2022年02月09日
ゼロエミッション車を販売する日産が、エンジン開発を終了するという記事が昨日の日経朝刊に掲載されていた。時代の流れというかEVシフトは全世界で進行している。日本の立ち位置は微妙で、これまでハイブリッドでリードしてきた分、EVへすんなりと切り替えるのは難しい。これは、車メーカーだけの問題ではなく、国全体の電力インフラの問題でもある。発電がCO2排出しない電力ならまだしも、化石燃料を燃やしてできる電力であるなら、EVシフトが進んだとしてもCO2排出削減には繋がらない。もう一つ充電設備の整備もまだまだ十分とは言えない。
私もハイブリッド車を買うよりもテスラモデル3のEVが良いかとも思ったことがあったが、EV車は値段が高いのと、自宅に充電設備を設置する必要性もあり、初期投資が大きいことから断念した経緯がある。それにディーラーやメンテナンスの場所も地方には少ないし、安心して乗れるのは国産メーカーだ。
以前BMWに乗っていた時はディーラーが近かったのだが、故障が多くてその修理代金も高かった。燃費も悪く私のような車は移動手段としか考えない者にとっては、遊び道具にもならなかった。エンジンの心地良さというのも感じたが、街中を乗っている分には、それほどメリットにはならない。ドライブがメインの場合は良いだろうと思うが、日常生活では有り余るのだ。
ヤリスクロスは荷物もそこそこ積めるし、燃費も良いことが何よりだ。EVには走行当たりの費用は叶わないが、総合的には良かったと思っている。車が進化し続ければ、当然自動運転が当たり前になってくるだろう。そういう時代まで生きていられるかどうか分からないが、いつかAIが運転する車に乗ってみたいと思う。果たして、どこまで賢くなるのかが見ものだ。
Posted at 2022/02/09 12:29:14 | |
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車の嗜好 | 日記