「万世大路」冬季は道の駅で登山届回収 付近の長時間駐車対策
2023年12月18日 08時35分
設置された登山届の回収箱。車のナンバーや車種を記入して提出する
福島市と山形県米沢市を結ぶ栗子峠の旧道「万世大路」に残るトンネル跡「二ツ小屋隧道(ずいどう)」の冬季利用を巡り、福島市フルーツラインエリア観光推進協議会は17日、同市の道の駅ふくしまに登山届(計画書)の用紙と回収箱を設置した。遭難時の救出が主な目的だが、付近のチェーン脱着場への観光客の駐車によるトラブル回避につなげたい考えだ。
二ツ小屋隧道は、1月中旬~2月下旬の厳寒期に現れる巨大な氷柱が注目を集めている。一方、同時期には、付近の国道13号に設けられたチェーン脱着場での観光客による長時間の駐車が常態化。チェーン脱着場は冬季期間(12月~翌年3月末)に除雪車の転回場にもなるため、同協議会を中心に地元の各種団体が対策を練ってきた。
登山届と回収箱は冬季期間のみ設置される。登山届には名前や電話番号のほか、車のナンバーと車種の記入欄がある。遭難時の救出のためだけでなく、車の所有者の連絡先を把握することで、車が除雪車などの妨げになっている際に、所有者に連絡できるようにする狙いがある。
提出された登山届は福島北署が管理。同協議会は登山届アプリ「コンパス」につながるQRコードを載せた観光客向けのチラシも用意し、約3000枚を市内の公共施設に配った。同協議会事務局長の中山高行さん(40)は「登山届の提出に強制力はないが、観光客も地域の課題に向き合ってほしい」と協力を呼びかけている。
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2023/12/18 10:08:35