ラジオ録音設定の見直し

先日新しく契約したロケットモバイルの神プランを実際に使った感想を報告しましたが、一部より突っ込みが入りました。

「録音時のビットレートは128kbps」としてるけど、それって最適？という質問です。

確かこのビットレートは録音ツールのデフォルトの設定だったと思います。
そのまま何も考えずに使っていたけど、そもそも Radiko のストリーミング音声ってどういう仕様なんだっけ？

調べてみましたが、Radiko 公式サイトにはどこにも記載がありません。

ネット検索したところ、Impress の AV Watch の記事を見つけました。

・ラジオをほぼ100%サイマル配信する「radiko.jp」の挑戦 －IPサイマルラジオ協議会に経緯と狙いを聞く

この中で「音質がAM/FM/短波のいずれも、HE-AAC 48kbpsのステレオに設定されていますが、これはどのように決められたのでしょう?」という部分を見つけました。

HE-AAC (High-Efficiency Advanced Audio Coding)は音声圧縮コーデックの名称です。
48kbpsがビットレートを示します。

生の音声データを HE-AAC で 48kbpsのビットレートに圧縮して流しているということのようです。

え！48kbpsなの？

MP3圧縮形式で128kbpsで録音してるけど、それって意味ないような...

ビットレートは、水を流すパイプの太さと表現すれば分かりやすいかな。
48kbpsの太さのパイプを約2.6倍（48×2.6＝124.8）のパイプに突っ込んでることになります。
HE-AACと比較してMP3の方が圧縮率は低いとはいえ、2.6倍はガバガバで不要であろう。


録音ツール「Radikool」のmp3設定条件を見たら64kbpsがあるじゃないですか！
mp3の方が圧縮率が低いので、32kbpsを選択すると間違いなく音質悪化します。
64kbpsぐらいが丁度いいのではないかな？

帯番組をビットレート設定を変えて録音し、オープニング音声を比較してみましたが、64kbpsでも128kbpsでも違いは感じませんでした。
唯一2倍速再生時の音楽の高音成分が少し籠った音になるぐらいかな。音楽を聴くための2倍速再生ではないので問題無しです。

ということで64kbpsに設定変更！

再生ツールで2倍速再生しても128kbpsなので、音飛びが発生しなくなりました。


Radikoolではタイムフリー録音ができませんが「らじれこ」では可能です。
こちらのコピー時のMP3変換設定も 64kbps を選択するようにしました。

ロケットモバイルの神プランでは、通信データ容量は無制限なので録音時のビットレートは大きくても気にする必要はありませんが、データ帯域は200kbpsなので気にする必要がありました。

2倍速再生しなければいいのですけどねw


と、Radikoの番組録音していない人にはど～でもいい話題です。