き　た　か　ぜのブログ一覧

3泊4日の旅はトラブルも無く、比較的天気にも恵まれ、美味しい食べ物や異国の雰囲気を楽しんだ訳であるが。

休みが4日しか取れず、帰国したら翌日には職場復帰せねばならない。

16：00に千歳発→稚内行の乗り継ぎ便に乗る為には、

香港を7：50発で14：10に新千歳に着くHX696便に乗らないと間にあわない。

この便に間に合う様に3：45分起床、4：30にチェックアウトして空港行きのバスに乗らねばならない。

タクシーを使えば良いのだが、今回のテーマは低コスト。路線バスで空港に向かう。

前日に引き続き朝のエッグタルト。

ジャスミンティーを淹れて一息。

チェックアウトを済ませてバス停を目指してネイザンロードを歩いた。

街は既に動き始めている。

深夜に空港へ向かうN21系統のバス。どちらかと言うと旅行者向けで無く、

空港関係者や近隣住民の路線っぽい。

香港のバスは乗車の意思を見せないと止まってくれない。

お目当てのバスが来たので手を挙げてPR。

なかなかバイオレンスなドライバーさんでネイザンロードでナナメ止め。

僕の手の上げ方は完ぺきだったはず・・・・

 

空港まで70分程、料金も500円以下。

ベンツを片道8,000円でチャーターして空港に走らせていた

昔の自分にあふぉ！と言いたい。

A系統のバスと違い、この路線は出発ロビーの1つ下の階層に着くので迷子に注意。

登って下りてやっとこ出発ターミナルに。

安いと言う事はひと手間が必要。

 

搭乗手続きを行っているかチェック！

出発まで2時間30分の余裕がある、ささっと荷物を預けてラウンジでのんびり時間を過ごそう。

 

ゆるーく確認。

 

慌ててカウンターへ。

ｅ-チケットを恐る恐る差し出すと。

カウンターのおねいさんが何も言わずに手続きを開始。

これじゃ新千歳での乗換に間に合わないだろぅ。

札幌からのJRは未だ運休中、最悪の場合はレンタカーで帰ろう。

気持ちの整理と帰宅への数パターンのプランを考える為にラウンジで休憩。

 

本来なら、出発まで優雅な時間を過ごす筈であったのだが・・・

 

腹が減っては困るので、朝食を食べまくる。

レンタカーで帰る場合は食料が手に入るか不安

行儀が悪いのだがサンドイッチを1つ懐に。

気持ちの整理が付かないままに残ったオクトパスカードの残額を使い果たす為にお土産を買ったりしている間にファイナルコールがかかっていた。

危なく乗り遅れるところであった。シャレにならない。(；´∀｀)

 

機材はA330-300。

くたびれた飛行機の印象。

 

本来乗るべき便が欠航になった理由が何となくわかる。

北海道で起きた震災の影響で大量の旅行客がキャンセルしたための経済欠航と思う。

その証拠に機内の乗客は6割ほど。

僕の席の左右、後ろが空席であった。

嬉しい事に定刻より15分早い離陸。

もしかしたら間に合うか？

淡い期待を抱く。

帰りは質素な機内食。

 

運が良い事に帰路の飛行は極めてスムーズ。定刻より25分早い。

入国審査もスムーズに終えて15：00にはこの場所に立つ事が出来た。

空港職員のおねいさんを捕まえて事情を話し間に合うか確認。

はなれた搭乗口だけど間に合うと教えてくれた。

ほっと一安心。

しかし、僕のカバンが出てこない。

時間は15：30分、稚内便の出発まで30分を切った。

15：35分、やっと荷物と対面。

ここから。搭乗口まで約1km！

開始でございます。

ガラガラガラガラガラ！

 

ゼェゼェ、ガラガラ。

汗だくな姿で最新の機械に戸惑う。

やっぱり田舎者には厳しい。

ハァハァハァァ。

 

まだまだ走る。搭乗ゲートは1番。

空港のもっとも端。

あと18もある・・・

ぜぇぜぇ。

ここで1番搭乗口で搭乗開始のアナウンス。

逼迫しているのにブログの為に写真を撮るなんてエライ。

汗でヨレヨレになったeチケット。

無事にゲートを通りボーディングブリッジへ。

間にあったぁ！

 

僕が最後の搭乗客。

こんな綱渡りの旅はもうこりごりである。

背中がベトベトで気持ち悪い。

50分のフライトを終えてやっとホームタウンへ。

 

路線バスに乗って始まった帰路は路線バスに乗ってお終い。

今回の旅は本当に運に助けられました。

安い航空チケットはお財布に優しいけど何かあった場合に不安も多い。

次回からはなるべくナショナルフラッグの航空便にしよう・・・

最終日の事件がずっとの思い出に残りそうな香港旅行でした。