Ｆ１　セバスチャン、今年のＦ１を盛り上げてくれて、ありがとう！！！

とうとう、決まってしまいましたね・・・。
が、私もベッテルがいたからこそ、今年のF1をかろうじて見る事が出来ました。
あのヤングガイは、今後なかなか楽しみですな。

また、今年のホン・・・、ブラウンはまさかまさかの大金星でした。
後半こそやや失速しかかりましたが、まっちろマシンが終始表彰台に鎮座するとは、本当に予想外でした。シーズン当初、ブラウンの中盤以降は、グダグダだと思ってましたが・・・。
これがロス・ブラウンマジックなのでしょうか？？

それとも、ホンダの設備が良かったからでしょうか？？ｗ


来季は、ホンダ色は全くありませんでしょうから（今年もでしたか？）、シーズンを通して見る事が出来るかどうか・・・。
いずれ、歴史的なチャンピオンを獲ったジェンソンは、スーパーラッキー男ですね。
道端ジェシカも大喜びでしょう。ちなみに私は、長女が一番好きですｗｗｗ


来年、穴あき4階建てのディフューザー登場に、超期待です☆
つうか、キミがこのまま引退するんじゃないかと、結構心配です。。。

ほんと決まってしまいましたね。
まあ、開幕から７戦６勝でしたから、これでチャンピオンを獲れなければ、それの方が異常事態だというシーズンですからね～。

バトン、個人的に８戦目以降は、ｇｄｇｄかと思いましたｗ　
８戦目以降で表彰台に乗ったのは１回だけだし、後半８戦の獲得ポイントでは、ベッテルとバリチェロには当然、ライコネンやハミルトン、ウェーバーにも抜かれてますから、開幕直後の印象より、ここ最近の数戦の印象の方が強くて、それを考えると、やはり穴あきディフューザーがあっての、チャンピオンかと・・・。

まあ、今年あのチームに居た事、あのエンジンがあり、ＨＲＦ１主導で開発したマシンではなく、栃木主導で開発したマシンを選択できるマネージメント（ロス・ブラウン）があっての、今年のパッケージですから、そして走らないマシンで苦労した不遇の時代の事も含めて、それがバトンの持っていた運命でしょう。
そういうわけで、チャンピオンに成るべくして成ったんだと思いますから、来年からは硬い走りで、シーズン通して楽しませてもらいたいと思います！

４階建てのディフューザーは、ある意味でコチラかもｗ↓
http://blog.livedoor.jp/markzu/archives/51540693.html

３階建てはコチラ↓
http://blog.livedoor.jp/markzu/archives/51495990.html

穴あきの２階建てディフューザーと同じ、車両中心からスキッドブロックと同じ幅の部分には空力パーツを付加を禁止する部分から除外する（リアウィングステーを成立させる為）という一文を拡大解釈して、ディフューザーに穴を開けて、ディフューザーじゃない部分にディフューザーと同じ機能を持たせたモノが穴あきディフューザーで、その空力パーツの付加を禁じられてない部分にウィングを付けたのが最初のミニウイングです。

穴あきの解説です↓
http://blog.livedoor.jp/markzu/archives/51492437.html

http://blog.livedoor.jp/markzu/archives/51487945.html

本来は、こう有るべきだったんですが。
これならディフューザーの効果も制限される事で追い抜きも可能だったハズ↓
http://blog.livedoor.jp/markzu/archives/51455899.html

そんなわけで、このセンター部分の、偽ディフューザーの奥にはギアＢＯＸがあります・・・。というわけで、このディフューザーはギアＢＯＸ＆リアサスもセットのコンポーネントなのであります・・・。ここが栃木製ギアＢＯＸ＆リアサスの素晴らしさだと思います。
というわけで、ディフューザーだけ真似ても効果が薄い為に、レギュレーション通りのマシンを開発したチームは猛反対したんですよ。
今のマシンはギアＢＯＸも低重心化の為に、相反するコンセプトなんですよね。
そしてギアＢＯＸの造り替えは、エアロパーツと違いマシンの根幹部なので、金額的にも簡単に作れる訳でもないし、４レース使用義務もあり、造ってもタイミングが悪ければ投入できないというジレンマ。。。

