昨日、ヴェゼルをレンタルしてターンパイクを走ってきました。
峠道に合わせて、Bレンジのスポーツモードを使用しました。
当然、全域でエンジン全開。
音はそれなりに入ってきます。
音が我慢できれば、パワーはなんとか足りるという感じです。
意外だったのは、下り坂の制御ロジックです。
ターンパイクのような長い下りの場合、あっという間に回生して、走行用バッテリーが満充電になります。
30プリウスの経験でいうと、この状態になると回生が効かず、フットブレーキを使わないと速度を殺せなくなるはずなのですが、ヴェゼルの場合は満充電になっていても、フットブレーキを使わずにかなり速度が落ちます。
その際、かなりの回転でエンジンが回っているようなので、エンジンブレーキになっているのかなんなのか…
分かる人、教えてください。
登りはもちろん、下りも回生ブレーキが効くということは、ほぼワンペダルで走り切ることができます。
速度コントロールはしやすいかな、と思いました。
ハンドリングの方は、ヘビーウェットなのでちょっと抑え気味なことを考慮しても、思ったより安心感があって、早く走れるかなという感想を持ちました。
リヤがトーションビームですが、かなり横Gがかかっている状態で、脚を跳ね上げるような入力があっても横っ飛びするような感じもなく、姿勢が想像以上に安定していて、ステアリングの修正が少なくて済みます。
自分的にはかなり飛ばしましたが、想定外の挙動でヒヤッとすることはありませんでした。
ただし、乗り心地寄りのセッティングだと思うので、時折揺れの収束が悪い場面はありました。
前後ほぼ6:4の重量バランスなので、コーナーの中間でからハンドルを切り足してもしっかり舵は効くし、このクラスと乗り心地を考えると、なかなかよく出来てると思います。
それからこの性能にはタイヤもかなり貢献していると思います。
ウェットでもしっかりグリップし、乗り心地も良いという、さすがミシュランなタイヤです。
速度が低いと頼りない軽々なEPSも、速度が上がると、重みが増してしっかり感が出てきます。
新型は、標準仕様で先代ツーリング並みにボディ剛性があるということなので、今後モデューロXが出たらすごいことになりそうだな、と思う走りでした。
Posted at 2021/09/19 21:17:54 | |
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