2022年04月13日
サイドカーからの進化
MacとiPadのOSが新しくなり、昨夜ダウンロードして一斉にアップグレードした。ハードウェアが比較的最近のものであれば、最新のOSにアップグレードできるというのはApple製品の最大のメリットでもある。
Appleのエコシステムに完全にはまり込んでいる訳だが、以前はWindowsを使っていたのが長いので、Macの使いにくいところもまだまだ感じられるところがある。両方とも一長一短と言えばそうなのだ。
Apple製品で統一することで便利なことはいくつかある。それが少し以前に登場したサイドカーというiPadの画面をMacのマルチ画面にできるという方法だ。私はこれはとても便利だと思っていて、リリースされた頃は使って見たのだが、それほどマルチ画面が必要とすることもなく、使う機会がほとんど無かった。
今度は、画面をMac画面にするのではなく、キーボードとマウスをMacで使っているものと共有するという流行りのシェアリングということだ。つまり、iPadはMacの画面になるというのが以前のやり方で、今度はiPadのOSのまま、キーボードとマウスがそのままシームレスに使えるという操作性を実現するということなのだ。
私はMac Book Proでもほとんど、本体についているキーボードは使わず、「Happy Hacking Keyboard Pro Bluetooth無刻印/黒(US配列)」を、マウスはLogicoolのMX Master 2Xを使っている。Mac本体はディスプレアームにノートパソコン用の台を取り付けて、宙に浮かせているのだ。iPadも同じようにアームを取り付けて宙に浮いた状態で並んでいるのだ。だから、サイドカーをするにしても、キーボード・マウス・シェア(Universal Control)にしても比較的使い易い環境である。
ただ、ユニバーサル・コントロールを使ってみて、使いづらいと感じることがあるので書いておくと、一番問題なのは日本語入力である。日本語を入力しているだけでもMacでの変換とiOSの変換は異なるし、言語を切り替えるのもキーの組み合わせが使えなかったり、英語で大文字を入れたりするのが簡単にできないのだ。こんな簡単なことができないのは残念なことだ。ベータ版であることから、今後良くなる可能性があるのだが、今の時点では日本語も英語もあまり使い勝手が良くない。
何故、英語でシフトキーを押しても大文字にならないのか分からないのだが、Macの本体のキーボードを使っても、iPad側でシフトキーを押しながらでも大文字が入力できないのだ。最初は、このブログもiPadで書こうと思ったのだが、使いにくいのでMacで書いている。
サイドカーというと、バイクの隣につける車のことだが、MacではiPadをセカンドディスプレー化する機能を指す。単にディスプレーだけじゃなく、Macではできない、ペン操作やフィンガー操作ができる点がある。ユニバーサル・コントロールもサイドカーも同じコントロールパネル内のディスプレーから設定を行うのだが、ユニバーサルコントロールはキーボードやマウスの設定からできても良いように思う。
新しい機能は一見便利そうだが、使いこなすようになるにはそれなりに訓練が必要だ。車の新しい機能を使いこなすのと同じである。使い慣れないと、返って危険な場合もある。車の場合は比較的完成度が高くなってから搭載されることが多くて、ベータ版というのは一般的ではないだろう。まあ、それでもリコールとかも発生することもあり、テスラなどはソフトウェアを逐次アップデートして安全性を高めているようだ。
人間もアップデートが必要で、私は毎年アップデートして来ているつもりでいる。昨年は16時間断食と断酒を取り入れ、今年はオーディブルとこのブログに取り組んでいる。時代と共に進化し続けないと、生き残れない。より効率よく自分に合ったものを選択し、不要なものを排除しないといけない。
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Posted at
2022/04/13 11:35:52
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