そんな訳で、後追いチームでギアＢＯＸまで作り直した完全版ディフューザーを搭載したのはＢＭＷだけでした。彼らは来年は無いので、来年用の開発パーツを前倒し投入したんだと思いますが、やはり投入後は成績が急上昇して、ブラジルでも荒れたレースだったとはいえ実力でバリチェロの前を走っていましたから、かなり戦闘力の向上が認められましたね。クビサ、２位表彰台でしたからね。

まあ、その物差しからすると完全版の穴あきディフューザーでは無いＲｅｄＢｕｌｌのマシンは、さすがニューウェイ・マジックとしか言いようがありませんね。

すいません、現役Ｆ１観戦組みなので、マニアックに行き過ぎましたｗｗｗ

ライコネンは他人の撒いたガソリンで炎に包まれたりと災難でした・・・。
でも、鈴鹿と言い、今回のブラジルの走りも、マシンの性能を考えれば、マシンの性能以上の走りが出来るドライバーですから、なんとか戦闘力のあるマシンに乗ってもらいたいですね～。

ちなみにわたしは、道端より能瀬３姉妹派ですｗｗｗ

いや、マニアックで全然OKです！！

今更なのですが、あの穴あきスケスケディフューザーが、栃研の日本人が思いついたのか、HRF1の外国人が思いついたのかが、非常に興味深々であります。

数年前のコレクタータンク事件もあり、ホンダは意外にセコイ手段ギリギリセーフ的発想な技術者がいるのかなと・・・。トヨタのリアウイングは、3段目なんて、乱流の嵐だったりして、意味あるの？？的発想ですよね。確かに、トータルで4段ですねｗｗｗ
来年は、アンダートレイが穴だらけになってたり・・・ｗ


それにしても、穴あきディフューザーは、大発見でしたね！！
風洞でガス流して、気流の流れを見てみたいですね。。。

ＲＡ１０９という名前になるハズだった例のマシンですが、ＡＳ誌の亜久里さんのインタビューによれば、ベン・ウッドが栃木の連中と何ちゃらって感じでしたよね。

でもまあ、ＨＲＦ１が存続していたら、ブラックレーで開発を進めていたマシンがＲＡ１０９になっていたんでしょうから、そうすると、いまのＢＧＰ００１は表舞台に出ることは無かったと言うようなニュアンスの事を伊藤社長も言ってたし、なんとも夢想家としては、時間さえあればいくらでも夢想できますが、こればかりは悲しい妄想ですね・・・。

とは言え、穴あきディフューザー自体のアイデアは、どこのチームも持っていたのではと思います。というのは、昨年までは通常のアイデアであり、下面から見て空気を上の部屋へ導く穴を見えない状態にする（なので、スリットから引き込んでいる）という一文の解釈ですからね。

それも、ルノーなんかのリリースを見ていても、明らかに同じアイデアでも、ＦＩＡへの問い合わせに対して、違反との通知を受けているチームがあったりと、これは今宮さんの記事で多少あいまいな書き方をしていた記事があったのですが、ＦＩＡの‘神の手’が働いたのでは？と、個人的には感じています。
まあ、そう言ってしまうと夢も無いですが・・・ｗ

ホンダは昨年の悲惨な成績、景気後退、トヨタも景気後退、ウィリアムズもメインスポンサー離脱と、ディフューザー３と言われた３チームは、共に撤退の気配が濃厚なチームだったような気もするんです。
そんな３チームにアドバンテージを与えて、スポンサーに魅力的な走りを見せて、スポンサー活動しろという・・・。
あくまでも、記事を基にした個人的な妄想ですけどねｗ
本田は結果的に１抜けしてしまった訳だし・・・。

ホンダは確かにコレクタータンク事件は、結構アグレッシブでしたね。
今年、開幕戦だったかトヨタも、リアウイングの違反で予選タイムが抹消って事があったのですが、リアウイングがかなり柔らかい素材と硬い素材の複合部品で、可動エアロの検査にはパスするけど、実際に走るとたわみが凄くて直線でアドバンテージを得るというウィング事件がありました。
まあ、この辺は数年、いろいろなチームで疑惑になっていましたが、グレーな部分を、どんどん突いて行かないと勝つのは難しいんでしょうね。

