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仕事でご縁のあった方がAUTOMOBILE COUNCIL に個人出展されると伺い赴きました。
自分含め入場者の平均年齢高いですね。(笑)

閑話休題
先ずはVW Golf Caddyをフルレストアされたというその方のブースを表敬訪問

まぁ凄いこだわりで、呆れ果てたというのが本音であります。(笑)
おそらく世界最上級のコンディションでしょう。
そのブースにいたBASFの調色担当の方と話が弾みました。
クルマの調色は事故等で再塗装することが前提で開発されるとの事。生産ライン用の塗料と修理工場に供給する塗料は溶剤などの条件が異なるため、補修用塗料の調色が再現できる(供給できる)準備が整ってはじめて採用決定が下されるとの事。
なるほどです。


今回の目的その2「Giorgetto Giugiaroのトークショー」
御高齢の御大が来日されたのです。

高齢故の声のカスレをものともせず、自らの生い立ちから自動車デザイナーになるまでを熱く語っておられ、聞いているだけで目頭が熱くなってきました。
中でもデザインから生産に移行するため法規規定への適合等の工夫等も絵を描きながら解説されました。

生きた伝説ご本人の声を聴くことが出来るとは存外のことでありました。
因みに、冒頭の”Project Caddy”の主はしっかりとミニカーに御大のサインをいただいたそうです。これぞ家宝です。

気分が高揚した後、会場を散策したら、なんとGT40が展示してあるではありませんか！

オリジナルの実車を見たのは初めてです。
各部の写真を撮りました。








中でも最も注目したのがキャブ周辺の処理です。

ここはCool Airをキャブに供給する空間ゆえ、キャブボディ周囲をアルミパネルで囲い、エンジンルームからの熱気を遮断している造作がはっきりと見えます。
当方のリビルドでも見習うべき箇所です。

本当はエンジンルーム内を見せていただきたかったのですが、社長さんが捕まらなくて気を逸しました。ザンネン


久しぶりに疲労を感じつつも充実した休日となりました。

明日もGiugiaro御大のトークショー第二段があるようです。
皆様もお出かけあれ！

大学同窓の先輩、既報の工具蒐集家

蒐集は軍用品にまで及び

遂には京都工具「KTCものづくり技術館」への展示、寄贈に至りました。

蒐集もある域を越えると煩悩が消え、ここに極まれりの感ありです。

ゆっくり出来る休日が取れたので、久しぶりにエンジン始動を試みました。

午前中にアイドル空燃比を適宜調整して暖気まで行い、昼食後撮影した様子です。
特に可もなく不可もなく….

クラッチペダルを踏むとスレーブシリンダーが戻らなくなる現象が課題です。
さてはて….

新年1月18日、題記の個体がオークションに出ます。

マックイーンの「栄光のルマン」登場車だそうです。
カッコいいですねぇ〜　欲しいなぁ

2016年にオークションにかけられた917K-024が15億円超だったそうです。
手持ちの金融資産と不動産を総動員して買えるかなぁ….
買ったら離婚されるだろうなぁ

楽しい悩み(妄想)は尽きません。

明日は休みだ、未だ甦らないGT40を整備しなきゃ！

頼まれ工作をしたり、仕事が超絶繁忙だったり、コロナに感染したりとまぁ自分の時間が確保できず今日やっと身辺の環境整備をしたところです。

閑話休題
片付けや掃除を終えホッとして目に留まったタイトル画像の一書
ダストカバーを剥いた姿


で、ダストカバーを広げると

魅惑的な図面が現れます。

とても重い書物で

拙宅蔵書の5本の指に入る巨漢です。

パラパラとページをめくっていたらとんでもない写真に吸い寄せられました。

ナンジャこりゃ！





12気筒だと固く信じてきたのに、16気筒じゃぁありませんか！
ポルシェではこの16気筒エンジンを3機作り、その1機をシャシーNo.027(スパイダー)に搭載したとのこと。
他の917関係書を紐解いても16気筒に触れた記述が見当たりませんでした。

というわけで、とてもびっくりしたのでアップした次第です。

皆様ご存知でしたか？