
先日、ザ・ピーナッツバター・ファルコンを観てきました。
変なタイトル名ですが、これはプロレスラーに憧れる主役の一人が試合に出る際のリングネームです。
何シテル?で報告したように、公開1週間でレイトショー枠から外れることが分かったので慌てて観てきた次第。
爆発的な評判で注目の作品でもないうえに、公開終了になるわけでもなく、さらに平日のレイトショーだったので、300人入るスクリーンにただ一人という貸し切り状態での鑑賞でした。
今までにも経験ゼロではないですが、久々の貸し切りでした。とはいえ総じて自分が観に行く時って、人数が少ないけど大丈夫かな、イオンシネマ豊川。
さて、作品ですが海外版のトレーラー動画を貼っておきますね。
実際に動画を見るのはYoutubeで再生するのがお勧めです。
日本の公式サイトはこちら
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン
ストーリーとしては、ダウン症なのに老人施設に入れられたザックが、プロレスラーの養成学校に入りたくて施設を脱走し、仲間の獲物を盗んでいたのがバレて火事を起こし逃亡中の漁師タイラーと一緒に旅をするが、途中ザックを探す老人施設の看護師エレノアも合流して3人で旅をするという内容です。
ジャンルとしてはロードムービーに分類されるのかな。
主役の一人が障害(本作はダウン症)のある設定の過去作を挙げれば...
・レインマン
・アイ・アム・サム
・ビューティフル・マインド
・レナードの朝
・フォレスト・ガンプ
・ギルバート・グレイプ
・カッコーの巣の上で
などが自分の印象の中にはありますが、いずれも名作や良作ばかりですよね。
ということで、本作も駄作ではないだろうという期待を込めて観てきましたが、ストーリー展開にちょっと雑な所はあるものの、良作な作品でした。
自分の心が荒んだ時に観ると、落ち着くいい映画かも。
そして先日紹介した「
イエスタデイ」のように、ヒロイン役が可愛いことこのうえないw
エレノアを演じたのはダコタ・ジョンソン(Dakota Johnson)ですが、俳優のドン・ジョンソンと女優のメラニー・グリフィスの娘だそうです。

ドン・ジョンソンと言えば刑事ナッシュ・ブリッジスかもしれないですが、オッサンな私としては、特捜刑事マイアミ・バイスのソニー・クロケットの印象が強いですね。
メラニー・グリフィスは自分としてはエイドリアン・ライン版のロリータでシャルロット・ヘイズの印象が強いかな。(スタンリー・キューブリック版のロリータも好きです)

この二人の娘ね...ふむ。
映画の最初にザックが一度目の施設からの脱走に失敗し、エレノアに叱られるのですが、そのなかで髪をかき上げる仕草で完全に虜になりましたw
そんなエレノアを集めた動画がこちらです。
実にいいw
この動画で1:45の所が上で話題にしたシーンですね。
作品には脇役としてブルース・ダーン(Bruce Dern)がいい味を出しているほか、プロレスファンならジェイク・ロバーツ、ミック・フォーリーを見て「おぉ!」と思う筈です。
名前が分からないけど、途中に出てくる盲目のレゲエのじいさんもいい味出してます。
ブルース・ダーンは、映画「
LUCKY」で主役だったハリー・ディーン・スタントン亡き今となっては、彼の代わりになる貴重な役者として注目しています。
LUCKYについてもどこかで語りたいな。
あ、いかんいかん今回は「ザ・ピーナッツバター・ファルコン」の紹介でした。
配給がイオンエンターテイメントなので、
イオンシネマに行けば観れるのかな。
エンディングで流れる曲で、こちらも気に入りました。
作品内容とダコタ・ジョンソンがお勧めの映画です!
Posted at 2020/02/16 00:03:23 | |
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