3日間まとめて祝日ライドとまとめようと思いましたが、思いのほか長くなりそうなので、1日ごとに紹介します。
・5月4日（水）
水窪
町村合併で大きくなった浜松市ですが、北の端、長野県との県境にある町が水窪町です。
青崩峠とか三遠南信道路用に作ったけど、その先が作れないから一般道に格下げされた草木トンネルがあるのが水窪町です。
水窪町に行くルートとしては国道152号線で行くのが一般的ですが、自転車で単に訪れても面白くないというか、以前に何回か行っています。
県道を使って行くルートがいくつかあるのですが、以前から行きたいなぁと思っていたのが春野町から県道389号で北上し山住峠を越えて水窪に行くルート。
昨年春にも国道362号線から県道389号への分岐ポイントまで、下調べに行っています。昨年はそのあと梅雨時の豪雨で冬まで一部区間が通行止めになってしまったことから、行けていません。
今年になって全線通行可になったので行くチャンスを伺っていました。
雨が降るといつ通行止めになってもおかしくないのでGWがチャンスかなと。
事前の天気予報では4日が快晴っぽいので、この日に狙いを定めていました。
別にいつでも行けばいいじゃない？と思われるかもしれませんが、自宅からこのルートを使って水窪に到着すると距離にして約100km、途中の山住峠は標高1100mあり完全な山の中です。
さらに県道389号は全く走ったことのない道なので、不安だらけで気軽に行くのは躊躇してしまうのが正直なところ。
ちょっと山登りに近い感覚かな😅
日の出時刻少し前に自宅を出発！ここ最近拝めていなかった富士山が寸座峠からうっすらと見ることができました。
これは幸先が良いかも😋
ちなみにこの日は正午縛りは解禁です。
昼までに戻ってこれる距離ではありません。
春野に到着、春野に来たなら天狗の面で写真を撮るのは外せません。
この日は Tarmac SL5 を選択。
天狗の面のある隣の川には鯉のぼりが...風がないので見た目が目刺しのよう😅
国道362号から静岡県道389号への分岐ポイントに来ました。
ここから北は全く走ったことのない道になります。
分岐を走り始めてすぐに小石間隧道に入ります。全長661mの狭いトンネルで、気田森林鉄道用のトンネルが車道に転用されたもので、1車線しかないので自転車にはちょっと走りにくいトンネルになります。
朝早くだったので、対向車もなく無事通過。
県道389号は気田川沿いを走る道で、いくつか発電所があります。
気田川沿いを平坦に走っていると車幅が狭くなり、少し登り勾配の道に変わります。
車幅が狭くなってすぐ気田堰堤、手前の水路が気田水力発電所に流れています。
豊岡発電所がそのあと登場するのですが、これは山の上から水圧鉄管内に水を落として発電するタイプなので、見栄えがしないので写真は無し😅
赤い勝坂橋が見えてきました。
勝坂橋のワイヤーのアンカー止めの上には神楽で使われる獅子頭。
奥にある瓦の建物は神楽茶屋、この辺りは勝坂神楽の里と呼ばれていて、子授け・子育ての神、八幡神社と清水神社が祭られ毎年10月女装して舞う伝統芸能「勝坂神楽」で有名な所です。
勝坂橋を渡った先には旧勝坂小学校があり、ピンク色に塗られた勝坂神楽伝承舘として残っています。
さらに北に進むと明神峡。この建物は、このルートを通った時には外せない写真ポイントです。
秋には紅葉の名所になるそうですが、通行止めじゃなければ秋にも来たいですね。
豊岡堰堤
ここも豊岡発電所として利用されています。
この先に門桁ダムがあって、そこから本格的に山住峠への登りが始まりますが、手前の集落を走行中に後輪から「バシュ～」と音がしてパンク😱
パンクの話はまた別に紹介しますが、チューブ交換したものの、ミニポンプではタイヤ空気圧を上げきれず、後輪ゆえ体重がかかるのでリム打ちパンクの危険性があるまま走り始めました。
山住峠に到着！
ここも外せない写真ポイント。
しかし、重い身にはこの峠の登りはキツかった😖
山住峠からの景色。
このあと向かいの山を水窪まで一気に下ります。
下りで路面が悪くえぐれた場所は、速度が出るのでリム打ちしやすいので注意！
水窪に到着です。
これは水窪川にかかる飯田線の鉄橋。
水窪の星の駅 碧 - AOI -で少し休憩して出発！
後輪の空気圧が低いので、天竜川を国道152号で南下して自転車屋さんに寄って帰ろうかと思いましたが、確か3～6日はGW休暇中😖
佐久間経由で帰るルートを選択。
電源開発 佐久間発電所の近くの天竜川を渡る飯田線の陸橋脇を歩行者が通れるようになっています。
先日Stravaでフォローしている人が通っていたので、私も通ってみようと行ってみました。
が、高所恐怖症であることを忘れてた😱
折角の絶景ですが「正面だけ遠くを見て、下は見ちゃダメ」と渡りました。
意味ね～😖
佐久間からは県道1号で国道151号沿いの東栄駅を目指します...が、この途中で心配していたリム打ちパンクが発生！
こんなこともあろうかと、最初に穴の開いたチューブをパッチ修理していたので、これに変えてパンク修理完了。
とはいえ空気圧はやっぱり低いです。
再びリム打ちパンクに気を付けて走行。
県道1号は国道151号との合流直前に熊からの県道9号と合流します。
その合流点に到着！
この景色を見れば、自宅までまだ距離は結構ありますが、勝手知ったる道なので少し安心。
ファミマ新城名号店向かいのナンジャモンジャの木です。
今回春野→水窪→佐久間と田舎の山沿いを走ってきましたが、一本もナンジャモンジャの木を見つけることができませんでした。
写真を撮り損ねたけど、国道151号との合流点である愛知県の山の斜面の上の方に咲いているのを見つけました。
ここ新城名号店も愛知県だけど、やはり愛知県で見かける印象というか実際に見る木です。不思議だなぁ...🤔
その後リム打ちパンクすることなく自宅まで戻ってきました。
この日の走行記録です。
ロングライドの目安として距離は100km毎、獲得標高は1000m毎というのを考えていますが、今回距離は200kmに届かなかったけど獲得標高は2000mを越えることができました。
山に行っても平均速度は20km/hを目標にしているので、これも達成できた😋
とはえい山住峠の登り約1時間は時速7.4km/hでした。
山登りの得意な人だと半分の30分程で登るようです😨
今回のルートプロファイルはこちら。
実際のところ今回の山住峠を越えて水窪に入るルートの方が難易度は低いです。
門桁ダムからの本格的な登りまでにダラダラと500m程登っていて、そこから600m程登ればよいだけなのですが、水窪側からだと200mから一気に900m登る計算になります。
いつか挑戦してみたいけど、今の身体の重さじゃ1時間30分ずっと登りというのは厳しすぎる😖
さて、本日はさすがにちょっとお疲れ感があるので、最終日の明日5日（木）はリカバリーライドとしてハマイチしようかな。
3日間まとめて祝日ライドとまとめようと思いましたが、思いのほか長くなりそうなので、1日ごとに紹介します。
