
祖父の一周忌をやるからと母親から連絡が。
こちらの感覚だと命日までの土日でという感じですが、
田舎のせいか、命日にという事で、火曜日だそうで。
むー、冬休み前で大変だけど、行かないわけにはね。
という事で、旅行がてら行ってきました。
ですが、冬を甘く見て、雪で大変な苦労をすることにw
大変な苦労の結果は次回以降のブログで・・・
とりあえず、今回は日本の古き伝統行事に触れて、日本の素晴らしさを再認識した、
そんなブログにしてみようと思います。
まず、一周忌をやると呼ばれたものの、実は一周忌の前に、巳馬という神事を行うとの事。
葬儀の時も思ったのですが、葬儀や法事はお寺からお坊さんに来てもらう仏事ですね。
ですが、祖父の家の地域では、火葬場から家に戻る前に、神主が来て家の中にある、
神棚の全てを、お札で封印してから、祖父のお骨を家に戻しました。
というのは、神道?神様にとっては、人が亡くなるというのは、ケガレなので神様には、
触れないようにしてもらう為だとか。
そして今回の神事、巳馬というのは、お墓を正月飾りで飾り、鏡餅の一段目を墓の前で、
わらを燃やした火であぶり、後ろ向きに向き合った二人が餅を持ち、別の一人が鎌で切る。
それは亡くなった方の為のお正月という事でした。
鏡餅の一段目だけ→不幸が重ならないように、重ねない鏡餅
鎌で餅を切る→不幸を断ち切る
後ろ向きに向き合って餅を持つ→逆向きの行動というのが亡くなった方の為を表す
そんな意味があるという事でした。
もう少し調べてみると、愛媛県でしか行われていない神事だという事です。
由来は南北朝時代、秀吉の朝鮮出兵、村上水軍等、いろいろな説があるようですが、
共通しているのは、戦で亡くなり正月を迎えられなかった家族を想っての事だそうで。
鎌を使うのも、刃物を使う=戦いを忘れないという意味もあるのだとか。
田舎へ行けば、こういう今の日本人の多くが忘れてしまった、古くから伝わる仏事、神事が
残っているんでしょうね。そもそも日本は神道の国ですしね。
でも、きっと私が巳馬に触れる機会は、あと1回あるか無いかでしょう・・・。
そもそも、うちには神棚が無いよ・・・。
都会へ、都会へ、どこどこ沿線に住みたい!ばかりで、良いのかなぁ。いろいろ考えます。
今回の旅、お気に入りの1枚!絵ハガキにしたい1枚w
空の色が青空じゃないのが、ちょっと残念だけど。
旅の写真、懐かしい景色をフォトギャラに載せました。お時間あれば、どうぞ。
四国の旅① 20121208-1212
四国の旅② 20121208-1212
四国の旅③ 20121208-1212
四国の旅④ 20121208-1212
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Posted at
2012/12/16 01:16:27