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現代の情報社会に於いて、情報による洗脳から逃れることは難しい。逆に情報過多によって、偏った洗脳を防ぐ可能性もある。その人がどういうメディアから情報を得ているかに寄って偏りが起きる。小さい頃は親の教育による洗脳から始まるのだが、反抗期になると、別の考え方をするようになる。親以外のメディアからの情報で、違った見方ができるようになる。信頼できる先生が居れば、それが師となり真似るようになる。洗脳というと悪い意味でしか使われないが、ほとんどの人は何らかの意味で洗脳されて、信じているものがある。自分の考えだけで生きているわけじゃない。

私はテレビはほとんど見ないが、たまに見るととても押し付けがましい感じがする。それはテレビCMがほとんどだが、こういうのを何度も見ていると、商品が欲しくなるのだろうと思ってしまう。いい家に住んで、いい生活をしているトレンディドラマなどは、一般庶民からすれば贅沢極まりない。そういう生活に憧れて、同じようなライフスタイルを望む人もいるようだ。SNSだって、自分の生活の良いところしか出さないのが普通なので、そういうのを見て影響を受けるのだ。

ロシアの老人はテレビばかり見ているので、政府によるプロカバンダに洗脳されやすいという。だから、ウクライナ侵攻に対して正当性を信じているところがあるようだ。どんなイデオロギーでもその中には正当性を主張するものがあるだろうが、他方の立場の情報にも耳を傾ける必要があるだろう。争いごとを避けるには、互いに理解し合う必要があるのだが、理解しようとしない相手は難しい。国際的には不可侵がいいのだが、その国の中に居る人たちは、ずっと同じ考え方で過ごすことになる。つまり、洗脳されたままになってしまうということだ。

かつて地下鉄サリン事件など、社会的な大事件を起こしたオウム真理教が多数のエリート信者を抱えていたが、頭の良い人ほど洗脳されやすい感じがする。私のように何にも辛抱ができない人はすぐにやめてしまうから、信者にならないのだ。

社会的地位のあるカリスマ的な存在の人は、ある揺るぎない信念を貫いていてぶれないのだ。だから人気が出る。そして、信者も増えるのだろう。

車にも熱狂的なファンは、ある意味信者だ。私もこれまで余り車に愛情は持ってきてなかったが、洗車をする度に、車を労わるようになってきているように思う。何とか綺麗な状態をキープしたいのだが、昨日洗車したのに、少し雨が降っている中を走って、その日の内に汚れが出てしまい、ガッカリした。余り熱心な愛車心は精神的に良くないと思う。

ロシアが1日も早くウクライナから撤収し、元の状態に戻ることを切に願っています。