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ステルスカーを作ろう…というわけではない。

「デジタル・コンテンツ・エキスポ２００８」に関する毎日ｊｐの記事を読んで思ったのだが：

＞　慶応大が研究中の「光学迷彩」は、直前に撮影した背景だけの映像を、人の身体の前面に投影して、「透明人間」のように見える服。

これを読んで、あまりにもおたくすぎて吹いた。もろ、某漫画＆アニメの世界を実現しようとしているようだ。だが、光学迷彩服の実現方法としてはちょっとどうかと思った。(^^;

＞映像を加工する必要がなく、すぐに投影できるため、自動車の外側にカメラをつけて、後部座席などに映像を投影すれば、上方からの映像を見ながら車庫入れができる「アラウンドビューモニター」のように使えるという。

この部分には大いに興味が沸いた。衝突防止や事故防止装置の入力デバイスとしてなど、これからはカメラがどんどん車に導入されていく時代なのだが、せっかくあちこちにカメラをつけるのだから、車内のいろいろな面に外の映像を投影させ、視界を拡張するというアイデアはおもしろい。Ａピラーや前後ドアの内側など、ドライバーから見える部分にできるだけ外の映像を映し出すようにすれば、多くの事故が防げるかも知れない。技術的課題として重量や面形状の複雑さの克服があるだろうが、ある程度のレベルなら実現自体は難しくないだろう。各映像と窓から見える外の景色が３次元的にシームレスに映るようにするには、ドライバー自身にもカメラを向け、眼球の位置と角度を常にモニターすればいいだろう。特に難しい技術でもない。

というか、乗ったらおもしろそう！今までに体験したことのないような身体感覚が得られるのは間違いないと思う。遊びと割り切って過激にするのであれば、コンソールやメーター部分はできるだけ一枚の面形状にしマルチインフォメーションディスプレイ化して、計器類の表示以外の部分は前方視界を映し、ルーフに空、足もとに地面の映像を映すと、スリリングに違いない！一度こういう車に乗ってサーキットで全開走行してみたいものだ…が、こわくて耐えられないかも？？（笑）