2009年04月19日
F1 中国GP
今回の中国GP、ウェットレースのおかげで、番狂わせになりましたねー。
まさか、この段階でバトンに土が付くとは本当に予想外でした。
これもウェットレースの面白さですねー。
ドライレースでは、予選でブロウンGPの2台は、15kg以上もベッテルに対して
燃料を多く積んでいても、あのタイムですから、やはり3連勝になっていたでしょうから
赤牛ベッテルには、まさに恵みの雨となりましたね。
しかし、昨年のイタリアGP、一昨年の日本GPと、ベッテルは雨だと輝きますね!
まあ、雨に限らず輝きまくっているんですけどねw
ほんとに良いドライバーです、ベッテル。単に良い車に乗っていたハミルトンとは違います!
まあ、ハミルトンも今年はダメなりに地味にポイントを稼いでいて、良いドライバーだと
思いますが、ものすごい強烈なレベルの凄さがあるかと言うと?と、思っています。
しかも、最近のハミルトンが居ない予選トップ3やゴール後に表彰台での、称えあう感じが
中継でも言ってましたが、ホントにノーサイドって感じで、気持ち良いんですよね。
ハミルトンが居ると、自分のまいた種ですがギクシャク感があり、彼が映らない今年の中継を
観ていると、本当に気持ち良いです。さわやか!
そういう部分も、才能の1つでしょ?
しかも、なにやら最近ブラウンGPのマシンに乗りたいと言ってるって?おいおい・・・。
車造れないからって、いいかげんにしとけよ。
とりあえずベッテルの走りは置いておいて、今回のベッテルの勝利を後押しした要因を
語ってみようと思います。
今回のレースで優勝争いをしたブロウンGP、レッドブルレーシングの2台の車ですが
このマシンは3~4年前ならブロウンGPは跳ね馬フェラーリであり、レッドブルは
シルバーアローのマクラーレンを名乗っていた車なんですよね。テクニカルな面の人材的にw
で、今回の結果もタイヤの温まりが速い(タイヤへの荷重が大きい)レッドブル=マクラーレン、
タイヤに優しく温まりが遅い(タイヤへの荷重が小さい)ブロウン=フェラーリ的な見方が、
面白いぐらい何も変わっていないで、色だけ違う所が、個人的にシュールだなとw
ここ数年の、フェラーリvsマクラーレンが形というか色を変えて、ブロウンvsレッドブルへ
変わっただけで、実はロス・ブロウンvsエイドリアン・ニューウェイの個人の戦いって
事なのでは?近代F1って、思えてしまうのが今年のF1かなって思いました。
今回のバトン、フルウェットのタイヤの走行でもハイドロを起こす雨量だったとはいえ、
ウェバーとレーシングスピードでバトルをしているのにもかかわらず、タイヤの作動温度域を
下側へ外してしまったようで抜かれた後に、ウェービングしてタイヤの発熱を促してましたね。
まあ開幕前は、そもそも参戦自体が危ぶまれていた訳で、今宮さんも言っていましたが
ほとんどウェットでの走行は、テストも出来ていない状態で今回の中国GPですから、
ウェットでのイニシャルセッティングも出ていない状態での、あの走りですから
ほんとうに、バトンも素晴らしい走りを魅せたと思いますけど、マシンの特性は面白いように
現れていて、観ている側も、今回は楽しめたと思います。
しかしねー、個人的に気に入らないことが1つだけ・・・。
それはバトンの予選直後のコメントで、『我々は燃料を重く積んでる訳じゃないのに、
レッドブルに前に行かれた』ってコメントが、なんかバカにしてるように感じられて・・・。
今年のルールでは、どうせ何kg燃料を積んでるか公表されるんですから、そんな、
バレバレの嘘で、牽制しなくても良いのに・・・って思ってしまいました。
優れたマシンを持って、まだまだ引き出しあるぜ!って感じが、なんとも憎らしいw
個人的にディフューザー3のチームを、やはり白ではないと思っているから、余計に
そう思ってしまうんでしょうけどね。でも、純白のレッドブルが純白のうちに、一矢報いた事は
ある意味、特殊な条件だったとは言え、わたしのバトンが開幕4連勝という予想が外れて
これなら、今年もF1見ようかなって思える今回のベッテルの優勝でした!
今回のベッテルの走り、わたしが語るまでも無いですが、ほんとにノーミスで惚れました。
予選からドライブシャフトにトラブルを抱えていて、予選も1ラップアタックのみで
ビシっと決めて、決勝もポールスタートの視界の良さがありましたが、SCスタートも
バッチリ決めて、バトンとウェバーが、それぞれミスしてしまうコンディションのなか、
全くのノーミスでした。まさか、またドイツ国歌が聞けるようになるとはwww
まさにシューマッハが出てきた時の勢いがあり、なのにあの子供のような表情。
ほんと惚れますよw
あと、今回はヤルノが残念でしたね。全く乗れてませんでした。ヤルノらしいというかw
なるべく速いうちに結果を残さないと、チーム全体が大きなプレッシャーに負けちゃいますよ。
予選順位は良くはなかったですが、燃料搭載量を見ればマシンのポテンシャルはドライの
予選ではブロウンと同等でした、今回も。
とりあえず、今回はこんな感じでしょうか。
さて、NEXTの申し込みをしなければwww
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F1_2009 | 日記
Posted at
2009/04/19 19:35:48
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