
ZE1リーフの19回目の定期SOH調整の結果が出ました。
前回18回目のレポートは7月2日のブログにまとめてあります。
・SOHとHx観察(18) ~18回目定期テスト結果報告~
前回は0.28のSOH減という結果でした。
一度90%台から陥落し80%台域に突入したSOHですが、17回目に0.83増で90%台への復活をし、18回目の0.28減でもかろうじて90%台を維持していましたが、9月9日に89.99と再び90%から陥落してしまいました。
9月末に控えた19回目の調整で再び増になり90%台への復活をするか、それとも減で80%台を突き進むのか、気になるところです。
冒頭写真は9月9日の89.99%になったLeafSpy画像です。
前回調整は6月26日に発生し、今回は9月25日に発生したようです。
26日にシステムONしたらSOHが90%を越えていることに気が付きました。
26日朝のLeafSpy画像がこちら。

SOHが90%台の90.44%になっています。
22日に乗った際にSOHは89.95%でした。
89.95%(9月22日)-90.44%(9月26日)= -0.49
今回は、0.49増という結果でした。
増えたうえに90%台に復活です😄
●SOHの変化
SOHの増加を勝ち、減少を負けとすれば5勝14敗です。
さて、いつものSOHの変化グラフに今回の90日を追加しました。

増えるのはやっぱり気分がいいですね。
次のグラフは90日(約3ヶ月)毎のSOH調整分を0とした、日々のSOH変化のみのグラフです。

夏を過ぎたので日々の減少分が減ってきました。
これから冬になるとさらに減っていくでしょう。
4年目と同じかな?
前々回からはじめた1年毎の日々のSOH減少分の比較です。

私のZE1リーフは、2018年1月11日頃に生産されたと思われるので、ここを誕生日=100%として、毎年1月11日に100%にリセットしたと考えた時のグラフです。
お、僅かですが4年目より5年目の秋の方が日々の減少分が少ないようです。
●Hxの変化
Hxの値はZE1リーフでは、SOHと相関の取れない値になっているのであまり意味のない(意味不明)項目になっていますが、グラフには載せ続けています。
ここ最近は横這いかプラスに転じていましたが、秋口になってまた下がりはじめました。
夏の急速充電後は増えることが多いです。
年末でZESP2が終了し急速充電生活から自宅充電に戻りますので、充電直後に走ることが無くなるので、今後は減る一方かな?と期待しています。
Hxもどこまで下がるのか引き続き計測は続けます。
次回調整20回目は12月末頃です、SOH80%台へ陥落はして欲しくないですが。
ZE1リーフは増減を繰り返すので、今の使い方ならそれほど気にするほどでもないかな?と考えています。
運用時以外は補機バッテリーを外して日々の減少や90日調整を強制的に回避している方を見かけましたが、それって意味のあることなのかな?と疑問に思っています。
健康診断をずっと受けずに「自分は健康」と言っているようなものかと。
ZE1リーフのSOH決定アルゴリズムは不明な点も多く、ちょっと懐疑的な部分もありますが、ZE0と比べて結構実際の駆動バッテリーの状況に合った値を示している気がします。
強制的に回避してバッテリー状況とかけ離れたSOH値には意味がないし、もしそんな車両を手放したとしたら次に買う人が気の毒かと。
なんとなく次世代のSOHアルゴリズムでは、コントローラ内に長時間バッテリバックアップ可能なRTC(リアルタイムクロック)を装備して、強制的な回避にも対応してくると予想しています。
Posted at 2022/10/29 21:54:30 | |
トラックバック(0) |
リーフ:電費やLeaf Spyなどの話題 | クルマ