まあ、今年も合法的にコレクタータンクでアドバンテージを調整している？なんて噂も再燃してましたよｗ

ディフューザーは、どうやら容積が重要なようです。穴あきで２階建てにすることで、高さ＆後方へ伸ばすことが出来て、容積を増す事が重要で、その先に気流のコントロールがある気がします。

その辺、実は個人的に禁じてとしていたＦ１ミニカーのコレクションを解禁してしまいました・・・。
まず手始めに、昨年のマシンの中でも、最もエアロガジェットがフル装備状態だったＢＭＷのＦ１．０８を購入して、毎晩のように眼力＆妄想という名のＣＦＤがフル稼働していますｗｗｗ

このＦ１．０８ですが、以前のブログでも書きましたが、ＲＡ１０７のローバックダウンのコンセプトを最も正常に進化させてるのが、写真以上に模型では形状の判別が可能です。リアウイングの前は、本当にスカスカ状態です。
そう考えると、昨年のホンダがシーズン中にＢＭＷからエンジニアを引き抜いてきていた理由も、同じコンセプトに精通していたという事で、即戦力を求めていたんでしょうかね。
でも、ＲＡ１０８はＲＡ１０７よりサイドポンツーンのデザインはコンセプト的には退化させてしまいましたけどね・・・。

しかしＲＡ１０７、デビュー時には中本さんの「Ｆ１のトレンドを変える」というわりに、走らないし、見た目も当時は良さが理解出来ませんでしたが、今見るとよーく、良さ、やりたかった事が見えてきます。

本当に、ＲＡ１０７が３期活動の中で個人的には１番ホンダらしい、アグレッシブなマシンだったんじゃないかと思っています。

実は今年のＲｅｄＢｕｌｌのＲＢ５のリアも非常にタイトで、このＲＡ１０７のローバックダウンのコンセプトが反映してるのが分かります。特に今年のマシンは、空力ガジェットが無いので、素のボディー形状が良く見えますからね。

ちなみにＦ１．０８のミニカー、サイドポンツーンのアンダーカットも、ポッドウィングからリアタイヤ前のフェアリングとセットになって、空気の通り道が形作られていたのが、良く分かります。

最近はＦ１ミニカー解禁したことで、そんな気流の妄想が楽しくて仕方ないんですよ。ＣカーやＬＭＰも良いですが、昨年までのエアロガジェット満載のＦ１は、かなり良い妄想ＣＦＤの課題に、もってこいですよ！！！
困った病気ですが、渡ナベさんもＲＡ１０７やＲＡ１０８で是非。。。

連投連投ですみません。。。。
この手の話は、全く飽きないのでめっちゃ楽しいです！！

最近のリアの落とし込み、絞り込みは、20年前の車の記憶がはっきり残ってる我々にとっては、異常ですよね～。あのスッカラカンの空間、本当に尋常ではありません。
あと最近は、サイドポンツーン前部のあのエグレが私はお気に入りです。赤馬のF92Aや412T的な、当時としては、はぁ？？って思いつつ、カコイイと思ったあの記憶が、鮮明に蘇りますｗ
あの当時は、大失敗でしたが、20年の時を超えて、形状は違えど、サイドポンツーン下部のいじり方がトレンドになっている事に、バーナードの千里眼を感じました。。。

私もRA107がホンダ歴代で一番お気に入りです。時に、あのロールフープの5角形が好きですね。
あれ、日本人設計でインパクトテストをにらんであの形になった様です。が、RA109では、普通の3角形でやや残念でした・・・。

ミニカーに関しては、童夢マシンばかりで、F1に手を付けられません。
手を付けたら止まらなくなりそうで・・・。　あっ、F1はハーベイ博士が図面を引いて、ローラ（でしたっけ？）で作った、第3期一発目の幻のホンダF1のモデルだけ持ってます。　あとは、９０年代のタミヤのプラモだらけですね。未完成が殆どですがｗ

私も、脳内CFDが毎日のように回ってますｗ
今年のフロント翼端板の構造なんて（特に後半戦）、耳から脳みそ垂れてきそうな構造ですもんね～。
もちろん、サイドポンツーン下部のエグレでも、脳内CFDがフル回転ですｗ
本職の設計をしながら、手元の裏紙には必ずと言って良いほど、なんかしらF1の部位を書いてますからね。病的ですｗｗｗ

