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2019年05月12日 イイね!

マツダ ボンゴブローニィ

マツダ ボンゴブローニィマツダボンゴブローニィバン、マツダでは歴史あるワンボックスバンです。

5月13日から新型が発売されます、今回はそのボンゴブローニィと行きましょう。

歴史あると書きましたが、



初代のボンゴ(1966/5-1975/10)は、ライトエースやデリカよりも数年早く世に出ており、4気筒0.8L(後に1.0L)ガソリンエンジンをリヤに搭載してリヤタイヤを駆動。サスペンションは4輪独立懸架と商用車としては独創的なシャーシーを持っていて(エンジン搭載方向を除けばスバルオリジナルのサンバーバンと似た構造)、1BOXバン、ワゴン(5ナンバーで3列8人乗りのコーチも設定)の先駆車でした。


2代目(1978/1-1983/9)からは、一般的なフロントエンジンリヤドライブに改められて、バンとワゴンは標準ボディとロングボディを用意。


3代目(1983/6-1999/6)では、標準ボディがボンゴ、ロングボディがボンゴブローニィと車名を区別。


4代目(1999/6-)は、ボンゴがフロントパネルを全面的に形状変更されたのに対して、ボンゴブローニィは型式上はフルモデルチェンジであるが外見上は3代目の小変更に留まりました。ボンゴは現在も継続販売されていますが、ボンゴブローニィは2010年8月に生産中止。今回のモデルチェンジは8年以上のブランクを空けて復活になります。

とはいってもトップ画像を見れば分かるように、実際はトヨタハイエース/レジアスエースのOEM車。フロント/リヤがTマークからMマークに、車名エンブレムハイエース/レジアスエースからボンゴブローニィと異なるのが外見上の違いのようです。

エンジンは2.0Lガソリン(2WD)、2.8Lディーゼル(4WD)の2種類ですが、ハイエースのガソリンで選択可能なマニュアルミッションが選べず全車6速ATのみ。

ボディも標準ボディで標準ルーフ低床フロアの5ドアバンのみ、ワゴンやコミューター、ワイドボディ、ハイルーフ、ルートバン、荷台がフラットなジャストロー、4ドアは設定無し。ボディカラーもホワイトとシルバーマイカメタリックのみ。

グレードはDXとGL(ハイエースではDX"GLパッケージ")の2種類で、スーパーGLは設定が有りません。よってシートも3/6人乗りの2列のみで、2/5人乗り、3/6/9人乗りや3人乗りも有りません。

ハイエースに比べると大幅に簡略したラインナップです。しかしハイエースでは最も需要が多いディーゼルの2WDが選べないのは大きな問題だし、自営業者に大人気のスーパーGL(マツダ流だとGLスーパーか)が設定されていないためトヨタに行ってしまうユーザーはかなり多いのではないでしょうか。

今までだと座っただけのインプレッションですが、実は愛車紹介に書いているように、2018年式レジアスエースバン(2.8LディーゼルのDX"GLパッケージ"標準ボディのハイルーフ低床フロア)を会社で使っているので、ロードインプレッションも書けてしまいます。

2016年から切り替えられた2.8Lディーゼルエンジンですが、ガソリンエンジンとは大差なくパワフルでターボの存在を意識することも有りません。また6速ATのおかげで伝達効率も十分です。以前は100ハイエースバンの2.0Lガソリンと3.0Lディーゼルがあったのですが、ガソリンはかろうじて許せる動力性能、ディーゼルはうるさいばかりでちっとも前に進まず、本当に排気量が3.0Lもあるの?とイライラしました。それに比べるとディーゼルの進化は雲泥の差です。それまでディーゼルだとレスポンスが悪くて遅い、うるさい、排ガスが臭いというイメージしかなかったのですが、これならばディーゼルということを余り気にしないで乗れます。


インテリアで一番気に入ったのはメーターです。タコメーター付きでトヨタ得意のオプティトロンメーターは盤面のリングまで立体的になっていてちょっと高級感があり、昼間でも発光輝度が高くて実に見やすい。トヨタセーフティセンスでレーンディパーチャーアラートも、オートマチックハイビームも付いている。と商用車としては十分な装備。ラゲッジスペースも、荷室長3,000mm荷室幅1,545mm荷室高1,590㎜(標準ボディハイルーフ低床フロア)のサイズがあれば、大抵の荷物は十分に積載可能。

