カプちん適正化メンテ その29 (と～ちゃんの技術、イベちゃんの愛)

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数日前の丑三つ時 (ホントは午後4時)、

「点灯させたい！」と隊長さんが突然言う。

なんだなんだ？


隊長さんが指差しているのは純正ルームランプ。

あ～、、


と～ちゃん特製のLEDルームランプがルームミラーの根元に増設されている。

きっと配線するときに純正ルームランプの方は点灯しないようにしたんだ。


カプーチーノの純正ルームランプ。

スイッチが押しづらい。

場所も悪い。

なにせ、運転席と助手席の間、肘の高さにある。

オーナーさんが20代前半だと、必要なときにスッとスマートにスイッチを押すが、、

40を超えると身体をヒネる動作が鈍くなり、「ん～、、しょ！」とスイッチ周辺をまさぐるようになると、滝川クリステルさんも朝日新聞さんも取り上げてました。

誠に使いづらいルームランプとして世界的に有名です。

ショルダーサポートやサイドサポートの高い社外シートなどを装着してしまうと、もはやスイッチを押すのは不可能であると言われ、千代の富士引退のヒキガネがコレではないかとさえ両国界隈では噂されているらしい。



「上にLEDのルームランプが付いてますよ」と隊長さんに言ったのだが、、

「カタチあるものは点けたいっ！」と隊長さん。

はいはい。



makoちゃんに電話する。

やはりそうであった。

と～ちゃん特製ルームランプを付けたときから現状のようになっている、と言う。

だよねー、、上で光れば充分だよね。

…

♪だよね～、って歌っていたバンド名はなんだっけ？



「誰が付けてくれたん？」と何気に訊くと、、




「自分で付けた」と言う。


ビックリっ！

少しチビった！！



「図解入りのすごーーーく詳しい取り付け説明書が入っていたから大丈夫だったよ」とｻﾗﾘと言う。


す、

すげ～～～！



何がスゴいって、、

と～ちゃん、すげ～～～！


と～ちゃんは、、

makoちゃんでも付けられる取り付け説明書を書けるんだぁ、、

すご～～～い！！


「ホントに自分で付けたん？」思わず重ねて訊く。

「付けたよ」とｻﾗﾘ。


小さく身体が震える。

奇跡だ、、

ちゃんと点灯している。



その取り付け説明書がほしい。

と～ちゃんのサインもらって額に入れて飾っておいたら、、

30年くらいすると価値が出るかもしれない。

『2012年、あのmakoちゃん自身が装着に成功しました』



と～ちゃんとmakoちゃんの出逢いがルームランプであると言う。

と～ちゃん特製ルームランプが付けたくてメッセージを入れさせてもらったのが一番最初で、、

それ以来、長渕剛と哀川翔のように仲良くしてもらっているらしい。

と～ちゃん特製フロア強化パネルも付けたという。

アレ、効くんだよね。

と～ちゃん特製ショートシフトも今回装着できたね。



僕とと～ちゃんの出逢いもルームランプです。

僕たちの出逢いの場はヤフオクでした。

出品者(と～ちゃん)と落札者(僕)。

落札者からの連絡にみかん号のことをｸﾄﾞｸﾄﾞと書いた僕。

「ボディレストアしている、このカプチーノに付けるんですよー」

(イヤな落札者ですね(^^))

みんカラのURLも貼って、それを覗いてくれたと～ちゃん。

それからちょくちょくブログを読んでくれるようになって、、

オレンジバカな僕にコメントを入れたくなったと～ちゃんは、みんカラのIDを取得しました。

それ以来、秋元康とAKBというか、泉ピン子とえなりかずきのような関係が続いています。


初めて実際に会ったのは震災直後でした。

じっとしていられずにスイフトに水を満載して、と～ちゃんリクエストの牛乳も積んで福島に行きました。

夜のとんぼ返り。

道路凹凸。

雪舞う福島。

会った瞬間、僕よりも年上だと悟り、丁寧に会話をしました。

しばらく話したあと、「ところで、と～ちゃんさんは何年生まれですか？」と訊いたら、、

まさかの同級生☆彡

こんにゃろー、30分も馬鹿丁寧にしゃべっちゃったじゃねーか(^^)

も～、なりすまし先輩顔なんだからぁ～！

なんだ同級生か同級生！

じゃあ～、ブラザーだ、アミーゴだ♪

同じトシでマグマ大使を見て、キカイダー見て、ドリフ見て、ひょうきん族見たんだべ。

「ネロとパトラッシュがくっつきあっていれば助かったんじゃないか」と考えたトシも一緒だべ。



大変だったのはガソリンが買えなくなったこと。

会社にあるクルマからガソリンを抜きまくっても満タンにできなくなり、60～70km/hで福島や宮城を往復しながら水を運び、そのときにえ～ちん大将に初めて会いました。

ショッピングモールの駐車場で3人一緒に余震に揺られ、、

大将とと～ちゃんが神妙な顔で何か話しているから、そっと耳を澄ませば、、

ファクトリーでクルマをイジる相談^^;

「(^^) こいつらシブといっ！」と思いました。

そんなこんなで、お孫さんが生まれたばかりのドリームさんとも知り合えました。

そして福島が大好きになりました。

震災は言葉にできぬほどたくさんのモノを奪っていったけれど、大切なことを考え直せたことと、と～ちゃんたちと仲良くなれたことは僕にとってありがたかったです。

自分なりに動いてみて良かったです。


なんて今だから書けますが、、

タイヘンだったんね。

しんどかったと思います。

そして、まだ終わらぬことを悔しく思います。




でも、、

不思議だし、素敵だし、たくさんの可能性がありますね。

こんな小さいクルマが縁になって人の輪が大きく広がっていきます。

ホント素敵です。

心の扉は開けておくものですね。

ルームランプ一つだって、自分の明日の色が変わります。

人生、楽しまなくっちゃ(^^)


すみません。

脱線がすっかり長くなってしまいました。

ルームランプの話は次回に。

イベちゃんの愛の光です(^^)