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2025年05月05日 イイね!

また一つ装荷線輪用櫓が消えた(3)

また一つ装荷線輪用櫓が消えた(3) こちら静岡県浜名区三ヶ日町野地(のじ)にある装荷線輪用櫓です...が、気が付けば撤去されてました。

Googleストリートビューではまだ雄姿を見れます

が、このストリートビューは2023年12月で重機が作業をしているので、撤去直前の様子なのかも。

Google MAP上からは装荷線輪用櫓の表記がまだ残っています。

愛知県豊橋市下条東の装荷線輪用櫓が撤去されたのをきっかけに、浜松の様子はどうなのかなぁと確認に行ったら姿が見えない!


代わりに太陽光パネルが!


これが櫓のあった頃。
少し画角が違うか。


ここに来てはっきりと無くなったのを認識。


冒頭写真とほぼ同じ画角。

この一帯の水田は数年間耕作放棄地になっていたので、撤去はされないだろうと思っていたけど、今更ながら太陽光パネルの設置のために撤去されたかぁ...
今どき太陽光パネル設置してもトータルで考えて儲からないし、負債になるだけなのに。

こんなもののために撤去されたのは悲しいけど、残念。

となると近隣で残る装荷線輪用櫓は寸座(すんざ)の一基だけ。


こちら
これは国道362号線沿いにあるものの、寸座峠の山の立木の中にあるので撤去するのも大変だし「たぶん大丈夫だろう」と思っている場所です。

が、立て続けに撤去されている事実を目の当たりにすると胸騒ぎが!
そう思い朝晩の通勤時に国道沿いから注視しても見えないし、自転車でハマイチしている時にも姿を確認できない。

もともと真冬の木の葉の無い状態でないと目視できない存在でしたが...ひょっとして撤去された?

早朝に自転車で寸座峠を越える時にしっかり確認をすることにしたものの、道路からではやはり姿を見ることができません😖

仕方ないのでここから山の斜面を登ることに...

ん?


あ!ありました😅


一部分しか見えてないですが、これならわかりやすいかな。


藪の中まで入って近づいた写真がこれ。
これ以上は近づけないくらい木立が酷い。

とりあえず撤去されていなくて良かった~

なんとなくだけど、ここの櫓を撤去するのには周囲の竹や木も伐採しないといけないし、そもそも重機が入れる斜面ではないので当面は大丈夫なのではなかろうか。

全体の姿を確認できないのは残念だけど、私の知ってる浜松市唯一の装荷線輪用櫓はもはやここだけになってしまいました。
Posted at 2025/05/05 18:07:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 地図の話 | 趣味
2025年04月03日 イイね!

また一つ装荷線輪用櫓が消えた(2)

また一つ装荷線輪用櫓が消えた(2)こちら愛知県豊橋市下条東にある装荷線輪用櫓です...が、2025年1月末頃をもって撤去されました。

Googleストリートビューではまだ雄姿を見れます

Google MAP上からは装荷線輪用櫓の表記がまだ残っています。

ここはいつも国道362号線を走りながら「残ってるなぁ」と存在確認をしていたのですが、2月になってから「あれ?消えた?」と姿を確認できなくなっていました。


これは2023年春先に「装荷線輪用櫓(2)」のブログ記事作成用に訪れた時の写真。


こちらが2025年春先
赤く囲った部分に装荷線輪用櫓が立っていました。


今は何もありません。


水田の中にあったので、農業用機械を入れるにも邪魔だった筈。
すでに土地利用料も払わていなかったと思われるし、撤去するのにお金もかかるし、痛しかゆしだったに違いない。


しかしこれで愛知県豊橋市にあった逓信省の装荷長距離ケーブルに関連する施設は存在を消しました。
①本坂峠にあったケーブルハット、②嵩山(すせ)にあった装荷線輪用櫓、そしてここ③下条東の装荷線輪用櫓です。

④⑤は豊川市の施設で、④西豊は豊川電話中継所、⑤野口は装荷線輪用櫓です。これらは豊川市で文化財登録されているので、消えることはなさそうですが、豊橋市の施設が全て消失したのは残念な限りです。


ツタの絡まった姿がよい廃墟感を出していたのだけど...


これも時代ですかねぇ。
自宅近辺だと都築と寸座に残っています。

気賀(きが)にあるこちらは撤去されました
また一つ装荷線輪用櫓が消えた
Posted at 2025/04/03 22:46:30 | コメント(1) | トラックバック(0) | 地図の話 | 趣味
2025年02月21日 イイね!

