
i-MiEVのドアチェックを交換しました。
ドアチェック(ドアチェッカー)は車のドアの最大開度と半開き状態を固定してくれる部品です。
冒頭写真の部品がそれ。
中古で購入した当初より、半開き状態の固定が弱いなぁと気になっていました。
少し強い風が吹くと固定が維持されずガバっと開いてしまいます。
私が乗る分には気を付けて開閉するので良いですが、そんな事情を知らない人が助手席に乗った時には気を遣っていました。
そのうちドアチェックを交換しようと思っていましたが、年寄を乗せる機会が増えたので交換することに...
i-MiEVは生産終了した車ですが、新品部品はまだ入手可能です。

ということで、いきつけのパーツ屋(モノタロウ)で購入。
部品はドア1枚分なのでフロントのドア左右分で2個購入が必要です。

品番は
5702A088 です。
税込み ¥2,088 なので フロントドア左右だと \4,176 です。
どうやら i-MiEV 専用ではなく、他の車種と共通の部品のようです。
ドアチェックを交換する時にはドアの内張りを外す必要があります。

まず窓の前側に付いているカバーを外します。

次に外すのはガラス窓の操作スイッチ部
手をかける穴の中にネジがあるので、これを外してスイッチパネル部分を外します。

外したらスイッチのコネクタを抜きます。

2個目のネジはドアを開くレバーの中

3個目のネジはヒンジ近くです。
ネジはこの3箇所のみ
これでドアの内張りが外れます。
外すコツとしてはどの車も同じですが、ドアの内張りって基本ガラス窓枠に引っかかっている構造です。
なのでドアの下部から上部に内張りの固定部分を外していき、最後に引っかかった内張り全体を上に持ち上げて取り外します。
内張りはワイヤーケーブルで繋がっているので完全に取り外さず、ぶらんと宙づりにしておきます。
ガムテープなどでドア本体から固定すると良いかも。

ブチルテープで固定された雨水進入防止のビニールシートのこの部分をめくります。

ドアチェックはドア側2箇所のボルトで固定されているので、これを外します。

ボディ側は1箇所のボルト止めなので、これを外します。
このボルトは結構強く締められているので、ドア側2箇所を外す前にゆるめておくのが良いかも。

これでドアチェックを取り出すことができます。
先ほどめくったビニールシート部分から取り出します。
ちなみにドアチェックが外れてしまうので、ドアを止めておくことができなくなります。
何等かの方法でドアが最大開度以上に開かないよう工夫しないと、ヒンジ部を痛めたりドアが曲がりますのでご注意を!

新品のドアチェックを取り付けたらビニールシートを元に戻して、ドア内張りを元に戻します。

交換完了です。
節度ある開き具合になりました。

助手席側も交換完了!
どちらかというと助手席側の方がユルユルでしたので、これで一安心。

新品はこの状態でカッチリとしていて動かすことさえできない状態でしたが、取り外したドアチェックはこの段階でグラグラとしていました😨
新品部品がまだ入手可能なので自分で作業しても良いですし、部品手配から全てディーラーにお願いするのもアリかと思います。
Posted at 2025/10/07 17:46:51 | |
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