
一時は乗る頻度も減ったので手放すことを考えていた GIANT のクロスバイク ESCPE R3 です。
ポジションをロード寄りにしたらが俄然乗るのが楽しくなり、雨上がり専用機以外でも使いたくなり手放す気が無くなりました。
そんな中最近気になっていたのが「グラベルバイク」というジャンル。
ロードバイクに乗っていて「この道の先はどうなっているのだろう?」と進んだ先が未舗装路だったりすると引き返すことになります。
山の方を走っていて、分岐点最初からダートの林道をみると「行ってみたいなぁ」という気持ちが湧いてきます。

これは先日訪れた舞阪の防潮堤の東端。
グラベルバイクならこの先も行けるのかなぁと思っていたところ、Stravaでフォローしているグラベルバイク乗りの方が偶然同じ日にここを走ってグラベル区間の先に軌跡が伸びていました!
タイヤサイズと銘柄を聞いたところ、ESCAPE R3と所有のホイールであればグラベル化できそうな雰囲気です。
丁度ESCAPE R3のタイヤが交換時期なので、教えてもらったグラベルタイヤを入手してみました。

Panaracer のグラベルキングSS です。
SSはオンロードも考慮されたタイプなので、グラベルとはいえほぼ舗装路を走ることが多いことから私もこちらを選択しました。
サイズは700×32c
最低でも35c辺りじゃないと駄目かと思っていたのですが、フォローしている方が32cということで、まずはこれを選択。
32cなら所有しているリム内幅17mmの c17 ホイールが使えます。
今まではWH-6700を使っていたのでリム内幅15mmの c15 でしたので、このホイールでは28mm幅の 28c のタイヤが上限になります。

グラベルバイクのホイールにそれ使うの?と突っ込まれるかもしれませんが、Racing 3 に履いてみました。使わず放置されていたので丁度良いです。
一応 C17 の Racing 3 の仕様表では、タイヤ幅:25~50mmが履けるようです。

ということで、グラベルタイヤを履いて、お手軽グラベル化完了です。
グラベルバイクというと 35c や 38c が標準的で、なかには 40c のタイヤを履いている人もいますが、まずは32cで始めてみよう。
ちなみに私の ESCAPE R3 は一部コンポーネントを Anchor RNC3 に付いていた ものから移植しています。

ESCAPE R3をグラベル化している方は多いようですが、フロントディレイラーが購入時の ALTUS の3速だと鬼門になります。
これは Tiagra の2速をバンドタイプでシートポストに固定しているので、タイヤとのクリアランスがかなりあります。
ALTUS の3速だとここが狭く、タイヤを太くしてタイヤ外周が大きくなると干渉するそうです。
現在の私の状態なら38cでも余裕で、40cも大丈夫との話を聞いています。

あとは ESCAPE R3 は元々Vブレーキなので、キャリパータイプのアーチとタイヤの干渉についても無縁です。
これはリアブレーキ

これはフロントブレーキ。
フロントフォークアーチの干渉も余裕でクリアですね。
さて、早速タイヤを替えて浜名湖を走ってみましたが...漕ぎだしが重いw
ホイールが Racing 3 で軽いとはいえ、いかんせんタイヤとチューブが重いです。
ポジションを変えて快適に走れるようになったのですが、これはちょっとマイナスです(汗
ま、これは良いトレーニングになるので許容することにします。
10速ロード用のホイールとタイヤセットもあるので、それに替えることもできるし。
荒れた舗装路を走ると、圧倒的にグラベルキングの方が安心して走れますね。
これはグラベルに出かけるのが楽しみな...
唯一気がかりなのが、ギア比です。フロントはコンパクトクランクなのでインナーが34Tで、リアのスプロケットは最大が28T、グラベルだとリアは30以上が欲しいかな?
そうすると現在のリアディレイラーがRD-4601-SSなのでGSタイプに替える必要があります。
ま、これもしばらく試してみて替えていきましょう。
※後日訂正、RD-4601ではSSはフロントダブル用、GSはフロントトリプル用で、SS/GS共にスプロケットのロー最大は30Tでした。32Tも行けるとの情報も見かけます。
ついでにちょっと変更した点もあるけど、それはまた別記事で。
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Posted at
2021/06/21 04:25:25