
「ヨメ氏さん、これこれ、イイよね、特に金色のフリル」観光ペナントに見惚れていたら
「こんなモノ買ってどうするのよ、アンタの脳みそと同じ。不要物よ、可燃ごみになるに決まっているじゃない」
温泉地の土産店でのちょっとした会話にいたく傷ついた僕です。

さて、早朝に前泊地を出発、予定通りに主目的地にヨメ氏を配送完了。
これにてとりあえずは夕方まで開放され自由の身となる。

早速、スキーブーツのフィッティングのためにショップへ足を運ぶ、開店数分前だったけど、厚かましく入店。

調整中のスキーブーツを履いて脱いで履いて脱いでを繰り返して違和感を取り除いてもらう。最後にインソールの高さを調整していい感じに。

これで数年間相棒となるスキーブーツが完成。無事納品となりました。
万が一当たりや違和感が出ても1年間は無料で調整してくれる手厚いサポートがある為、安心して高額なブーツをお願い出来るのである。
スキーブーツに違和感があってすゲレンデでの時間が楽しく無い、というスキーヤーがいたら兎に角おすすめできるお店なのだ。

あっという間に午後、札幌市内から1時間半ほど走って太平洋を望む苫小牧市へ、これにて北海道縦断の片道が完了。
目的地は苫小牧市の美術館。
安彦良和さんの展覧会の観覧が目的、昨年の青森県立美術館での展示に足を運びたかったけど仕事の関係で断念、一年越しの宿願達成となりました。

この日はワークショップで先生も来館しており、遠目で姿を拝見できただけでも軽い感動です。
展示内容は僕のような「氷河期世代」にはたまらないものばかり。原画をじっくりと眺めるめったに無い機会。
安彦良和さんのそれだとは意識せず子供の頃に夢中になって見ていた作品群たち。
テレビや雑誌にかじり付いていた頃へタイムスリップできた数時間を過ごせたのである。

夕刻。
仕事に関連するナントカ大会に出席していたヨメ氏を回収。
走り出すなり「◯◯さんの話、寝てしまったヮ、アンタのイビキがうるさかったからよ」とお小言を頂いたが、それ以外は満足の内容だったらしく機嫌が良い。

札幌の奥座敷と言われる定山渓温泉で宿泊予定。
ブッキングトラブルで話題のアゴタでリザーブした温泉ホテルへ向かう。
「申し訳ありませんがお客様のお名前では予約されておりませんが」なんて予約トラブルが無いだろうか?と小心者の小さな小さな心配は杞憂に終わり無事チェックイン完了。
晴れて温泉街の旅情を楽しめる気分となったのである。

食事まで時間が有るので土産物店巡りや周辺の散策や

ライトアップイベントの徘徊など。
この日は、かなり詰め込み気味のスケジュールだったので温泉に入ってドカッと就寝。Zzz。

走行距離299km 12.9km/L

翌朝。
朝風呂、ビュッフェを堪能して格安温泉プランをしゃぶり尽くした氷河期夫婦。
出っ張ったお腹を擦りながらお土産を調達するため、通り道のまんじゅう屋さんに立ち寄り。

自分用と婆様向けとおまけの2個。
蒸かしたての風味豊かな温泉まんじゅう、賞味期限は約一日。美味かったなぁ。
さて、ここからは駆け足で。

大雨の中ヨメ氏を研修会の会場となるホテルへ配送した後に
NXの6ヶ月点検の予約をしていたので販売店へ。

ビュッフェで外国人旅行者に負けじと食べまくった朝ご飯+おまけの温泉まんじゅうで少しグロッキーな胃袋だけど、こんな日に限ってイベントでちょっと重めのオモテナシ
うん、ありがとう、美味しかったです(白目)
次回はもう少しハングリーな状態で伺います・・・・

午後。
ヨメ氏を回収して帰路へ。
途中の寄り道では昔から大好物のディッパーダンを三時のおやつに。

帰路の半分はヨメ氏がハンドルを握る。
いつもの仕返しとばかり、助手席で熟睡、こりゃ気持ちイイ。

暗くなってからドライバー交代、鹿やキツネが元気な夜道でしたが無事に帰宅。

家族の移動支援(通称「アッシー業務」)を主目的とし、ついでに僕の用事をくっつけて遂行した北海道縦断メモ。
走行距離367km 14.3km/L
(トイレ休憩 いっぱい)
【完】

結局、ヨメ氏の目を盗んで買ってきてしまった・・・・
いいでしょ?
Posted at 2025/07/29 07:34:00 | |
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