
私の住んでいる静岡県は梅雨入りしました。
当初週末の土日は雨の予報でしたが、台風通過で大きく変わりました。
と、同時に台風による線状降水帯により金曜朝から夜までかなりの雨が降り、お隣豊橋市から磐田市まで広範囲で雨の影響が発生しました。
・6月3日(土)
ハマイチ
土曜朝は路面が乾いていないことと、雨が残るかもということで日の出時間からの走行は諦めていました。
実際7時頃に少し雨が降ったので、路面が乾いてからの出発です。
早朝時点ですでに浜名湖周辺で何か所か土砂崩れによる通行止め情報が出ていましたので、それを確認しながらハマイチすることに。
とりあえず自宅から反時計回りに半周、浜名湖の西岸は被害のある箇所は無さそうなので、順調に進みます。
台風の影響か風が強かったかな。

中之島のアメリカデイゴの花が今年1回目の開花をしていました。
開花前のつぼみは個人的に「ロブスターの爪」に似てるなと思っています。
いつもは自転車道を通らないのですが、雨で冠水していないかと思い自転車道を行くと...

いきなり村櫛(むらくし)海水浴場から舘山寺(かんざんじ)まで行く区間で土砂崩れです。
自転車道の情報は浜松市の災害情報からは外れているので、ここがこんなことになっているとは...
崩れた先の自転車道を注視してみるとこの先も崩れていそうな感じ。
ならば自転車道を反対側から確認してみようと浜松市立南庄内(しょうない)小学校跡から内山(うちやま)海岸に入ろうとしたら...

一般道で倒木があり内山海岸に行けないので、舘山寺まで行って自転車道沿いに戻ることに。

内山海岸から南に少し行った所でも土砂崩れ。
最初の土砂崩れ場所から1.2km程あるのですが、この海岸沿いの自転車道区間は何か所でこのように崩れているのだろうか?
これは自転車道の復旧に時間がかかりそうです。
舘山寺の休憩ポイント到着!

この日は荒れた路面を考え、グラベル化したクロスバイクの ESCAPE R3 を選択。

空は回復してますが、浜名湖の湖面は茶色く濁ったまま。

遊覧船の港近くのお店の裏山が崩れ、倒木で建物が押され傾いています。
いつもなら湯の谷坂から県道320号に抜けるのですが、自転車道が気になったので光産業創成大学院大学方面から自転車道へ。

予想通り土砂崩れで通れなくなっていました。
この近辺では確認に行っていないですが、根本山(ねもとやま)の北を通る県道49号でも土砂崩れで道路が通行止めになっています。

オレンジロードの西気賀(にしきが)小学校の山側で土砂崩れがありオレンジロードが通行止めという情報を得ていたので、みおつくし橋からその方向を見ると青いダンプカーが停まったままに。

現場下から確認。
崩れている場所は見えないですが、重機が停まっています。

突破して現場を確認に行ってもよいですが、通行止めになっていることが確認できたので良し。
さて次は...

佐久米(さくめ)から大崎(おおさき)まで海岸沿いを走る県道310号(瀬戸佐久米線)の割烹旅館 琴水の東で土砂崩れ。
ここは最近だとゆるキャン△の影響で「ポコちゃん海岸」と言った方が世の中的には通じるのかな💦

この日の走行記録です。
出発時間が遅かったので距離が短いけどまぁ仕方なし。
昨年9月の台風通過の際には浜名湖周辺ではそれほど被害は出なかったですが、今回の方が各所で土砂崩れが発生しています。
生活道路は復旧が早いと思うけど、自転車道は優先順位が下がるので、いつ通れるようになるのか疑問です。
これから夏の自転車シーズンになるのに...
・6月4日(日)
裏熊-渋川
この日は行先をどこにしようか考えていたのですが、熊(くんま)への県道9号は路面崩壊で通行止め区間があるという情報があり断念。
四谷の千枚田にと思ったら帰路の国道151号が土砂崩れで通行止めで、設楽方面から戻ろうかと思ったら国道257号が通行止め。
とりあえず天竜方面に道の様子見に出かけることにしました。
そういえば私の住んでるのは浜松北区ですが、同じ区内の引佐(いなさ)町渋川(しぶかわ)で土砂崩れで家が潰れ行方不明になっているというニュースを見ました。
渋川は熊からの帰路でも通る道ですが、土砂崩れが起きる程なので県道298号で愛知県に抜ける山奥か三遠道渋川寺野ICのある寺野(てらの)の山あいかと想像して、実際どの辺なのかな?とニュースを見て考えていました。
ルートは自転車屋さんの走行会コースです。

三段坂を降り阿多古川(あたごがわ)にかかる橋を通ろうとしたら川岸が崩れています。
知人が熊トレコースを様子見に行っているらしく、阿多古川の上流では橋に倒木が溜まっている様子が報告されてきました。
阿多古川もかなり荒れたようです。

