見た時には驚愕しました...orz
で、まぁこれも何かの縁だし、S-WORKSは手放さないけど、このTarmac SL5は使い倒していざとなったら中古で売ればいいかと、本命の S-WORKS も手配しました。
そして奇しくも同じ時期の SPECIALIZED のカーボンロードバイクが手元に3台になったのですが、一番乗りやすくて体への負担が少ないのは、この Tarmac SL5 COMP だったりします。
タイヤの影響もあるのかとは思いますが、Tarmac SL4は高速な下りでコーナーを曲がる際にちょっとピーキーな特性でアンダー、オーバーが出やすいです。
S-WORKSとSL5は懐が広いというか、思ったラインをちょっと外しても、しっかり曲がってくれます。
そしてSL5の方が当然ながらS-WORKSより柔らかいので、走っている時の体への負担は少ないです。
おそらくこのシリーズはこれでしばらく次の話は出ない筈。
各社の来年モデルで欲しいものはないし、今までリリースされたモデルでもどうしても欲しいというものは無い状態です。
間違って購入したこのSL5が今後一番使いそうな車両になりそうです。
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Posted at
2020/12/16 21:19:37