• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2015年04月12日

データは雄弁なり。。。

データは雄弁なり。。。  私も顧客から「定性的な話で誤魔化すな!データを見せろ!」といつも怒られていますが。。。(汗

 さて最近はオートメカニック誌がなかなか面白いです。画像はCX-3 MT車で2速1,600rpmからの全開加速度データより過渡トルク特性を推定したもの。「低速トルクガー」「ターボラグガー」という言葉の羅列よりもはるかに説得力があります。
 一般道で2速全開という状況は多くはないと思いますが、比較のため2Lの排気量から350Nm/1,750rpmを発生し、BMEPではCX-3とほぼ同等な自分の120dで同じことを試してみると、タコメータの針が2,000rpmを過ぎる頃にはブースト1.5barを超えました(最大ブーストは1.6bar弱くらい。あとで状況が許せば動画を撮って確認したいです。)。排ガスでEURO5レベルに留まる私の120dとクリーンディーゼルを比較するのはフェアではありませんが、登場年次が7年新しく、過給の邪魔をしないLP-EGRや回転センサ付きターボチャージャ等最新のテクノロジで武装する割には、SKYACTIV-D 1.5のターボラグはちょっと大き目と言えるのかもしれません。

**********
 乗り替え後3年が経ち記憶も薄れて参りましたが、前下駄車シトロエンC4 1.6HDiは120dよりブースト圧が低い(1.25bar)にも関わらずかなりターボラグが目立つ車で、シフトダウンを怠ったまま右車線の隙間に飛び込むと加速せずに焦ったり、ヘアピンが続く上りの峠ではコーナー毎にヒール&トゥ駆使して2速に落とす必要がありました。どちらもシングルVGターボ過給ですが可変ノズルベーンの駆動が120dは応答性に優れる(が高コストな)DCモータ式、1.6HDiは安価なダイヤフラム式という違いがありました。

 SKYACTIV-D 1.5はどうだったかな。。。とオートメカニック誌2014年11月号を紐解くとこちらもコスト重視なのかダイヤフラム駆動。あとマツダはNOx後処理に頼ることなく部分的にPCCI燃焼を採り入れることでポスト新長期規制をクリアしており、過渡状態でNOxを増大させない為に応答性に制約が出ている可能性もありますね。
ブログ一覧 | ディーゼルエンジン・ディーゼル車。 | 日記
Posted at 2015/04/12 23:53:33

イイね!0件



今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

燃費記録詳細 美ヶ原高原・高峰山 ...
とく1954さん

6/1)皆さん〜おはようございます ...
PHEV好きさん

送迎デッキでのんびりと・・・(^_ ...
hiko333さん

嘘ですよね?
あつあつ1974さん

函館の旅のしおり 最終案 25年 ...
ミムパパさん

今日の遅いランチでした!
のうえさんさん

この記事へのコメント

2015年4月13日 0:16
でも、どうもSKY-DのMTは1・2速はブーストかスロットル制限が入っているような気もするのですよねえ。

MSアクセラではそういう制限が入っていたのは有名ですが、SKY-Dでは今のところそういう制御が入っているかどうかは公式には確認できてません。

が、乗った感じではなーんかそういうリミッター的なものもあるような、気がします。
コメントへの返答
2015年4月13日 7:34
こんばんは。コメントありがとうございます。

ターボラグが顕在化しやすい低ギヤ時に制御でトルクピークをカットするのは良くある手法ですよね。
最大ブーストを抑えてそこに到達するまでの時間を早くするのもその目的の一つで、逆に意図的に応答遅れを大きくするような制御が入っているとしたら不可解ですね。過渡状態の排ガスを悪くしない為にやむなく。。。とかいった事情でしょうか。
2015年4月13日 0:46
詳しいことは分りませんが

マツダの1.5LのDターボATはイマイチ運転が楽しくなかったです。

コメントへの返答
2015年4月13日 1:13
こんばんは。コメントありがとうございます。
試乗もせずに言いたい放題書いてるので、はやく試乗しなくては。。。
本当はチョイ乗りでなく、レンタカーでみっちり乗ってみたいのですけどね。
2015年4月13日 1:28
こんばんわ。
CX-3に試乗したものの、あんまり印象が良くなかったのでブログに書けないタッチ_です(苦笑)。