緑恵台(りょっけいだい)から塩見渡橋(しおみどばし)の間、FCCの工場前。
昨日は通行止めだったけど片側通行まで復旧していました。

塩見渡橋から船明(ふなぎら)ダム方面の天竜川。
濁流です。

船明ダム西岸の道路が昨年9月の台風被害で路面崩壊して通れなくなっている状態で、東岸の道を迂回路に使っていたのですが、この道も通行止めに!
とりあえず先を進み様子見することに。

倒木&路肩崩壊してます。

のぞき込んでみたら路面下まではえぐれていないので道路中央を走り突破。

反対側にもバリケードが。
これは次の走行会はルート変更を余儀なくされるかな。

船明ダム到着!絶賛放流中です。

放流しているのでダム湖の水位が低い。

昨年9月の台風通過後もこのように水位を下げて大放流していました。

夢のかけ橋。水位が低いのでいつも以上に橋脚が見えます。
天竜ボート場月艇庫付近から先は路面が所々堆砂していました。
おそらく船明ダムが水害を食い止めるために放流を停めていた時の激しい雨でダム湖が溢れた模様。
秋葉第一発電所付近を通過しようとしたらいつもと違う光景に!
道路脇の木が伐採され、今まで道路から見えなかった秋葉第一発電所の敷地内が見えるようになっていました。

変電設備。

秋葉第一発電所。
これはマニアにはたまらない眺望。

と思い進んでいたら、白滝の排水路が土砂で埋まって路面まで盛り上がって水が溢れている。
横山(よこやま)まで行き、走行会ルート通り国道151号を南に道の駅「天竜相津花桃の里」に行こうと思ったものの、熊に向かう裏熊ルートで災害通行止め情報があったので確認に行くことに。
横山から熊まで行く県道295号(横山熊線)に分岐する箇所には通行止めの案内がありませんでした。ならば熊まで行けるのかな?

災害通子止め情報のあった場所は山側から砕石が崩れたようですが車が通れるようになっていました。

この場所も同様。
これなら熊まで行けそうです。
が、所々山側から水が溢れ薄く土砂が堆積し川のように。

なんとか熊水車の里に到着です。

お!水車が新しくなっていました。

この日は Tarmac SL4 を選択。
先日の香嵐渓ライドで雨上がりの路面を走りドロドロになった車両ですが、本日もすでにドロドロ。
熊トレコースの県道9号上にある長沢(ながさわ)で通行止めになっている案内がありましたが、水車の里にはバイク乗りと数名のロード乗りがいました。
皆どこから来たのかな?🤔横山から?
熊からは県道47号(引佐六郎沢線)で渋川経由で帰ることに。
渋川への山越えは土砂崩れポイントもなく、すんなりと通過できました。
渋川の集落を抜けている時に「どこが崩れたのかな?」と思いつつ通過。
お好み焼き「さわ田」の付近から県道47号を迂回する道があるのですが、その迂回路に通行止めの案内が!

おや、これは情報に無かった、ならば確認に。
この道結構な斜度なんだけど...

崩れてました。
県道47号に戻り、ちんだ峠への登りに差し掛かったところ道路脇に三脚でビデオカメラ撮影している人や警察官、警察車両が!
ふと右手を見るとニュースで見た景色。

帰宅後地図で確認をしたところ、先ほどの崩落現場の別の写真で左下方向に土砂崩れが起きているのが判りますが、左下が災害発生場所でした。
この土砂崩れ先が民家を押しつぶしたのか...
まさかいつも渋川からの帰りに使っている道沿いとは思っていなかったので、かなり驚きました。
もっと渋川の山奥の方だと思っていたのと、迂回路含めこの近辺は崩れる場所とは全く思っていなかったです。
昼のニュースで土曜の夜に亡くなられた状態で見つかった事を知りましたので、私が通過した時には捜索は終わっていたようです。
さて、いつもなら渋川から奥山(おくやま)経由で浜名湖に戻り帰宅するのですが、この日は通行止め情報箇所の確認に国道257号から愛知県入りして愛知県道81号線で福津峠(ふくずとうげ)を目指します。

福津峠から瓶割峠(かめわりとうげ)への道が通行止めになっていることを確認。

さらに福津峠から県道81号線で富岡地区に向かう道も通行止めになっていることを確認。
土砂崩れ先の写真を撮りに行こうと思っていたら先に降りていったロード乗りの方が「駄目で~す」と教えてくれながら戻ってきたので、災害マニアと思われてもいけないので写真撮影は断念して戻ることに。

瓶割峠への土砂崩れ現場です。
水が滝のように流れ出し土砂が流出していましたが、車1台通れるだけ空いています。
瓶割峠から先は三ヶ日町なのでシューズが濡れるのを覚悟で自転車を担ぎ突破。
その先は100m程泥の堆積した道でした。

瓶割峠側からの通行止め表示。
瓶割峠を下り帰宅。

完全にドロドロ~

この日の走行記録です。
当初走れないと思っていた週末に走れたのは良かったものの、通行止め箇所含め今後のルート選びに支障が出そうです。
次の週末は用事があり、運が良ければ走れる...かも。