某パンメーカーのCMのようなタイトルになってしまいました。
さて、この週末は六本木で電動車のイベントをやっているとのことで、早速行ってきました。
まぁそんなに大きな規模ではないですが、ベントレーがあったり、試乗ができたりして近くの人がふらっと寄るにはいい感じのイベントだったような気がします。
で、試乗はずっと乗りたくてもチャンスがなかったBYDのドルフィン。
ロングレンジ仕様ですね。
街乗りなので断定的なことは言えませんが、まぁやはりまだ日本車のレベルではないかなと思いました。
試乗中、突然自動ブレーキが瞬間的に作動したり、舗装の悪いところではバタつく脚など、この価格で買ってファーストカーとなると、今の煮詰めのレベルではかなり厳しそうな感じでした。
同乗してくれたのが、諸星陽一さんという自動車ジャーナリストの方でしたが、この方も概ね同意見でした。
そういえば、もう冬なんですねと思わせてくれる景色もありました。
それから個人的にサプライズな収穫だったのは、レクサスRZのステアバイワイヤの仕様が展示されていたこと。
実車に触ってみると色々な気付きがあって、ウインカーレバーやワイパーレバーは短くなり、ライトスイッチやワイパーの調整系統はセンターパッド一番下の左右に配置されていたり、新しい体験ができそうな車でした。
で、せっかく六本木に行くのにこれだけではもったいないからと、新横浜(全然ついでに行ける距離じゃないけど。)まで足を伸ばして、ヒョンデのCXC横浜まで遠征。
目的はコナの試乗です。
これもちょっと流れの早い国道を流しただけなので、断定的に語れないですけど、こっちの出来はヤバいです。
このままだと本当に日本メーカーはヤバいと思います。
相当色々煮詰めているので、隙がなくBYDなんかとは比較にもなりません。
ちなみに先ほどの諸星さんも同じことをおっしゃっていました。
なんなら個人的にはIONIQ5より乗り味が馴染んだくらいです。
クセがないので味も薄めですが、静かで乗り心地がよくスーッと曲がり、直進安定性も高い。
ボディサイズも扱いやすく、最小回転半径も5.4mと日本ではジャストサイズ。(IONIQ5は6.0m近い。)
実際、コナが発売されてからはIONIQ5よりコナの方が売れているとのことでした。
日本仕様のバッテリーは中国のCATL製とのことですが、これは韓国工場製造のものが全数そうだからとのことです。
EU向けのチェコ(?)工場製は韓国LGのバッテリーだそうですけど、むしろCATL製の方が安心かも?
まぁ確かにデザインにクセがあり、お国柄好き嫌いが生じるのは致し方ないですが、韓国の車というだけで食わず嫌いをするのはもったいないと思いますし、日本の現在の立ち位置を知って危機感を持った方がいいかな、と思うくらいでした。
もし、韓国に抵抗のない若者がこの車を買っているとしたら、若いのに車を見る目があるなぁという見方でその人を見るかもしれません。
もちろんベテランが買っていても同じ感想を持ちますけどね。
まぁとにかく一度乗ってみてください。
価格が近いリーフは、大規模なリフレッシュをしないと今の価格ではお話になりません。
Posted at 2023/11/19 01:26:11 | |
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