
昨夜、Audibleの朗読で、羽根田治ちょ「山は恐ろしい 必ず生きて帰る!事故から学ぶ山岳遭難」という本を聴きながら眠った。様々な登山での遭難事故や落雷、熊の襲撃、蜂の被害、高齢者の心臓発作など様々な事故や盗難の事件の例もあった。
山の遭難などは、Youtubeなどでも観ていて、登山の初心者としては色々と勉強になるのだが、実際に起きてみないとなかなか対応が難しいのもあるし、今までの経験が役立つことも限らない。色々な供給を学んだからといって、本当にそのような状態になったら冷静に判断できるかどうかは分からない。
妻と私のレベルで登山コースでは、天候も選ぶことが多いし、さほど難しい状況になることも少ない。今回のスケジュールでは、北海道で合流した妻の友人との工程はほぼスケジュール通りだったが、北海道で別れてからは、天候に応じて雨が降れば観光をし、天気が回復しそうだったら山に登るという具合だった。
確かに家にじっとしていたり、街中を歩いているよりも登山をする方がリスクが高いと言えるだろうが、車に乗って運転しているときだって交通事故のリスクはある。実際にネットで調べると、「登山の遭難死:0.0054%に対し、交通事故死:0.0045%」と大差ないとのこと。
交通事故にももらい事故もあるが、登山でも他人が落とした岩や人が落ちてその犠牲になるケースもあるらしい。用心しても避けようがないこともある。なるべく距離をとるということは、対応としては共通しているかもしれない。
色んな事故はあるが、事故に遭ってしまったら、運が悪かったとしか言いようがない。私も登山では小さな失敗は何度もやっているし、毎回傷が絶えない。良くあるのは枝が低くなっていて、それに頭をぶつけてしまうことや、足元の枝や石にぶつかって傷になったり、泥で滑って転んでしまったりということがある。
険しい崖のところはかなり用心するので、そういうところで足を滑らしたり滑落したことはないが、やはりいつもヒヤヒヤして通っている。そんなところで心臓発作でも起こせば命がないだろう。
まあ、あまり老化しない内に登山は引退するのが良いだろうとも思う。それか体力に合わない山は行かないことだ。
登山保険は入っているが、できるなら使わないで済む方が良いに決まっている。
Posted at 2022/10/04 20:33:04 | |
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