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毎度のGT40絡みです。

題記の映画、1966年ですから54年も前の不朽の名作
実は初めて観ます。
どんな昔の映画でもイイ女はやはりイイ女です。終始彼女が着ているムートンのコート、これもイイですねぇ

ところで、私の脳細胞はもうずっとハリウッド映画に侵されていますので、日常を微細なタッチで描いた恋愛映画は逆に新鮮でした。
特に二人がマスタングの車中で暫し沈黙となるシーンは、ハリウッドではあり得ないシーンで何だか日本画の余白のような印象を受けます。

ところで話は観た動機に戻ります。
この映画に登場するGT40シャシーNo.1003は1965年に仏フォード に供給され、何と映画の”男”の俳優ジャン=ルイ•トランティニャンが同年5月のニュルブルクリング1000kmに出場するもリタイヤしたクルマそのものであります。
この辺りの話を交えた当時のオーナー訪問記、そしてサフィアのGT40レプリカの記事がCG誌’85.02に宮野滋さんのリポートで掲載されていますのでご興味のある方はご覧になってください。




さてこの映画を観るにあたってDVDを購入したのには理由がありまして•••

特典映像がもう一つの動機でもあります。
知る人ぞ知る非合法ワンカットショートムービー 「ランデブー」 のデジタル•リマスター版が付いているのです。
youtubeの無粋なコメントには目もくれず映像を堪能するのが筋かと思います。

このショートムービーの詳細はwikiを参照いただくとして、クルマ好きとしては是非とも手元に残したいものの一つでした。