欠点としては、ディーゼルだと尿素SCR(触媒)の性能保持のためアドブルー(尿素水)を定期的に補充する必要があるが、約6,000km走行で警告灯が点灯します。ちょっとサイクルが短い気がしますが、フードを開くとある補充口に入れるだけで済みます。ウオッシャータンクに液を入れるのと似た作業ですが、満水まで約6Lも入ります。長距離を走るユーザーだと途中でガス欠ならぬアドブルー欠で立往生(アドフルーが無くなると触媒保護のため走行不能になる)するかもしれないので、緊急用のアドブルーをペットボトルに入れて車内に常備した方がよさそうです。

それからシートポジションが絶対的に高いので、よいしょと乗り込まざるを得ません。タイヤサイズやシャーシーとの兼ね合いで低床化が困難なのは分かりますが、毎日使う身だともう少し何とかならないものかと思います。あと、全グレードで助手席側エアバッグがメーカーオプションというのは、安全を売り物にするトヨタとしてはおかしい。ライトエース/タウンエースは全車両席エアバッグが標準装備です、一考を要します。


今時珍しいステッキ式パーキングブレーキレバーは、前かがみにならないと操作出来ません。E26 NV350キャラバンは足踏み式なので、足踏み式に変更してほしいものです。あと、GLパッケージならオートエアコンとフロント間欠ワイパーの時間調整もほしいところですね、贅沢ですが。

それでも、さすがはトヨタのヒット作だけあり結構出来は良くて、アンチトヨタ派の私でもコロリと騙されてしまいそうです。

ところで、昨年6月にモデルチェンジされたファミリアバンは、ニッサンADバンからトヨタプロボックスバンのOEMになりました。2017年にトヨタとマツダが業務資本提携を結んだ結果の変更なので、ハイエース-ボンゴブローニィのOEMも流れとしては理解出来ますが、現行200ハイエースは発売後15年が経過していてそろそろ新型の噂も出ているこの時期に、OEM発売というのは何か釈然としません。


となると、マツダオリジナル商用車として孤軍奮闘しているボンゴはどうなるのでしょうか。先に書いたようにボンゴは1999年以降モデルチェンジ無しなので(基本設計は1983年だから36年間もほぼ同一のシャーシー)、いくら何でも抜本的に改良する必要があるでしょう。ニッサンへのバネットとしてのOEMと三菱へのデリカとしてのOEMも既に終了したことからも、次世代は自社開発を諦めてOEMにする可能性が大です。そうするとボンゴはライトエース/タウンエースのOEMになるのでしょうか。


ライトエースバンも会社にあるのでよく知っているのですが、現行ライトエース/タウンエースバンS402/S412系は、インドネシアのダイハツ工場で生産されているグランマックス(ワイドなS320/S330系ハイゼットカーゴ)なので、ドライビングポジションが不自然で右足はタイヤハウスに当たりっぱなしだし、5万キロも走るとエンジンはうるさいし、インパネの造りはチャチだし、標準ルーフしかなくて荷物が全然積めない。インドネシア製ということを差し引いてもクルマとしては軽自動車以下、前モデルのR40/50系(ノアの4ナンバー)の方がまだ使い勝手は良かったし、日本製のハイゼットカーゴの方がクルマの出来としてはマシな位です。

ライトエース/タウンエースも発売から11年経過になるのですが、次もベースになるであろうハイゼットカーゴが2年前の変更はビッグマイナーチェンジだったので、モデルチェンジはまだ先のようです。

海外生産もしなければならないメーカーの事情は分かるし、インドネシアの工場で働く人々を非難するのでもないですが、せめてハイルーフを追加するとか使いやすさを考えたクルマにしてほしいものです。

それにしても普通車の商用車はほとんどトヨタの一人勝ちで、辛うじて対抗するのはNV200バネットとNV350キャラバンのニッサンだけになってしまいました。他メーカーのマツダ、三菱は自社開発は無理だろうし、ホンダもパートナーを生産中止してからは軽商用車のみになってしまったし、スズキも軽商用車以外は作らないでしょう。これも時代の流れでしょうかね。
Posted at 2019/05/12 22:45:45 | コメント(2) | トラックバック(0) | ニューカー | クルマ
2019年05月03日 イイね!