三方原用水 1号トンネル出口

三方原用水 1号トンネル出口先日のブログ「三方原用水 1号トンネル 関連施設」にて、1号トンネルの出口である家老沢坑口と2号トンネル、3号トンネルの詳細位置が不明と話題にしましたが、その続報です。

関東農政局」に三方原用水に関する資料の多くが公開されています。

関東農政局のWebサイトの検索欄にて「三方原用水 1号トンネル」で検索すると、関連する資料が表示されます。

その検索結果内にある「施工位置図」のPDF資料を見ていて、1号トンネルの家老沢坑口の情報が掲載されていることを発見しました。


これは1号トンネルの坑口から1号開渠を経て2号・3号トンネル途中までの平面図。


1号トンネル終点から開渠(1号開渠)で2・3号トンネルの始点へと繋がっています。
開渠区間は33.01mの長さ。


これが平面図。
坑口(トンネル終点)の上は道路?
開渠になっている下には沢が流れているようです。


PDF内にはトンネル補強工事時の詳しい坑口の図面が掲載されていました。

平面図部分の拡大がこちら

お!わかりやすい。
坑口の上を市道「天竜家老沢木仙上線」が通っています。
ん?市道ということは、この場所まで行けるな🤔


2・3号トンネルの距離は636.977mの距離。

とすると...

地理院地図のサインフォンの場所(2・3号トンネル出口)から距離を測定して...
概ね640m位置がここ。


赤丸の辺りですね。お!沢もある。


Google MAPではこの通り、道路は無いことになってます。

でも市道ということは浜松市の道路台帳には載ってる筈。

この縮尺ではサイホンは載ってるけど開渠部分は載ってない。


1/1000の縮尺にすると目的の場所が掲載されていました。
三方原用水の記載も!
これは行かねば。
※道路台帳図は地図なので図面上方向が北です。関東農政局の資料は平面図の上位置が北ではないので注意!


道路台帳図と同じ上方向を北にした平面図がこちら。


県道9号から市道天竜家老沢木仙上線への分岐個所はこちら。
サイホンが見える9号線上のT字路です。


目的地に到着!
「三方原用水」としっかりと看板が出ています。


坑口の上から撮影。
これが1号開渠です。

市道の坑口部分にはネットで「立ち入り禁止」と掲示されていましたが、坑口脇に降りる階段部分には何の規制もなかったので開渠横に降りることができます。


これが開渠部分から見た1号トンネル坑口
フェンスの向こうが市道「天竜家老沢木仙上線」で、先ほど写真を撮影した場所です。


坑口部分のプレート、読めない文字。


家老沢坑口とは書かれていないみたい。


これは2・3号トンネル坑口。
ここの文字も2・3号トンネルとは書かれていないような。


ここは読めるかな「水圧石草木潤」なんのこっちゃ?


これは開渠部分に降りる階段部分から見た1号トンネル出口。

謎だった1号トンネルの出口を確認することができました。
Posted at 2025/02/21 14:31:02 | コメント(2) | トラックバック(0) | 地図の話 | 趣味
2025年01月18日 イイね!

三方原用水 1号トンネル 関連施設

三方原用水 1号トンネル 関連施設本日は三方原用水の施設好きの、みん友さん向け?の話題です。

冒頭写真は秋葉ダム。
このダムで作られる湖は秋葉ダム湖で、このダム湖の水は秋葉第一~三発電所で発電に使われるほか、浜松市に水を供給する大事な役割を担っています。


これが秋葉ダム右岸側にある取水設備。

秋葉ダムから取水された水は三方原用水を通って供給されるのですが、かなり大がかりな設備になっています。

なかでも特徴的なのが、秋葉ダム取水口から直線距離で約10kmの山の中をトンネルを掘削して導水している1号トンネルです。
1号トンネルの出口が家老沢坑口


これが1号トンネルの経路図

これだけ長いトンネルなので、途中に何か所か坑口を掘って、それぞれの坑口から土砂の搬出・重機の搬入を行った工事でした。
坑口は西川、横山、津行の三か所。

図で途中ポキポキと折れた場所があるのですが、それが坑口の場所らしいです。
実はこの坑口、今もメンテナンス用に施設が残っています。

しかし私は横山の坑口だけは未だに把握できていません。
ただし以前から「怪しい」と思っている場所があり、自転車で走りに行くついでに探索をしてみることにしました。
冬のこの時期なら木の葉も落ちているので確認しやすい筈です。


これは取水設備。
ここから導水トンネルが始まります。


これは秋葉ダム周辺の地図。

取水設備の次にあるのが西川坑口。
西川(さいがわ)という地名に由来します。
赤丸の位置を通る水色の点線が三方原用水で、矢印の先は秋葉第一発電所で発電に使う導水路です。

