
トヨタ 高級車ブランド「レクサス」で初のEV専用モデル発表
2022年4月20日 22時28分
トヨタ自動車は、高級車ブランドのレクサスで初めてとなるEV=電気自動車の専用モデルを発表しました。トヨタは2035年に世界全体でレクサスの新車をすべてEVにする計画です。
トヨタは20日、高級車ブランドのレクサスで初のEV専用モデルの発表会をオンラインで開きました。
このEVは、SUV=多目的スポーツ車で、一度の充電で走行できる距離はおよそ450キロ、搭載されている電池は10年たっても当初の90%以上の容量を維持できるなど、劣化に対する性能も高めているということです。
ハンドルは新しいデザインを採用し、左右の操作角度が150度で、交差点や車庫入れで持ち替える必要がありません。
ことしの冬ごろから中国とヨーロッパで販売を始める計画で、価格や日本での販売開始時期は未定だとしています。
トヨタは2035年に世界全体でレクサスの新車をすべてEVにする計画で、今回の車をEVを軸としたブランドに変革していく起点のモデルと位置づけています。
来月からは定額利用の「サブスクリプション」で初の量産型EVの取り扱いも始めることにしていて、開発競争が激しくなっているEV市場で存在感を高められるかが注目されます。
Posted at 2022/04/21 01:04:27 | |
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