そのうち、第3期のホンダF1をコレクションしてみようと思ってます。
手っ取り早く、SAF１からでも良いかな～。

いえいえ、連投ありがとうございます！
なかなか、こんな妄想家の戯言に、お付き合いして頂きまして、こちらこそ感謝、感謝ですｗ

サイドポンツーンのアンダーカット自体は、ジョーダン１９１がコークボトルの下側をエグッたのが最初かと思いますが、翌年のＦ９２Ａは刺激的でしたね！！！
このデザインは、ハーベイさん一派で、ジャン・クロード・ミジョーとスティーブ・ニコルズが戦犯でしたねｗ
とは言え、本当に今見てもＦ９２Ａはカッコ良いデザインです。こんなデザインのマシンが出て来た時代が、懐かしいですね。

９４年の４１２Ｔは前端エグリの出始めでしたね。あのデザインはバーナードの最後の良い仕事と言える作品ですね！あのキレイな造型は、まさに芸術作品ですね。まあ後期型でザックリと整形されてしまいましたが・・・。

でも、意外と忘れられていますが、９４年のミナルディのＭ１９４も前端から続きのアンダーカットのあるサイドポンツーンで意外とカッコ良かったのですよ！

今年のマシンのフロント翼端板は、ブラウンのマシンは良く考えられていましたね！
あれは、まさに栃木のデザインで、そのフロントウィングを持ったエンジニアが空港で撤退の発表を聞いたなんて話も有りましたからね。

あの翼端板が翼端ではない構造は、ほんとうに脳内ＣＦＤの課題には、もってこいで、なんども楽しませてもらっていますｗｗｗ

今年のマシンは、アンダーカットがボディーパネルの曲率規制のせいで消えるなんてニュースもありましたが、どういうわけかウネウネな曲面は健在でしたね。
でも、エアロガジェットが規制されたおかげで、アンダーカットで発生させるベンチュリー効果は期待できなくなり、ルノーのような変形型が新しく生み出されましたね。
今年のルノーは、やはりＲＡ１０７のように走りはイマイチでしたが、あたらしい試みは感じられます。
ＢＭＷなんかは、アンダーカット自体がラウンチ仕様では無かったですからね。

０５年ぐらいまでは、９５年ぐらいからずっと、リアウィングの翼端板を前に伸ばしたようなサイドフェンスを立てて、サイドポンツーンの上面を、いかにスムーズにリアウィングに向けて空気を流すかを重視していたように感じますが、Ｆ１．０８では明らかにサイドのアンダーカットのベンチュリーをリアウィングに当てているように見えます。リアタイヤ前のスパッツは、実は上面を使って稼いでいるかと思いましたが、実は下面でディフューザーになっているんですよね。

ＲＡ１０７は、渡ナベさんもお気に入りでしたか！！！ダウンフォースの絶対量は大きかったようですが・・・。安定した発生に問題が有ったようですね。
このマシンは、途中放棄しないで、ステップダウンになるＲＡ１０８ではなく、開発を継続してもらいたかったですね。出来れば栃木で。
って、ＳＡ０８が参戦継続できれば・・・。

ＲＡ１０７のロールフープは５角形だったんですね～。ちょっと調べてみましたが、確かに５角形でした！あの形状はＳＡ０７では楕円なんでしたっけ？ｗ確か、知的所有権の問題の時は、その部分が形状違いだと主張していたような。

Ｆ１ミニカーは危険ですよね。わたしも、遡って収集しないように、強い心を持って脳内ＣＦＤの課題収集に励もうと思いますｗ

訪問していただき、ありがとうです。

最終戦もはじまり、来期シートを賭けた熾烈なレースになりそうですね。

コメントありがとうございます！

ほんとに今シーズンは大物ドライバーの移籍があり、椅子取りゲームは数年ぶりの激しいですよね！

可夢偉は、この走りで来シーズン確定◎かな！

あとはライコネンがどうなるか・・・。ニックも心配ですが、どちらもマクラーレンの噂って、どう応援してよいやら・・・。