しかしこの国土地理院の地図、少し違ってる気がします。
以前、秋葉第三発電所を紹介したブログで書きましたが、三方原用水の取水口の位置が違います。

あと、実際に私が把握している西川坑口は矢印先の位置にあります。

今回ブログ用に写真を撮りに現場まで行ったのですが、国道152号線から分岐した県道361号白倉西川線は赤丸の橋までの区間災害復旧工事中で通行止めでした。


仕方ないので川向かいを通る道から撮影。

うわ、工事している人の車が丁度前に停まってわかりにくい😅


水色の扉のある箇所が西川坑口です。

仕方ないので他の方のブログを紹介

・自然と歴史の中を歩く!(川の恵みに感謝①―三方原用水)
↑こちらのブログ中の写真がこれ↓


通行止めで無ければ、この坑口が一番分かりやすいし行きやすい場所です。

その次の坑口は横山坑口。


横山(よこやま)町に由来します。
赤丸の位置に多分坑口があると思うのだけど、西川坑口のように一目でわかる扉の施設がありません。

実はここの坑口はメンテナンス用に現在使われておらず、廃坑口になっているいという情報も得ています。

廃坑口というのなら、いつも裏熊ルートを通りながら地図の丸位置にある「あれかな?」と目星をつけていました。


これが丸位置の道路脇、中央上に注目!


コンクリート製のボックスのような物があります。
あそこまで登って...と行ける場所を探したのですが、無さそう。

あれだと立坑の構造だろうし、土砂の搬出・重機の搬入には向いていないか🤔
怪しいと思っていたけど違うのかも。

と思いつつ川沿いの対岸を眺めていたら怪しげなものを!


山の斜面に何やら人工的に石積された箇所があります。


おや?四角で囲った位置をよ~く見ると


穴が開いた場所があります。水抜きの穴にしては大きすぎるし、直径2mは無いと思うけど1mは超えてると思う。
あれはトンネルだ!

しかし対岸の山肌は道も無さそうだし、どうやってあんな所に石積したり丸穴を開けられたんだろう🤔

確証は得られないけど、おそらくあそこが横山坑口ではなかろうか。
というのが2025年1月現在の見立てです。

さて、最後の坑口は津行坑口。


津行(つゆき)の地名に由来します。
※たぶん「つゆき」の読みで合ってると思うけど...
赤丸位置に坑口があります。

ここはいつもの走行会ルートから分岐した場所。


分岐の目印は綱繰(つなぐり)橋
おや?今まで何度もこの橋を走っていて並走する旧橋(廃橋)がある事に気が付かなかった。


この旧橋、不思議な事に小さな車なら通れそうな幅なのに片側はかなりの段差で土手のようになっていて階段構造。
これ昔車の通っていた橋じゃないのかな?謎。

綱繰川沿いに分岐を進みます。


これが津行坑口。
しっかり「三方原用水」の設備であることが示されていますね。


西川坑口と同じく水色の扉。


津行坑口の銘板。

ちなみに「三方原用水」の看板がGoogle MAPで悲劇を生んでいます。


この川が三方原用水になっています😖


実際は綱繰川
赤丸の位置が津行坑口です。

1号トンネル出口の家老沢坑口って、見たことないけど見に行けるのかな?


これが家老沢坑口近辺の地図。

家老沢坑口から阿多古川出口までの区間が2号トンネルで、そのあと3号トンネルを経て阿多古川の上空を直径2.7mで通る1号サイホンに繋がるらしいです。


熊トレコース途中にある通称「空中土管」が1号サイホン。

家老沢坑口と2号トンネル、3号トンネルの詳細位置もそのうち調べてみようと思っていますが、情報が無いんですよね~ → 調べました

とりあえず今回は、なんとなく横山坑口の謎がとけた気がします。
Posted at 2025/01/18 21:19:48 | コメント(2) | トラックバック(0) | 地図の話 | 日記
2024年05月31日 イイね!

また一つ装荷線輪用櫓が消えた

また一つ装荷線輪用櫓が消えたこちら静岡県浜名郡細江町気賀にある装荷線輪用櫓です...が、2024年5月31日をもって撤去されました。

Googleストリートビューではまだ雄姿を見れます

Google MAP上からは装荷線輪用櫓の表記が消えました。
意外と仕事が早い😅

数日前からみかん畑の工事が始まり、みかんの木や周囲の木々が伐採されていったので「おそらく撤去されるなぁ」と思ってましたが案の定でした。


こちらは2022年12月17日に訪れた時の写真。


こちらが現在の様子。
見る影もないとはこのこと。

装荷線輪用櫓って何?って方はこちらを
装荷線輪用櫓(1)
装荷線輪用櫓(2)

これで私の知ってる静岡県西部地域の装荷線輪用櫓は寸座峠付近と三ヶ日町都筑の2基。

畑や田を所有している人からすれば、もうお金も貰えてないので邪魔な存在なだけだなんですよね。
消えていくのは仕方ないけど、惜しいなぁ...

Posted at 2024/06/08 21:08:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 地図の話 | 趣味

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