
今回のレース、アロンソのスタートダッシュ!
ティフォシ視点では、これが全てですね・・・。
4位スタートで、1コーナーまでに1位を
奪う、アロンソの巧さは見せたものの、
3周目までにDRS圏外に逃げきるだけの
速さは無いので、ヴェッテルの変則ショートに
引きずられてカバーするものの、結果的に
プライムへの交換が早くなり屈辱のラップダウン。
嗚呼・・・。
それに対して2台を追っていたハミルトンは、20周目に2回目のタイヤ交換にヴェッテルが入り、
ヴェッテルの居たスペースをスッと間を詰めるハミルトンの余力、ヴェッテルのピットイン後にも、
新品のヴェッテル並みの28秒台を出して、アロンソより速さがあるのをアピールしましたよね。
そして、わが道を行くトラックポジションよりもタイヤのコンディションを重視するという戦略の違い。
ヴェッテル視点では、スタートでアロンソに前に出られて、ポジションをピット戦略でアロンソから
取り戻したことで、変則ショートになってしまい、タイヤなりに走らせて理想的なディスタンスを
走ってきたハミルトンがレース終盤で追い付いてきて、観る側には楽しいレースになりました。
これは、レース序盤のオプションでしか戦闘力の無いアロンソがレースを犠牲にしハミルトンへの、
アシストって感じのレースになってしまいましたね。アロンソ、ホームGPだったんですけどね・・・。
ヴェッテル1人対アロンソとハミルトンが束になって、やっとレースになる状態。
とは言え、RedBull完全空気という雰囲気ではなくなってきているのは、レースファンとしては
嬉しい状況ですよね。
ヴェッテル視点に戻すと、やはり今回のレースも余裕でクルージングというレースではなく、
ヴェッテルファンとしてみても、テレビにちゃんと映るし、レースの展開も面白いし、このレースは
レースファンとしてみても理想的なのかなって思ってみたり。
やっぱり、こう手に汗握るレースが、観ていて面白いレースだと思います。
やっぱり、リーダーがレースに絡まず、完全空気で中継で観ててもタイヤ交換の時にしか
映らないというのは、やっぱりレースファンとしては勝手ながら物足りない感じがね・・・。
あと、これティフォシ視点でみると、アロンソとマッサで、ヴェッテルを追えるシチュエーションが
作れると良いんですけどねー。でも、マッサはマッサというレベルなんでね・・・。
フェラーリはプライムでのこの走り、タイヤに優しいとか言うレベルでは無いですね。重傷。
RedBullは相変わらずKERSが不安定という面が有る物の、これはこれで良いですよねw
ハミにKERSとDRSを使われても、オーバーテイクされないRedBull、さすがですね。
最後に今日の小林くん、今シーズンの連続入賞を継続中です!
最初のタイヤバーストで、ついに途切れてしまったかと思いましたが、いやー凄いよ。
どうなってバーストしたのか気になりますが・・・。
レースの戦略は完全に毎度の新品オプション無双なんですが。
でも、そろそろ上の予選ポジションを獲得して、勝負して上を狙うレースが観たいですね・・・。
とはいえ、今回のミハエルを見てもついにQ3を走らない作戦をやっちゃいましたしね。
やっぱりQ3に残ってタイヤを残す作戦で狙いたいですねー。
さて、次はモナコGPですね♪
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F1_2011 | 日記
Posted at
2011/05/22 23:21:32