プチオフしました

プチオフしました本日 この方 が我が家を訪問されてプチオフをしました。

目的は、

運転席側ポチガースイッチの交換です。

お話では、内蔵LEDが点灯しない、スイッチをプッシュしてもドアロック/アンロックが作動しない、という不具合です。

さっそく右フロントドアアウトサイドハンドルを取り外し、盛り盛りのコーキング剤を切ってはちぎりしてスイッチをアウトサイドハンドルから取り出し。

スイッチを調べると、LEDに通電してもやはり点灯しません。LED自体の不良かそこまでの断線です。ドアアンロック/ロックのプッシュ動作では、抵抗値が∞Ω/0Ωであるはずが、テスターの示す値は∞Ω/約20Ωです。これでは完全にONにはなりません。ロック/アンロックが正しく作動しないのはこれが原因だと思われます。

スイッチを分解修理することは無理なので、持参してもらった新品のスイッチに交換し、整流ダイオードを介し新品の配線を半田付けして熱収縮チューブで絶縁してから防水のためバスボンドを周囲に塗布。半乾燥まで約2時間待ってから、アウトサイドハンドルを元に戻して、ドア側配線まで正しく通電しているかを確かめてから、ポチガースイッチの配線を接続すると、


元通りの作動機能が復活しました。LEDの色はオレンジ色です。

今回は この方 もみえました。これ幸いと作業を少し手伝ってもらいましたが、本当は何やら闇取引の御用だったようです。それについては後日分かることでしょう。

お2人ともお疲れ様でした。
Posted at 2019/05/03 23:59:48 | コメント(1) | トラックバック(0) | オフ会 | クルマ
2019年04月19日 イイね!

58歳からの楽々運転術

58歳からの楽々運転術本日私は誕生日を迎えました。

先日妻と買い物をした際に、
「55歳以上の方だとシニア割が適用されます」
と言われました。

お金を払う妻は得をしたと喜んでいましたが、免許証を提示した私は複雑な気分。自分にはそんなつもりがなくても、確実に老境が近づいていると実感しています。

何度も書いていますが、故徳大寺有恒氏は私が尊敬する自動車評論家で、1976年から毎年発刊された「間違いだらけのクルマ選び」は自動車評論に新たな地平を切り拓いて、38年あまりのロングセラーになった事を知っている方は多いと思います。

氏の著書は他にもたくさんあってサイフに余裕があると買っていたのですが、この本については以前は読む気が起きないので買っていませんでした。(58歳という年齢を見て避けていただけかも)

しかし上記のような心境の変化もあって、買ってみることに。

一読すると、氏が還暦を迎えられた頃、ドライビングに於ける肉体的衰えを痛感し、文章として残しておかねばならぬ、と上梓したことがよく分かります。

高齢社会になって老人の事故が多く、行政も免許返納を積極的に推し進めている昨今ですが、確かに普段路上にて高齢者マークを付けたクルマがフラフラと走っていて危ないと感じることはよくあります。

さすがに私はアクセルペダルとブレーキペダルを踏み間違えたことはありませんが、以前に比べ夜間に対向車のヘッドランプがまぶしく感じることが多く、どうも眼の焦点が合い難いと感じることも多いです。。

事故を起こしてからでは遅いと免許を返納、これは正論ではあります。公共交通機関がふんだんにある都会ならば自分で運転しなくても自在に移動可能ですよね。

しかしうちのように、私鉄は採算が取れずに廃線されて久しく、日中は1時間に1本未満のバスだけでは(これでも県庁所在地なのだが)、クルマが無くては買い物や病院への通院も極めて不便です。後期高齢者になった両親が未だ運転を続けているのも、そういう理由があってのことです。

