相田みつを氏の「にんげんだもの」という言葉じゃないけど、人間というのは、合理的な生き物ではない。分かってはいるけどできないという感情がある。自己防衛本能であったり、単なる欲望からくるものもあって、論理的に正しい理想的な生き方ができないものである。
生きて行くというのは、欲求を満たすことに尽きる。人間がより良く生きるには、習慣が大きく作用するのは明白だ。宗教などの信仰も、習慣のひとつだと思う。環境や教育によって人格形成がなされてゆく。間違った洗脳によって、愚かな過ちをすることもある。
満たされない欲求に我慢できなくなると、自暴自棄になって時には自死を選ぶ人も居る。正義とは何かという命題は、永遠に解けない。歴史は戦争に勝利した側が作って来たもので、滅ぼされた民族は歴史からは消えてしまう。これは自然淘汰ということとは少し違ってくる。
書こうと思っていたことと全然違うことを書いているが、良いことを習慣化することが難しいのは、誘惑に負けてしまうからだ。ダイエットがなかなかできない人は、甘いものや炭水化物など、体が喜ぶようなものを我慢することができないのだ。ストレスが多くて、酒を止められないという人も居る。勉強が続けられないという人もそうだ。「にんげんだもの」という言葉が救いの言葉になるのだ。
自分はダメな人間だと、精神的に追い込まれてしまったのでは、意味がない。どこかで息抜きが必要だ。挫折するのは私の常套手段だ。思い詰める必要などない。ただ生きながらえるだけで、幸せを感じることができるのだ。
そして、また学び始めよう。
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哲学 | 日記
Posted at
2022/05/20 09:46:59