
自転車の良さの一つに、ふらっと立ち止まりながら気になった地域を探索するという楽しみがあります。
車で行ってもいいのですが、狭い路地とか駐車を考えると少し面倒です。
先日この近辺では有名な廃線跡を辿ってきました。
鉄道の名前は「豊橋鉄道 田口線」詳しい説明は
Wikipediaに任せるとして、愛知県道32号線を長篠の交差点から鳳来寺に向かっていると、道路左側に石の塔が見える場所があります。
冒頭写真は、鳳来寺から長篠に逆方向に向かっている状態で、道路の右側に塔が見えています。
田口線は知らなくても、この近辺でこの塔に見覚えのある人は多い筈。
これは豊橋鉄道 田口線の大井川橋梁跡です。
1968年9月1日に廃線になったので、私が生まれて1年経たずに廃止になった鉄道です。約50年前ですね😅
50年前とはいえ、田口線は随所に遺構が残っているので、廃線マニアの方達には有名な路線かと。
今年の5月に「道の駅したら」が開業され、敷地内に田口線の木製車両が展示されていることから、本来なら全線辿りたいところですが、この日は四谷の千枚田に行く目的があったので、そこまでの道中でロードバイクで立ち寄れる場所を巡ってきました。
最初は冒頭写真にも掲載した大井川橋梁跡です。

鳳来寺に向かっているので左手に橋梁が見えます。
Google MAPでいうと、
ここ。
昔の地図では...

赤矢印の先が「大井川橋梁」です。
と、ここで痛恨のミスをしていることに気が付きました。
地図の赤矢印の先の右下の方にトンネルがあります。そして「内金」の地名が!
内金トンネルを通ってくるのを忘れています😨
このトンネルの反対側には

河津の桜並木で有名なポイントです。
ま、来年河津桜が咲いた時でいいか...
この先には、ロードバイクで行くのは少し厳しい三河大草駅跡があります。

大草と地名の先の矢印先が大草駅
大草駅から「峰」と書かれた地名まで、トンネル郡がありますが、これらは今も残っています。
今度グラベルクロスバイクで行ってみようかな。
次に訪れたのは、赤丸で囲った田代トンネル

わかるかな?

ズームすれば判りますよね。トンネル南口です。
これ、
県道389号のすぐ脇なのです。

軽自動車の止まっている左にあるバリケードが目印。
これ多分知らずにここを通っている人って多いのではないかな。
田代トンネルは鳳来寺駅から北に向かってすぐ抜けるトンネルでした。

これはトンネル北口からの写真。
ここは小道になっていて、
反対側にも廃線跡が小道として残っていて、その先にトンネルがあります。
ここからしばらく田口線の跡はないのですが、
ファミリーマート 新城玖老勢店の先から廃線跡が道路になっています。

道路から
左に分岐する道があって、
その先に橋があります。

地図上の一番下にある斜めの赤線がこの分岐です。
その先に川を渡ってる橋がありますが、それが現在もある橋。
ここから線路跡に細い舗装された道路が続いていて、その先には赤丸で囲ったトンネルが2か所あります。

一つ目、
双瀬(ならぜ)トンネルです。
抜けてすぐ次のトンネル
宮裏トンネル、諏訪神社のすぐ裏にあるから宮裏?と思ったのですが、古い地図上では諏訪神社は無いですね。
県道435号とのT分岐まで進んで、廃線跡の道路は終了!
しばらく県道32号を進みます。

すると四谷の千枚田に曲がる交差点がやってきます。
この交差点も田口線ポイント!赤い矢印の先です。

スロープの上には何やら怪しげな通行止めの看板。

海老トンネルです。

反対側には廃線跡が続いていて、この先には滝上駅跡があります。
が、この日はヒルが怖いので行きません。
海老トンネルの先には田口線最長のトンネルがあります。

稲目トンネルです。このトンネルは廃線後に県道389号に転用されました。
田口線跡を追うのは今日はここまで...四谷の千枚田に向かいました。
この稲目トンネルの先にもトンネル含め田口線の跡はいくつかあります。
が、私はこの稲目トンネルを自転車で抜けるのが苦手です😖
行くとしたら与良木峠を抜けてか、国道257号で西周りで稲目トンネルをパスしてその先に行くか、神田(こだ)から国道473号で東周りで行くかの3パターンですね🤔
そのうちレポートします。
・豊橋鉄道 田口線(2)
Posted at 2021/09/22 04:24:20 | |
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