
先日久々に自転車で走行中にパンクを経験しました。
前回走行中にパンクしたのは
2021年1月3日で、約1年4ヵ月ぶりになります。
この時は峠の下りで速度が出たまま、アスファルトの大きな窪みに突っ込んでリム打ちパンクしています。
それ以降パンクは皆無かと言われると、乗ろうとしたら空気が減っていたスローパンクを数回経験しています。
この日はこれを含め2回パンクしているので、ブログのネタに最適かな?と思い経緯を紹介します。
今回は走行中に鋭利な物を踏んでしまったようで、後輪が「バシュ~」と音を立てて激しくパンクしました。
リム打ちパンクや釘を踏んだパンクでは徐々に空気が減っていくので、タイヤの感触が柔らかくなって「あれ?パンクした?」と気が付く程度ですが、今回のは音でいきなり判るパターンです😅
即ブレーキをかけ停車して「やれやれ」と思いつつパンク修理。
私が使っているタイヤはクリンチャー方式のタイヤとチューブを併用するタイプです。
新品の予備チューブを携行して、パンク時にはこれに取り換えます。
手順としては概ね次の内容
①タイヤをホイールから片側だけ外し、チューブを取り出す
②チューブの空気漏れ位置確認
③チューブの空気漏れ位置からタイヤの該当位置に金属片がないか確認
④新品チューブをはめる
⑤タイヤをホイールにはめる
⑥空気を入れる
私はCO2ボンベを予備含め2本携行していて、これを使って空気を入れるので、10分もあれば完了して走り出すことができます。
音から予想したとおり金属片は刺さっておらず、数ミリタイヤ側面がサイドカットされた状態でした。

少し分かりにくいですが、写真中央に縦に裂けてるのがわかるかな?
①~⑤までをサクっとすませ、CO2インフレータで空気を入れようとした時に、悲劇が一つ起きました。

不良品で中が空っぽでした😭
20本格安で売っていたものを購入したのですが、以前にも空だったことがあり予備も考えて2本携行しています😅
格安品は全部捨てようと思いつつ、予備の格安品でなかったボンベで空気を入れましたが、ここでまた悲劇が!

裂けてる箇所が5mm程度あり、チューブがこの穴からぷっくりと飛び出してきました😖
目視で穴を見た時は3mm程度に見えたので大丈夫かと思ったけど、さらに裂けたか?

泣く泣く空気を全部抜いて、携行していたタイヤブートをタイヤの裏面に貼りました。
繊維質の接着布になっていて、裂けた部分を塞いでくれます。
これ以上裂けるのを防いでくれるのと、チューブが飛び出してくるのを塞いでくれます。
もしタイヤブートを所持していなくてこのようになった場合は、応急処置として繊維タイプのガムテープが使えます。あとは最悪折った紙。裂けるのは防げないですがチューブの飛び出しは塞いでくれます。
さて問題はここから。
CO2インフレータ機能付きのポンプ式空気入れを使っていますが、ポンプ式部分で空気を入れるのが大変。
かなりの回数ポンピングしても希望の空気圧まで上がりません😖
空気圧が低い状態で走るとリム打ちパンクの確率が上がります。
私の場合、体重が重いので尚更😱
妥協してリム打ちパンクしないよう気を付けて走り始めました。

でも一応保険はかけておかないといけないので、最初にパンクしたチューブは穴にパッチをあてて補修をして、リム打ちパンクに備えました。
そして勢いよく下った先の登りで路面が荒れた場所があって案の定リム打ちパンク😨
運が良かったのは、まだ自宅まで60km程あったけど、10km先からは知ってる慣れた道だった点。
パッチをあてたチューブにすぐ交換し、空気圧が低い状態で再び走りはじめて自宅まで帰ってこれました。

今回で所有していたタイヤブートの最後の1枚を消費したので、新品を調達。

携行しているチューブ用の簡易パッチはこちら。
接着剤不要で穴を塞いでくれるので、重宝しています。
しかし、以前にも今回以上のサイドカットを経験していますが、昨今流行りのチューブレスレディやチューブレスタイヤって、こういう場合困らないのだろうか?🤔
チューブレスレディタイヤの場合、シーラント液を中に入れておくことで多少の穴は塞いでくれるけど、今回のようなサイドカットの場合には無力なんじゃなかろうか?
その場合、予備チューブを携行してチューブドにして凌ぐしかないのだけど、タイヤ外してベトベトしたシーラント液まみれになるのって、嫌じゃない?
チューブレスタイヤの場合にも予備チューブを携行してチューブドにするしかないと思うけど、出先でビード上げするのって大変じゃない?
稀なパターンかと思うけど、実際に何回かこのような経験を実際にしていると、クリンチャータイヤから移行するのには躊躇してしまうのですよね~
あ、そうそう。今まで使っていた Continental Grand Prix 4000 S II はサイドカットしてしまったので、前後輪とも捨てて新しいタイヤにしようと思うのですが、新しい GP5000 ってどうなの?

GP4000を使っていて唯一不満なのが、使い続けていると何故かタイヤの繊維が糸状に剥がれてきて、たまにスプロケットに絡んでいるのですよね。
GP5000 では対策されてるとしたら嬉しいのだけど...