
日曜日の朝である。
吹雪の道路を300km運転して疲れている筈だが、遠足前日の子供と同じで中々寝つけず、若干体を重く感じる目覚めであった。
8:30から山頂行きのロープウェイが運行開始されるので8:00までに乗り場に行きましょうと準備をするのである。
ユニクロのヒートテック肌着にフェニックスの防風フリースにgoldwinの真冬用のダウンという変な組合せの防寒装備を身に纏い、さぁ出発と言う時だ。
有るべき物が無いのである。
部屋中探しても、かばんの中も探しても無いのである。
あるべき筈のルームキーが・・・・・・・
防寒装備のまま部屋中でカギを探したので当然汗だくである、そしてヤバイ感満載のために出たのが冷や汗。シャツの中で二種類の汗が見事に融和、何だかなぁ。
楽しい朝の始まりが台無しである。
オチから先に言うと、ドアに一晩中ルームキーを差していた事が発覚、恥ずかしい。
何とも哀れな気分となった朝のスタートだ。

【再現画像】
この様に些細な事件が起こった訳であるが、チェックアウトを終えて外に出ると青空と太陽が顔を見せる見事なスキー日和の天気。
車を走らせて8:05ゲレンデに到着、駐車場の混み具合はそれほどでもなかったが、ロープウェー乗り場にはいつもより長い列が出来ている、それとは別にチケット売り場に出来た列に並びやっとリフト券をゲット。もう出遅れ感ハンパなく人数の増えたロープウェーの行列の最後尾に。
混んでいたので山頂に着いたのはロープウェイが3往復したあと。こうなったら慌ててもしょうがないのでのんびり滑るプランに変更。
まずは、オロナミンパワーを注入。これで滑りのパフォーマンスがコンマ数%は上がるはずであろう。
山頂駅からもう一本リフトで上に登ります、見事な雪景色。
この非日常感がスキーの醍醐味である。この風景だけでも多くの人に経験してもらいたいのであります。
午前中は雪が降ったり止んだりしたがそこそこ楽しく過ごす。
レースの合宿っぽいのが2集団、修学旅行の一行が1団体、部分オープンのためゲレンデは結構な混み具合。
普段殆ど並ぶ事の無いこのリフトが長蛇の列。スキーブームの頃を思い出す。
13時を過ぎ、天候が悪くなってきたので遅めの昼食を。
山頂のレストランでぼっち飯を頂く事にした。いつもは高級で利用出来ない店であるが、今日は初滑りだ、ちょっとぐらい贅沢しても良いだろう。
インスタ映えを狙って、「白いオムカレー」というオシャレな物を頼んでランチと洒落込もう。
インスタはしてないけど・・・・・
白いオムレツに白いカレールー、オムレツを割ると中はチョットだけ半熟であった、これはオシャレで有る。
しかし、中年オヤジが小汚い恰好でこれを1人で食べる姿を思い出すだけでこっぱずかしい。やはり分相応に山麓へ下りてラーメンにすべきであっただろか?

吉野家の並を3.68杯食べる事が出来る高級品であった、スキー場でこんな贅沢するのは今年は最後であろう。
雪が強くなり視界も悪くなってきた、朝から頑張っている修学旅行生達も疲れを見せ始めていた様子。指導員1人に付き12~3人近くの生徒を持っている、スキーが楽しいと思ってもらうためには初心者なら一組3人でも大変なのになぁと、どこも人繰りが大変なんだろう。
久々のスキーでヘトヘトに、そして膝に違和感、腰に肉離れの様な感覚を覚え始めたので怪我をする前に名残惜しいがゲレンデを離れる事に。
内緒にしておこうと思ったが、最初の1本で2コケした事が残念ポイント。
若い?ので帰りの車の中で全身が筋肉痛となる、頑張ったなぁ。
何所かの温泉によって休憩しながらのんびり帰ろうかと思ったのであるが帰宅時間が大きく遅れそうであった。
トヨタ店に立ち寄ってセンサーを見てもらった事もあるが、悪天候で道路の流れがよろしく無い。温泉は我慢。
途中、ナビから流れるBGMはモッズの『激しい雨が』その時の天気はと言うと『激しい雪が』である。
7時間かけて走り抜き地元に到着、恒例の洗車。
後ろも綺麗に。
氷点下なので水滴があっという間に凍るけど綺麗になった!
何とかシーズンインを迎えました、1泊2日の初滑りは疲れたけど楽しかった!!
今日1日、お尻の筋肉が痛くてがに股歩きだったけど・・・・・
Posted at 2018/12/10 20:25:24 | |
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