漫画家 征海美亜さん死去 『東京ミュウミュウ』など 7月には新作アニメも
7
コメント7件
この記事についてツイート
この記事についてFacebookでシェア
この記事についてLINEで送る
3/14(月) 13:31
配信
KAI-YOU.net
漫画家 征海美亜さん死去 『東京ミュウミュウ』など 7月には新作アニメも
代表作である『東京ミュウミュウ』(なかよし60周年記念版)
『東京ミュウミュウ』や『スーパードール★リカちゃん』などで知られる漫画家・征海美亜(いくみ・みあ)さんが、3月7日にくも膜下出血で亡くなっていたことがわかった。
【画像】7月放送の新作アニメ『東京ミュウミュウ にゅ~(ハート)』
講談社『なかよし』編集部は公式サイトで「漫画家 征海美亜先生が2022年3月7日にくも膜下出血で急逝されました。先生のご冥福を心よりお祈りし、謹んでお知らせ申し上げます」と報告。
今夏からアニメ放送が控えていた『東京ミュウミュウ にゅ~(ハート)』や、アニメ化を記念した『東京ミュウミュウ 新装版』全10巻の刊行にも触れつつ「遺された私たちは、いただいた作品を大切に扱い、悲しみをこらえながら丁寧に制作を続けて、先生のご遺志を継がなければと考えております」とコメント。
最後には「征海先生の作品は世界中で読まれてきました。これまで長きにわたって愛していただいてきた数多くの読者の皆様に深く感謝申し上げます」と締めくくった。
7月の新作アニメ監修や新装版イラストも
漫画家・征海美亜さんは、1997年12月にデビュー。同年に玩具メーカー・タカラ(現タカラトミー)原作のアニメ『スーパードール★リカちゃん』のコミカライズを担当した。
2000年からは吉田玲子さんのシナリオをもとに、自身の代表作となる『東京ミュウミュウ』の連載を『なかよし』でスタート(当時は征海未亜名義)。
続編となる『東京ミュウミュウ』は2002年にアニメ化され大ヒットを記録。続編である『東京ミュウミュウあ・ら・もーど』と合わせて、関連書籍は累計145万部を発行している。
2020年4月には『なかよし』創刊65周年の一環で『東京ミュウミュウ』を原作とした完全新作アニメ『東京ミュウミュウ にゅ~(ハート)』の制作が発表。
2022年7月から放送される同作で、征海美亜さんは監修を行っていたほか、アニメ化を記念した『東京ミュウミュウ 新装版』全10巻のカバーイラストを手がけていた。
講談社『なかよし』編集部 発表全文
訃報 征海美亜先生 ご逝去のお知らせ
漫画家 征海美亜先生が2022年3月7日にくも膜下出血で急逝されました。
先生のご冥福を心よりお祈りし、謹んでお知らせ申し上げます。
征海先生は講談社でデビューされ、「なかよし」にて『東京ミュウミュウ』や『スーパードール★リカちゃん』(原作/タカラ)等をご執筆下さいました。突然で早すぎるご逝去に、編集部一同、深い悲しみを禁じえません。
先生の代表作『東京ミュウミュウ』は、今夏より『東京ミュウミュウ にゅ~(ハート)』と題したアニメの放映が開始されることになっていました。また、アニメ化を記念した『東京ミュウミュウ 新装版』全10巻の刊行を2月に発表したばかりでした。
先生は新装版のカバーイラストをすでに全巻分描き上げられていらっしゃいます。またそれぞれの巻に収録予定だった描き下ろし漫画もすべてではありませんがいただいております。
征海先生は2年前から日々愛を込めてアニメを監修され、新装版とともに皆様にお届けできることをとても楽しみにされていました。遺された私たちは、いただいた作品を大切に扱い、悲しみをこらえながら丁寧に制作を続けて、先生のご遺志を継がなければと考えております。
なお、告別式等は近親者の方々で執り行われたこともご報告申し上げます。
征海先生の作品は世界中で読まれてきました。これまで長きにわたって愛していただいてきた数多くの読者の皆様に深く感謝申し上げます。
講談社 なかよし編集部
Posted at 2022/03/14 23:42:14 | |
トラックバック(0) |
つらつらと | 日記