
こちらシマノの10速用チェーン CN-6701 になります。
ウチにはクロスバイクのGIANT ESCAPE R3をはじめに、ロードバイクはANCHOR RNC3、RIDELY FENIX、ANCHOR 謎クロモリと10速仕様の自転車がまだ現役です。
え~と、10速ってのは...車のマニュアル車と同じだからわかるか...
4速車なら1-2-3-4とリバースで4速マニュアル車ですよね。
表のスペックになってないから気にしてないでしょうが、オートマ車もCVTじゃなければ、初代アルトの2速オートマとか、最近では10速のオートマチック車もありますよね。

自転車の場合は、後輪の真ん中に付いてるギア(スプロケット)が何枚あるかで「○速」と呼びます。
クランクにもギアが複数あるものがあるので、クランクに2枚、スプロケットが10枚なら 2×10速 なんて表現したりもします。
肝心なのは後ろギアの枚数で、枚数が違うと互換性がありません。
面倒なのは、枚数が同じでもメーカーが違うと互換性がありません。
ロードバイクのコンポーネントメーカは主にシマノ、カンパニョーロ、SRAMがありますが、各車最高の速数はシマノが11速、カンパニョーロが12速、SRAMが12速です。
ここで問題になってくるのは消耗品です。
自転車で消耗品って言えば、駆動系では主に
・チェーン
・チェーンリング(クランクのギア)
・カセットスプロケット(後輪のギア)
・リアディレイラーのプーリー
があります。
シマノのチェーンで言うと6/7/8速は共通、9/10/11速はそれぞれ別です。
なので10速と11速の車両を持っていると、消耗品もそれぞれ持たないといけません。
ここでさらに複雑な話になってくるのは、同じシマノでもコンポーネントにグレードがあるという点と、最高グレードの速数は年を追うごとに増えているという点。
DURA-ACEがシマノでは最高グレード名なのですが
1987年まで → 6速
1987年から → 7速
1991年から → 8速
1996年から → 9速
2003年から → 10速
2012年から → 11速
このような変遷です。
DURA-ACEグレードのパーツはどれもシマノの中で最も軽いパーツに位置して、チェーンも然りです。
DURA-ACEグレードの10速チェーンは、2003年~2012年まで(厳密にはもう少し長いですが)しか販売されておらず、2012年以降は11速チェーンになってしまいました。
ということで、10速を使っている人は、2012年以降はグレードの下の重いチェーンを使うしか選択肢がないのですね。
一つ下のグレードのULTEGRAのチェーンに関しては今もてに入るようですが、すでに現行ULTEGRAは11速になって長いので、このチェーンもいつ絶版になるかわかりません。
ここから導き出せる結論は一つ。
上位グレードの消耗品は、買えるうちになるべくストックしておけ!ということになります。
最近情報を全く仕入れていないのですが、そろそろDURA-ACEも次のモデルチェンジでは12速になるのかな?
とすると11速コンポで上位グレードのパーツを使っている人は、うかうかしていられませんね。
と、いつもながらの長い前置きはさておき本題です。
10速の車両が多い私の環境では、買える時にチマチマと消耗品を買ってストックしています。
が、すっかり何がどれだけ在庫しているのか、全く把握できていないので、掃除がてら棚卸をしてみました...
まずは話題に挙げた、チェーンの部
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うわ...
左3列が10速、右3列が11速です。
それぞれ3列の一番右がDURA-ACE、残り2列がULTEGRAです。
う~ん、備えあればというけど、駄目人間の手にかかると備えすぎ...
続いてリアディレイラーのプーリーの部
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なんじゃこの数量...頭が痛くなってきましたw
チェーンリングの部やカセットスプロケットの部、さらにはSTIレバーやブーツ、前後ディレイラーや前後ブレーキなどの各パーツの部に続くのですが、呆れられるだけだし、自分にも呆れてしまうので集計せず、そっと棚のまま保管することにしました。
そして金額ベースで合算もしていないので、いくら溶かしているのかは謎のままです。
さらに全体を把握していないので「お!ここで買える」と棚の中身が増えていくのですね...orz
Posted at 2020/10/14 04:06:27 | |
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