なんでそーなっているのか事情は判りませんが、確かに2000rpm以下の領域ではアクセリングに対するラグというか、反応が緩やかでしたね。

ボクのG2.5が最大トルクでほぼ同値。車重はこっちが200kg重い上に全負荷比較は勿論出来ず、世のジャーナリストが「トルクが強力」と絶賛するD1.5のパーシャル域でのドライバビリティや如何に?と楽しみにしてたんですが、2.5L NAに比べるとアクセルのツキが全くお話になりませんでした(^_^;)。
確かにトルクはあるんで不足なく走るんですが、踏んだ瞬間の反応が直ぐ返るG2.5に対して、一拍遅れるどころか緩慢に立ち上がってくる感じのレスポンスに「あぁ、ボクにはこりゃダメだ」と思った次第です。

以上、大排気量NAガソリン好きのコッソリインプレでした(^_^;)。
コメントへの返答
2015年4月13日 23:52
タッチ_さん、コメントありがとうございます。

 デミオXDの時もそうなんですが、CX-3もジャーナリストによってかなり評価が割れてますよね(特にMT車)。事情で悪く書けない人も居るでしょうから、もうこの時点で「お察しください」。と判断すべきなんでしょうか(笑。
 エンジン性能曲線上ではシングルターボにも関わらず低速トルクの立ち上がりもかなり期待できそうな感じのSKYACTIV-D 1.5でしたが、定常・全負荷で描かれたトルクカーブなどやはり参考に過ぎないのだと痛感させられますね。。。

 私は「兼坂弘の毒舌評論」の信者なので今更過給ダウンサイジングからは離れられないのでありますが(汗、初期型リーフでモータの鬼トルクに触れて以来、やはり低速トルクは強大で尚且つアクセルを踏んだ瞬間に踏んだだけ出るに越した事はないと思うのであります。。。
2015年4月13日 8:21
まだCX-3には乗っていないですが、デミオのディーゼルに乗った時の実感は確かに左側のグラフの通りで、右側の性能曲線とは乖離しているものでした。

個人的にはスカイアクティブディーゼルはPCCI燃焼をしているために過渡領域では性能曲線ほどのトルクも馬力も出せないのでは、と考えています。性能曲線を高回転側に500回転くらいずらした感じが実際にのってみた印象と一致する感じですね。圧縮比も関係しているかもしれないですが、いかがでしょうか。

昨日乗ったE220BlueTECは177ps/400Nmと、2.2Lスカイアクティブディーゼルとほぼ一緒のスペックですが、はるかに低速からパワフルでした。一度お乗りになってみて感想をうかがいたいです。
コメントへの返答
2015年4月14日 7:36
 こんばんは。E220ブルーテックのブログ、たいへん興味深く読ませて頂きました。
 E250を敢えてラインナップから落とし、同一価格で2ステージターボの220CDiを揃えてきたメルセデスの本気を感じました。個人的にはリーンバーン過給+EGRにも興味津々なのでガソリン4発も残して頂きたかったところでありますが。。。

 前に乗っていたPSA製の1.6HDiは120dより過給圧が低いにも関わらずかなりターボラグが目立つエンジンで、加速時は1,500rpm以下はほぼ使い物になりませんでした。恐らくVGターボのベーン駆動方式の違い(ダイヤフラム式。120dはDCモータ)によるものと思いますが、SKYACTIV-D 1.5の過渡応答性が1.6HDiに近いものだとしたら一部ジャーナリストの指摘もさもありなんて感じです。と思って過去のオートメカニック誌を見返すと、SKYACTIV-D 1.5もベーン駆動はダイヤフラム式でした。排ガス(NOx後処理なし+PCCI燃焼)の影響も大きいかと思いますが、さて原因はどちらでしょうか。。。

プロフィール

「「確認」してみるか…」
何シテル?   04/19 19:35
色々と面倒な時代になったので、現在は個人的な備忘録としての利用に留めフォローバックはしません。ご了承ください。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/6 >>

1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     

リンク・クリップ

Engine Adaptation Reset② 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/04/24 21:11:17
Engine Adaptation Reset 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/04/24 21:10:37
[スズキ ST250 Etype] ミクニBST34キャブレターについて 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/12/18 22:00:21

愛車一覧

カワサキ スーパーシェルパ カワサキ スーパーシェルパ
不注意で失った一号機の代替。購入時の走行距離は46,812km。吊るしでは色々不満もあっ ...
BMW 1シリーズ ハッチバック BMW 1シリーズ ハッチバック
RWDでディーゼルでMTってだけの理由で偶々乗ってる下駄車。レンタカーの如き地味な外板色 ...
ホンダ XR250 MD30 ホンダ XR250 MD30
下駄車スーパーシェルパが原因不明の電装系トラブルで不動に陥った時に代替車として購入。空冷 ...
トヨタ カローラフィールダー トヨタ カローラフィールダー
 パートナーの新しい下駄車。スタイリングではマツダ・ベリーサの方が好みでしたが、残念なが ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation