
日本シリーズ オリックスと阪神 59年ぶり関西勢どうしの対決に
2023年10月21日 20時58分
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プロ野球・パ・リーグのクライマックスシリーズのファイナルステージ第4戦はオリックスがロッテに3対2で勝ち、リーグ優勝のチームに与えられるアドバンテージの1勝を含めた対戦成績を4勝1敗とし、3年連続の日本シリーズ進出を決めました。
この結果、日本シリーズはオリックスと阪神の顔合わせとなり、59年ぶりに関西勢どうしの対決となりました。
パ・リーグのクライマックスシリーズのファイナルステージ第4戦は京セラドーム大阪で行われ、リーグ3連覇のオリックスが20日までにアドバンテージの1勝を含めた対戦成績を3勝1敗と日本シリーズ進出に王手をかけ、レギュラーシーズン2位のロッテと対戦しました。
オリックスは1回に3番の森友哉選手のツーランホームランで先制し、6回には5番の杉本裕太郎選手のタイムリーツーベースヒットで追加点を奪いました。
投手陣では、先発の宮城大弥投手が今シーズン6試合に登板し、3勝負けなし、防御率1.06と相性のいいロッテ打線を相手に6回76球を投げ無失点の好投をみせ、マウンドを降りました。
オリックスは7回から継投に入り、3人のリリーフ陣がリードを守って3対2で勝ちました。
この結果、オリックスはリーグ優勝のチームに与えられるアドバンテージの1勝を含めた対戦成績を4勝1敗とし、3年連続の日本シリーズ進出を決めました。
日本シリーズはセ・リーグで18年ぶりのリーグ優勝を果たし、クライマックスシリーズも3連勝で制した阪神との対戦となり、今月28日にオリックスの本拠地、京セラドーム大阪で第1戦が行われます。
プロ野球で1950年に今の2リーグ制が始まって以降、オリックスと阪神が日本シリーズで対戦するのは、オリックスの前身の阪急も含め、初めてとなります。
また、関西を本拠地とするチームどうしによる日本シリーズは阪神と、ソフトバンクの前身の南海が対戦した1964年以来59年ぶり2回目となります。
一方、ロッテは右ひじの炎症の影響で先月28日以来の登板となった先発の種市篤暉投手が、1回に2点を失い、8回に9番の藤原恭大選手、9回に4番のポランコ選手がそれぞれソロホームランを打って1点ずつ返しましたが、あとが続かずファイナルステージ敗退となりました。
中嶋聡監督「『関西シリーズ』熱く盛り上げたい」
オリックスの中嶋聡監督は、試合後のインタビューで「本当にしんどいゲームばかりだったので、勝ててホッとしている。ロッテの投手がみんなよくて点が入らない状況だったが、投手陣が最少失点で抑えてくれたことが勝ちにつながった」と振り返りました。
また、1回に先制となるツーランホームランを打った3番の森友哉選手については「なかなか点が入らないゲームだと思っていたが、初回にしっかり打ってくれて、勇気が出るホームランだった」とたたえました。
最後に2年連続の日本一を目指して戦う阪神との日本シリーズに向けて「みなさん待ち望んでいたと思うので、『関西シリーズ』、熱く盛り上げていきたい」と意気込んでいました。
Posted at 2023/10/21 21:40:18 | |
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