
カンポス改め、ヒスパニアレーシングが、なんとか
参戦に漕ぎ着けましたね。
USF1が崩壊、そして元トヨタのマシンを使って参戦って
噂だったステファンGPも参戦できず。
というわけで、当初の予定通り今年は12チームで世界を
転戦する事になりました。
そんなわけで、今シーズン最後の新車発表になるヒスパニアレーシングの新車を見てみましょう!
まず、カラーリングはBMWザウバーフェラーリへのオマージュでしょうか?w
開幕戦で、どんなカラーリングになるか期待ですね。
そしてマシン全体の印象は、モノコックタブからノーズまではノーズ先端は低めのRB5のコピー。
そしてサイドポンツーンから後ろは、BGP001のコピーって感じですね。
デザイン、製作はレーシングコンストラクターのダラーラが請け負っているために、ヴァージンの
マシンと比べると、比較にならないほどF1マシンっぽさがありますねw
フロントウィングのフラップは、まだまだ荒削り感が漂っていますが、バックボーンが堅い、
そしてF1並に空力を攻めているF3マシン市場を事実上独占しているダラーラがデザインしている
わけですから、シーズンを重ねていくと、それなりに資金面が破綻しなければ、新規参戦チームの
中では、トップレベルの走りをするんじゃないでしょうか。
問題が有るとすれば、書いた通り資金面、そして大量生産、ワンメイク状態で言わば、既製服という
F3では活躍できても、テーラーメイドであるF1で市販シャシーのコンストラクターが活躍できるか?
と言う事ですね。
あとドライバーが、注目度は高いブルーノ・セナ頼みになってしまうところが厳しいですね。
チャンドックはペイドラ度200%で、期待できません。
ですが、昨年から大幅にテストが規制され、マイレージを稼ぎマシンを鍛え上げると言う、資金的に
恵まれたチームだけがマシンを成長させてしまう物量作戦が禁じられていますから、その辺は
過去にダラーラ、ローラが参戦した当時とは変わってきてますね。
そんな面では、このチームこそバジェットキャップを見据えたF1ベンチマークになりそうですね。
共通エンジンであるコスワース、共通トランスミッションであるXトラックのギアボックスを使う、
チームの中では、開幕前にテストできていないハンデはありますが、ナンバー1を目指して欲しいし、
可能かなって思います。
あとは、チームがカンポスから、噂どおりコリン・コレスに買収されました。
この事で、資金面での不安はカンポス時代に比べれば、不安は解消とまでは言えませんが、
ちょっと心配という程度までは前進していると思います。
そして、これは誰もが否定していますが、少し前にニュースサイトに乗ったフォルクスワーゲンの
F1参戦への布石になるんでしょうか?
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F1_2010 | 日記
Posted at
2010/03/06 10:04:26