妻が家全体の暖房を入れるのに反対なので、東京から持ち帰ったオイルヒーターを自分の書斎でのみ使っている。それでも室温は18度だ。1階は16だったので2度しか違わない。それでも放射熱を感じるので、なんとなく心地良さを感じる。痩せたせいなのか、やたらと寒さを感じやすくなったような気もする。
雨の降る日は、リラックス・ジャズをかけながら部屋で本を読むのが良い。たくさんの読みかけの本があって、図書館から借りている本は期限も近くなっているので優先的に読み終えないといけない。Kindle Unlimitedは期限がないので借りっぱなしでも構わないのだが、入れ替えないとサブスクの費用が勿体ない。せっせと沢山読むのが良い。
国立国会図書館が絶版本などをデジタル化したものが、今月の19日からインターネットで見られるようになるとのことで、益々、紙の本を取っておくという必要性がなくなるだろう。初版本とかサイン本とかプレミアがある本は取っておく価値もあるかもしれないが、そういう本は入手することも難しい。そういうことに労力を使う気になれないので、形のあるものは必要ないと言えるだろう。
いかに本から学びそれを実践して行くかが問題であって、本を置いておいても何の役にも立たない。本を持っていることで、巨人の肩に乗ることはできない。どうして過去の偉人たちが、優れた知恵を残すことができたかを知り、同じ努力をせずに知識だけで、新たな境地を求めるというのが正しい。
だから、人類は次第に努力せずとも、知識を得ることで、豊かな暮らしができるようになってきたのだ。知識人という人たちは、知識を得るために多くの本を読んでいる。全て自分の力で得たものではなく、本から得た知識なのだ。本の中には真実と違っていることもある。歴史によって何度も変わってきたこともある。それは科学の分野でもあるのだから、古い真実は未来の真実とは異なる可能性があるということも考慮しないといけないだろう。
現代に生きているということは、本当に幸せなことだと思うのは、最新の真実に出会えていることだ。別の時代に生まれていたら、どういう人生を歩んだだろうかと思うと、恐ろしくなる。もちろん平和な時代もあったことは確かだ。しかし、それは真実を知らなくても済んだ時代でもあったのだ。
Posted at 2022/05/01 13:18:36 | |
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