ホント、ロクなもんじゃない。

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オートバイなんてロクなもんじゃない。


ホント、ロクなもんじゃない。


暑けりゃ暑い、


寒けりゃ寒い、


雨ふりゃ濡れる。




バランスとってやらなきゃ曲がらない。


支えてやらなきゃ自立すらしない。


(キリンは生まれて30分で立つんだぞ)




おまけに


直撃弾で花粉に襲われ、


音楽も聴けず、


転べば痛い^^;


痛いだけじゃすまないかもしれない。



ホント、ロクなもんじゃない。


67万のアルトでさえ、エアコンもWエアバッグにABSも、キーレスだって付いている。




そんなロクでもない乗り物に乗って、GW最終日6日は伊香保に行って来ました。


向かうはもちろんBUBUカフェさん(^^)/


いつものように、伊香保に向かう途中で差し入れのパンを買います (キャプテンのことを好きな女子マネージャーみたいだ)。



お昼前だっていうのにラブホに吸い込まれていく黒色タントを羨ましく思いながらダラダラとした坂道を上がり、水沢うどん街道を抜け、右コーナー左コーナーとこなせば、水沢観音の駐車場に、、いたいた！黄色のバス(^^)/









どもっ♪


B 「ふくちゃん、いらっしゃい！」


(ここでは“ふくちゃん”です)




パンを渡す。


パンの上に目玉焼きとベーコン。






僕とBUBUさんは「パズーのパン」と勝手に呼んでいます(^^)


B「こういうパンが一番いいよね」


んだんだ(^^)





B「この前、仙台から来てくれましたよ！」


あらちゃんのことだ(^^)


B「またヨロシク伝えてください」




いつもの黒蜜ラテ。


B 「昭和のふくちゃんなら、これ誰だか分かるでしょ！」








・・・ 八代亜紀？


B 「メーテルですよっ！」



伊香保の風に吹かれながら陽の光を浴びて、たまに「メーテルかよ！」とﾌﾞﾂﾌﾞﾂ言いながら黒蜜ラテとパズーのパンを楽しんでいると、偶然みん友の子供な大人さんがやはりオートバイで来た。


この不便で危険でロクでもない乗り物を、皆んな精神修行の道具として乗っているんだな(^^)




二杯目のラテアートは「ぐんまちゃん」でした。


これは自信満々で答えると、、


B 「ぐんまちゃんだと思ったでしょー。それは『ぐんまちゃんによく似た“群馬の馬”』なんです」


知らんがな。




(以前BUBUさんは外国の方に「ドラえもん」のリクエストをもらったのですが、、)


(少しも似てない『俺の心の中のドラえもん』を描いて泣かせたことがあります)


(泣かせてどうする)





いい天気(^^)


帰り道、だんだんアタマが何も考えなくなる。


ブレーキかけてクラッチ切ってギヤを２つ落としてスロットル開けてシフトアップしてまたブレーキかけて、、。


もうラブホも快適そうな高級セダンも羨ましくない。


気温も風も陽の光の強さも、オートバイを乗るのにピッタリな日曜日だ。


何も考えず音楽も聴かずスマホを気にすることもなく、ただただオートバイを走らせるこの時間は、今の社会では贅沢な時間なのかもしれない。




オートバイなんてロクなもんじゃない。


誰かの歌のように何もない。


不便でキケンで原始的なこの乗り物は、


本当に素敵である(^^)