
車に車載工具があるように、ロードバイクで出かける際にも必要最低限の工具一式は常に携行しています。
今日はそんな工具一式を晒してみます。
最近の電子式の車の場合、ほぼほぼ出先で使う工具ってパンクした際のスペアタイヤへの交換するための工具ぐらいで、スペアタイヤさえない今の車では車載工具って単に持ってるだけという意味合いが強くなっていますよね。
自転車の場合もパンク修理がほぼ主な修理内容になります。
タイヤの方式にもよりますが、未だ多いクリンチャー(私もこれ)の場合、チューブ式なので、予備のチューブを携行し、パンクした際には最初にチューブ交換を行います。
あとは駆動系のチェーントラブルへの対処とか、ホイール破損した時などの修理がありますが、どこまでのトラブルを想定し、自分で修理して帰ってくるかにより携行する工具も変わってきます。
冒頭写真の筒状のケースは私が携行している工具入れです。

常にはシートチューブのボトルケージの位置に挿しています。
複数の車体を持ってますが、車体毎に工具は用意しておらず、同じものを使いまわしています。
工具を持たず出かけて「あっ!」と気が付いて帰ることも、極たまにありますw

工具箱はチャック式になっていて、中央のチャックを開けると二つに開きます。

真ん中には仕切りがあって、この仕切り部分にも少し物が入るようポケットがあります。

開いた左の大きなポケット内に入っていたものを広げてみました。
ポケットティッシュとCo2のインフレータ2本とタイヤレバー(3枚一組)とチェーンカッターが入っています。

これがチェーンカッター

開くとこのような部品で構成され

これでチェーンのコマを抜いてカットしたり、新品のピンを圧入して繋ぐことが可能です。
確かこのTOPEAKのチェーンカッターは11速のチェーンまで対応だったような...
自分としては、チェーントラブルまでは出先で対処して帰ってくることを想定しています。

真ん中(実際には右ポケット)に収納されている工具です。
タイラップ数本とアーレンキー、インフレータ対応の空気入れ、予備チューブが入っています。

アーレンキーは小型ながら、これだけの種類が入っています。

これはインフレータ対応の空気入れ

中央部分をチューブ側に接続します。

Co2インフレータはこのように接続します。

Co2インフレータは2本持っているので、2回のパンクまではインフレータで空気を充填できますが、それが切れたら手動です。

予備のチューブは裸ではなくZIPロックに入れて保管しています。

最後に中央の仕切り板内に入っている物です。
タイヤブートと接着剤不要のパッチ、ミッシングリンクが入っています。

これはタイヤブート、チューブ式なのでタイヤに穴が開いても塞ぐ必要はないのですが、一定以上の大きさやサイドカットした時にはチューブがそこから出てきてしまうので、その際にはこのタイヤブートをタイヤ内側に貼ります。

これは接着剤不要のタイヤパッチ。
紙やすりでチューブ部分をこすってから貼り付けます。
1回目にパンクした際には予備チューブに交換しますが、心に余裕がある時はパンクしたチューブの穴位置を確認しパッチを貼っておきます。
そうすれば次回パンクした時にこのチューブをすぐに使うことが可能です。

10速と11速用のミッシングリンクです。
チェーン切れの際に、チェーンカッターでコマだけ切って繋ぐ時にこれを使います。
以上が私が常に携行している工具で、実際にこれらは個々に全て使ったことがあります。
土日の午前中に出かけた先でチェーントラブルに遭った時までを想定し自宅に帰ってくることを目的とした装備になっています。
400km以上のブルべとかに出る時はこれでは不十分でしょうね。
その時はまた別の装備を考えることになります。
ここ1年近くこの手の工具類の情報を仕入れていなかったので、便利な工具や用品も増えているかと思います。
「これ持ってると便利だよ」というものがあれば紹介してもらえると嬉しいです。
Posted at 2020/08/16 12:24:41 | |
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