先日の新聞で、医学部の合格率が男女で逆転したというニュースがあった。以前は男女差別があって、男子の方が点数が低くても合格して、点数の高い女子が落とされるということが問題になったこともあったが、それは是正され平等になったということだろう。元々女子の方が勉強熱心であり優秀なのだが、女子には出産という大事な役割もある。育児は男女で協力はできるが、出産ばかりは男が肩代わりすることはできない。働き盛りの時にどうしても産休しなければならないということが、雇用する側の不都合な点なのかも知れない。
しかし、日本の問題点は、国会議員や会社役員の比率が、他の先進国と比較して少ないという問題もある。昔から比べると、女性の社会進出の機会は多くなってきていて、収入も男女の格差が少なくなっている。これは職場にもよるが、基本的に同一労働であれば、同一賃金である。そこで、女性は男性に経済的な依存度がそれほど無くなってきていている。独身女性が増えるのは、自分より経済力の無い人とはやって行けないというのもあるだろう。また、結婚して出産となれば、仕事の継続に不安があるという場合もあるのかも知れない。日本の社会はまだまだ女性に対しては、厳しい面があると思う。
話は変わるが、女性ドライバーというのも最近は当たり前のように増えている。以前は男の仕事と思われていた、大型トラックの運転手やタクシー運転手にも、まだ稀ではあるが、見かけることがある。私のように退職して昼間運転していると、日中に乗用車を運転しているドライバーは、半分以上は女性だ。これも地域的な差はあるかも知れないが、買い物や子供の送迎に行くにも車で行かないと行けないというのもあるだろう。
F2ドライバーのJujuさんは15歳でプロレーサーだ。正に男子を超えている。まあ、女子で男子を超えていることは珍しくもないが、元々男しか挑戦しなかったことに女性がどんどん入り込んできて、乗り越えていくというのが現代なのかも知れない。
それにしても、我が妻は運転しようとしないのには、どうしてなのかと思う。
Posted at 2022/02/19 08:25:56 | |
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