ZE1のバッテリー劣化は未だ未知数

なかなかに辛辣な記事が webCG に上がっていました。

・スペック的にはお買い得なのに？　「日産リーフ」が苦境を迎えている理由

ある程度的を射た内容かとは思いますが、バッテリーの劣化に関しては、ことZE1リーフに関しては未だ未知数です。

こちらは本日のLeafSpyによるバッテリ情報。
SOH＝92.02％です。
3年で2万6千km走ってこの値。
100%からみれば8%近く劣化しているという値ではあります。

しかし、こちらで報告したように劣化を感じる程ではありません。

・実航続可能距離（３年経過後）

確かにZE0の劣化状況を見ていれば記事の指摘は合っていますが、ZE1を一緒にされるのは少し心外。
さらに e+ はセルの束ね具合を工夫しているので、同じZE1でも40kWh版とe+は異なる結果になる筈。

まぁでも同じEVを販売した三菱自動車のバッテリー劣化に対する対応（新品交換）と比べると日産の対応(新品12セグメントだけど、9セグメント以上に中古で復帰させますよ)は、満足できるものではありません。

記事中で話題にしてはいないですが、もう2点イマイチと思っている点を挙げるとすれば。

・ZESP2廃止
運用コストメリットが低下した

・100Vが取り出せない
災害時に頼りになる車でない

これらがあるかと。

実際、そのうち e+ にしようかなと思っていましたが、最近の海外勢のEV車の発表を見ていると「もう少し待つか」という気分になっています。