
こちらはパイオニアのペダリングセンサーで使うマグネットです。
左右のべダル計測をする場合には車両1台につき左右で2個貼り付けて使います。
これ現在1個¥1,045(税込)もします。
一度フレームに貼り付けると粘着力があるので、外す際にかなりの確率で破れて中の磁石が顔を出します...orz
事業譲渡でいつまで供給が続くのかも分からない状態で、余分にストックしておくか?と思っても、これはちょっと高いです。

この磁石はこんな風にフレームに貼り付けて使います。
他の磁石が使えないのかな?
製品のFAQでは次のように紹介されています。
Q.パッチタイプマグネットの代わりに、他社製のスピードセンサー用マグネットでも使用できますか?
A.ペダリングモニターセンサーのマグネットは、長手方向に N 極 S 極となっていますが、一般的なスピードセンサーのマグネットは表裏に NS 極性がありますので使用できません。
そうですか...
気になって調べたところ、ネオジム磁石の磁極は製造時に色々と種類を作れるようです。
・
ネオジム磁石 磁化方向(ネオマグ株式会社)
リンク先の情報がこちら↓

へ~、円柱型でも色々とあるのですね。
おそらくペダリングモニターのマグネットは角型ではありますが、円柱型の左から2番目(径方向)の仕様なのかな。
ネット検索すると市販のネオジム磁石が使えるという報告をいくつか見つけました。しかもダイソーの安いのでもOKらしい。
ならば試してみようじゃないの。
ダイソーには4種類の製品があるようです。

結論から言うと、OKでした。

まずはフレームに貼り付けるために両面テープを適当に切って貼り付けます。

ハサミで余分な箇所を切り取ります。
ペタ...貼り付けます。
動作するかはペダリングモニターのマグネット構成画面で確認できます。
くるくると...くるくる...あれ?反応しません。

これだけ隙間があると駄目なようです。
磁石なので、簡単に積み重ねることができます。

3枚重ねにしてみました。
ネオジム磁石なので、3枚は強力にくっ付いています。

ちょっと写真が暗くて分かりにくいですが、隙間は結構埋まりました。
くるくる......
反応しました!
FAQで「長手方向に N 極 S 極」となっているので円柱の向きとかシビアかと思いましたが、事前に試した様子だと向きは関係ないようです。
次に右クランク側にも貼り付けます。

こちらは2枚で十分。
くるくる......
反応しました!

ちょっと引いた写真。

校正スタートしてマグネット校正をしてみたところOKでした。
ということで、ダイソーのネオジム磁石は代用品として使えました。
現物を確認するとダイソーの磁化方向は(高さ方向)のようです。
径方向でないのに何故使えるのかは謎、ひょっとしたらエッジ部分の磁束を捉えているのかも。
自分が店に行った時には3種類の製品が在庫されていました。
あらためて全部紹介します。

これは2枚入りで少し大きめ
ペダリングセンサーも反応し、問題なく使えますが、クランクとフレームの隙間が開いている場合、2枚入りで¥100なので、5枚欲しい場合は¥300かかります。ちょっと割高。
1枚入りのは在庫がなかったです。おそらく1枚入りでも大丈夫でしょうが、より割高。

これは4枚入り、今回はこれを使いました。
5枚使ったので¥200ですみます。

これは8枚入り、結構小さいです。
5枚ならこれで¥100でいいんじゃないの?と思いますが、磁場が小さいのかこれは積み重ねても反応してくれませんでした。
ということで4枚入りの品がお勧めです。
見た目がちょっと美しくありませんが、これなら紛失しても痛くないですね。
ちなみに、ネット検索で径方向のものは買えそうなのですが、そのサイトトップから径方向のページに飛ぶ方法が見つからないw
・
ネオジウム磁石 φ10㎜×2㎜ 径方向着磁 (株式会社サンギョウサプライ)
角型もあるので径方向のあります?って電話してみようかな。
とりあえずはダイソー製品で、安心してペダリングセンサーを使い続けられそうです。
Posted at 2020/10/29 04:07:37 | |
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