
pioneerのリリース通り、2021年6月18日14時を以って、シクロスフィアサービスが終了しました。
シクロスフィアのiOSアプリを起動しても冒頭画面のようにサーバーメンテナンス中の案内が出て先に進めません。
webのシクロスフィアサービスにアクセスしても...

同じです。
代替サービスであるシマノの新webサービスは2021年6月30日運用開始ということで、サービスの
ブラックアウト期間が発生します。
このブラックアウト期間中にPioneerのサイクルコンピュータ SGX-CA500 と SGX-CA600 を使ってロギングしたデータは、アップロードすることができません。
StravaやGarmin Connectとアカウント連携していた場合、シクロスフィアサービスから解析結果をそれぞれのサービスに転送していたので、ブラックアウトは困ります。
私の場合で言うと「週末ライド」のStravaでの走行記録のスクリーンショットが掲載できません。
シマノ新webサービスが開始されれば、サイクルコンピュータ内のログをアップロードできると思うのですが「Stravaと連携しますよ」とは謳われていません。
恐らく連携はすると思うのですが、憶測です。
これは困ったなと、サイクルコンピュータ単体で Strava や Garmin Connect に走行記録を反映できないか調べてみました。
SGX-CA600 限定になりますが、方法が見つかったので備忘録代わりと、同じ悩みを持つロード乗りの方の参考に紹介しておきます。
・FITファイルを作成しアップロード
SGX-CA500 と SGX-CA600 が本体内に記録するログは拡張子 .db のシクロスフィアサービスオリジナル形式のファイルになります。
これは本体をUSBでPCに接続すると次のフォルダに格納されています。
PC\CA600\内部ストレージ\Pioneer\Log ← SGX-CA600の場合
SGX-CA600 だけは、本体機能の一つに「FITファイル作成」というものがあり、.db を .fit 形式ファイルに変換してくれます。
PC\CA600\内部ストレージ\Pioneer\LogFit
変換後の .fit ファイルは↑ここに保存されます。
.fit 形式ファイルは、Strava や Garmin Connect でアクティビティの記録としてアップロードできるファイルです。
SGX-CA600 での操作は次の手順

ヒストリーを選択します

変換したいログデータを選択します

下の方に移動するとFITファイル作成のメニュー項目があります

FITファイルが作成されます
次に Strava でのアップロード(webでの説明)

webサービスの右上の●の+を選択すると「アクティビティをアップロード」という項目がありますので、それを選択

左端のメニュー欄の中で「ファイル」を選択し、PCに接続したSGX-CA600の
PC\CA600\内部ストレージ\Pioneer\LogFit
フォルダの中から必要な .fit ファイルを選択してアップロードします。
Garmin Connect でもほぼ同じですね。
とりあずこの方法で今週末と来週末のライドに関しては対応できそうです。
しかし不安なのは、シマノ新webサービスが Strava や Garmin Connect 、Ride with GPS などの外部サービスと連携してくれるか?という点。
さらに腹立たしいのは何故両サービスにブラックアウト期間を設けたのかという点、オーバーラップさせていればいいのに。
ユーザーへの配慮が全く足りていないと思います。
Posted at 2021/06/19 13:28:11 | |
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