当書では老いを甘受するだけでなく、考えて対処することでシニアのカーライフを過ごそうというのが主旨となっています。

この国では、ほとんど制限が無しで移動の自由があります。クルマは自分の意志での移動を行うツールとしては最右翼の存在。となるとシニアこそ移動の自由を享受するまたとない世代であることは確かです。

そうあるためには、運転を続けられるだけの身体のコンディションを維持するのが最低限の条件。私のように持病持ちには結構高いハードルです。

この本は1999年発行と既に20年の年月が過ぎていて、時流の変化に多少そぐわない部分もあります。そのことは氏も把握されていて、
「もっと齢を重ねたら、違った経験を得ることができるだろう。そして何年かたったら、本書に手を加えたいと思っている」
と端書に書いていますが、残念ながら2014年に鬼籍に入られたので、これ以上の改定は望めません。(実質的続編として「中高年のためのらくらく安心運転術」を2006年に発行されてはいるが)

ドライビングテクニックを記述した本というのはいくつもありますが、シニア向けという視点で書かれたものを私は他では見たこともありません。目の付け所が他の自動車評論家とは違うと感じる所以です。

自分もやがて否応なく運転を諦めなければならない時が来るとは思いますが、カーマニアからクルマの運転を取り上げるのは人生の楽しみの大半が無くなるのと同じなので、これ以上コンディションが悪化しないように身を戒めなければなりませんね。
Posted at 2019/04/19 00:15:57 | コメント(5) | トラックバック(0) | 自動車見聞録 | クルマ
2019年03月31日 イイね!

プチオフしました

プチオフしました本日 この方 が我が家を来訪されてプチオフをしました。

目的は、N-BOXカスタム用リヤーガーニッシュの取り付けです。

以前お会いした際に、N-BOXカスタムのリヤガーニッシュがほしいとのことで、3年前にJIN'sさんから引き取ったN-BOXカスタム用リヤガーニッシュがあることを思い出して、それを希望のブリリアントスポーティブルーメタリック(B593M)に塗装することになりました。


今回はお友達の この方 に塗装の依頼と同時に、取り付け作業もお手伝いして頂きました。


ビフォーの写真がありませんが、N-BOXノーマル用リヤーガーニッシュと並べた状態。S2000用モンテカルロブルーパールのHエンブレムは両面テープを貼り直して移植、バックモニターカメラが社外品なのでカメラは両面テープを貼り直して移植しました。


1st N-BOXノーマルにN-BOXカスタム用リヤーガーニッシュを移植した際に問題となる両端部分の固定には、固定位置に両面テープを重ねて貼り、厚みを増すことでガーニッシュとリヤゲートの間に隙間が無く固定する方法にしました。


自分としては2回目の作業のため、特に問題も無く作業は完了しました。
お二方とお嬢様、お疲れ様でした。
Posted at 2019/03/31 22:55:03 | コメント(3) | トラックバック(0) | オフ会 | クルマ
2019年02月10日 イイね!

祝・みんカラ歴11年!

祝・みんカラ歴11年!2月9日でみんカラを始めて11年が経ちます!
<この一年のみんカラでの思い出を振り返ろう>

昨日で11年経過して12年目に入ったので、スペシャル画像(この画像はみんカラアプリでしか取れないらしい)でブログを書こうと、昨日スマートフォンで久しぶりにみんカラアプリを開いたら、すぐに終了して再起動を繰り返し、やっと画面が安定したと思ったらずっと「読み込み中」でブログ編集画面にたどり着くのに今まで掛かった。

スマートフォンの機種によって相性があるのかもしれないが、これではアプリでみんカラを見る事なんかとても出来ないね。普段スマートフォンではブラウザでみんカラを見ているから支障はないけれど。

ところで、差し迫ったステップワゴンとN-BOXの車検準備をしなくては。

これからも、よろしくお願いします!
Posted at 2019/02/10 09:29:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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こんにちは、< えむ・どーぐ >です。 「ひたすらカーマニア」を自負して50数年になりました。 私のプレミアムクリスタルオレンジメタリックⅡのGB7 フリー...
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