67歳の年金暮らしの身である自分からすると、「下流老人」という言葉とそういった関連のYoutube動画などを見てしまうと心が痛む。というよりも明日は我が身という感覚に襲われそうになるのだ。
あまり暗い話は見ない方が良いのだが、Youtubeで年金生活者で検索などすると、大体良い話は無くて、不安を煽るような動画ばかりになってしまう。日本はどうしてもそういう傾向にあるように感じてしまう。
リッチな人はよりリッチに、貧しい人はより貧しくと格差が広がっているようにすら言われているが、実際には欧米や中国などと比べるとそれほど大きくはないようだ。日本の場合はリッチになる人が桁違いの大金持ちになるという人が少ないということもあるのだろう。貧困はどこの国にもあるし、老人に限ったことでもない。ただ、若い世代では、元気であれば何とか挽回するチャンスもあるかもしれないが、老人ともなると、リスクばかりが大きくなって一発逆転みたいなことはまず無い。
YoutubeでVlogをUpしている75歳のお年寄りがいらしゃるのだが、Youtubeで幾らか稼ぐことができているのだろうかと思う。内容的には日常生活を録ったものであって、それに文字を入れているだけの単純なものだ。これでも4〜400万回くらいの再生回数があるので驚きだ。
私は基本的に建設的な学びのあるチャンネルしか見ないようにしているのだが、偶に息抜きに見てしまうこともあり、あまり為にはならないと反省する。根本的に違う人生だと思うしかない。
世の中には様々な生き方をしている人が居て、その人に合った生き方をしているのだと思う。敢えて人の生活を覗いてみても何の参考にもならないと思う。
Posted at 2022/05/06 15:55:08 | |
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経済 | 日記