
いよいよ、F1日本GP決勝日を迎えました!
昨年は金曜日から現地観戦組みでしたが、
今年は仕事も震災後、ずっと高負荷が続いて、
休暇の取得も厳しそうと言う事で、断念です。。。
でも、昨夜は悩みましたよw
あの予選を見てしまうとね。寝てる場合か!?
向かわなくて良いのか、鈴鹿へ!って・・・。
そんなわけで、初日から振り返ってみましょう。
まずは可夢偉ですね!
金曜日、忙しいといいつつ仕事が仕事が手に付かず、結局BlackBerryのLTで、追いましたw
でも、FP1はポジションは悪くないものの、上位とのタイム差が厳しさを感じさせましたね。
ザウバー、今回はシーズン最後の大きなアップデートを入れたというモノの、厳しさがねぇ・・・。
そして、FP2はさらにポジションまで下げてしまい・・・。
正直、上位陣は31秒台に入れているのに36秒台。今年は、これは苦しいなぁという初日でした。
そして、開催2日目のFP3、タイムは33秒台まで上がるもトップ10には届かなという事に。
ここまでのFP1~3の結果で、これは昨年のようにQ2ポジションからのスタートで、
サディスティックなストラテジーで昨年の再現を狙うしかないのかと、ちょっと暗い気持ちに。
いくら可夢偉の引き出しが多くても、相手はF1ドライバーですからね。
きっと、どのドライバーも可夢偉のオーバーテイクは警戒してるはずなので・・・。
昨年の再現は簡単じゃないと思っていたし、できるだけ上位のグリッドが欲しいと思っていただけに、
そんな暗めな気持ちで予選を迎える事に。
では、感動を呼んだ予選を振り返りましょう。
まずQ1から!このQ1の結果、可夢偉はP1ですよ!!!
いくらトップ勢は硬い方のプライムを履いていて、柔らかい方のオプションを履いていたのは
可夢偉とフォースインディアとブルーノでしたが、FPでは敵わなかったフォースインディアの前に
出れたのが、大きいですね。
そして、なによりも日本GP、数多くの日本のファンの前で、可夢偉がP1ですよ!!!
もうこれは、流れが変わった瞬間でしたよね。
2日目で変更したセッティングを、初日の持ち込みに戻したり、アップデートをうまく
使いこなせていなかったようですが、この特別な日本GPの予選で、この土壇場での流れを
つかむ可夢偉。絶対に持ってます!!!
そして、みんなが泣いたQ2いきましょう。
RedBullのヴェッテルがDRSを作動させた状態、フラップを開けた状態で130Rへ飛び込んでいく
姿も、さすがRedBullはヤバイねーなんて思っていましたよ。
でもね、可夢偉ですよ、可夢偉!FPではトップ勢と3秒以上離されていたマシンでありながら、
DRSを作動させて130Rに向かっていく可夢偉・・・。
上のFPのレポートでは、あえて書きませんでしたが、FP2でDRSを作動させて130Rに
飛び込んだ結果、外へはらんで内側に巻き込んで・・・。130Rで見る最悪なスピンモードです・・・。
もうね、FPを見てた人は全員、そしてF1GPニュースで松田次生も言ってましたけど、
終わったと思いましたよね。
Q2のラストアタックで130Rをに飛び込んでくるマシンを迎えるカメラの映像。
おい、DRSが開きっぱなしじゃないか!!!そして、RedBullのヴェッテルのようにキレイに
130Rを抜けていく可夢偉・・・。
もうね、ここでこみ上げてきて、嗚咽が止まりませんでした・・・。そしてP8。
スーティルP9、ペトロフP8、ブルーノP9、可夢偉P10確定、Q3進出です。
TEAMラジオで『Good job』に対して『yes』の返事、渋すぎるよ。いま書いてても泣けるわ!!!
では、Q3です。
ここでも可夢偉に神風が。Q3開始直後に、1番乗りでコースインする可夢偉。
日本GP、昨年より多くのファンが詰め掛けている鈴鹿のコースで、可夢偉が雄姿を見せます。
結果、このランがP7を呼び込むんですよね。
背景はニュースサイトを読んで頂くとして、結果は決勝は7番グリッドからのスタートです。
前はアロンソ、そしてレーシングライン上にあり有利な奇数列です。
これは、もう全てが可夢偉の背中を押しているとしか言いようがありませんね。
モチロン、130Rで感動を生む勇気を魅せてくれた可夢偉の頑張りが全てですが。
あと、3時間半後、いよいよ決勝スタートです。
Q3のトップ5台の、ポール争いも本当に見応えのある素晴らしいバトルでした。
RedBullも初日にヴェッテルが壊した新型のフロントウィングをプライベートジェットで
持ち込んで予選の1時間前に滑り込んだとか、ハミルトンのQ3の最後にシケインで3ワイドに
なってアタックできずとか、RedBullが15戦で15回目のPPを獲得するも、いままでの
レースとは確実にポテンシャルの差が無い状態とか、見所は盛りだくさんです。
でも、今日は可夢偉でしょ!!!