
モーターショーのブログも完結してないし、
ミニカーのブログも書きたいなー。
そしてナンバーが曲がって、私も凹むw
でも、
GarageKさんのブログを読んでいたら、4WSについて書きたいネタも出てきた・・・w
それは、
なぜ車は曲がるのか?曲がるのはナンバーじゃなくて、車ですよーw
というわけで、何度か書いていますがタイヤの摩擦円、スリップアングルなどをまとめて、
分かり易く、なぜ車は曲がるかというのを記事を引用しながら補足しながら分析してみましょう。
メガーヌを中心に書きますが、V36も重要な部分で登場するので、乞うご期待です。
こんなブログを書こうと思ったきっかけは、新型メガーヌに採用された4WSの記事を読んだ事。
Response
【ルノー メガーヌ 新型】4コントロールはドライビングプレジャーとコンフォート、安全性に貢献
この記事は新型メガーヌのすばらしさを伝えようと努力を感じる記事になっているので、
是非、上のリンクを開いて読んでみて欲しいです。
ですが、車に詳しくない人に説明しようとする意図は感じますが、ちょっと説明しきれてないw
特に、ココの部分です。
4WSが同位相に動く事の説明ですが・・・
これはスタビリティとレスポンス向上を目的としている。「高速のレーンチェンジなどで、ヨーが発生してクルマが動くことを待たずに、ふっと動いてくれるので、誰でも気持ちの良いハンドリングを味わってもらえるだろう」と近棟氏。「ただいわれないとわからないかもしれない。そのぐらい自然な仕上がりだ」とも。
ヨーが発生して車が動くことを待たずに、ふっと動いてくれる・・・
ふっと動く・・・抽象的というか、感覚的というか、それは何故?と思うのではないかとw
でも、これを理解するためには、なぜ車が曲がるのかを理解する必要があります。
それは、この記事の中で説明するのは難しいでしょう。というわけで、このブログですw
そんなの、ハンドル切った方向にタイヤが向くから、それ以外に理由はあるの?
と言われてしまうと、それまでなのですが、タイヤと地面の接地部分から順を追っていくと、
もっと深い現象なんだ!というのが理解できます。
まず一般的に旋回とは・・・
①ハンドルを切る
②フロントタイヤの向きが変わりスリップアングルが発生する
③フロントタイヤにコーナリングフォースが発生する
④車体にスリップアングルが生じてヨーが発生する
⑤ヨーによって車体が回転してリアタイヤにもスリップアングルが発生する
⑥リアタイヤにコーナリングフォースが発生する
⑦前後のタイヤに発生したコーナリングフォースと遠心力が釣り合い安定した旋回に
こんな感じになるのですが・・・
まず、ここで難しい言葉:スリップアングルかなと思います。
(下の絵を借りて来た
サイトもオススメです。)
このスリップアングルというのは、直進している車に対して、どれだけハンドルを切ったか。
その直進のベクトルに対する、ハンドルを切ったタイヤの角度のベクトルとの差です。
車がまっすぐ走っているという事は、1tを超える質量が直進しているのに、ハンドルを切ると
ゴムであるタイヤは向きを変えられてスリップアングル分、捻られる事になります。
タイヤ視点で見ると・・・
接地面に近い部分は直進しようとしているのに、ホイルに近い部分はハンドル切った角度に。
その捻れたタイヤは、元の姿に戻ろうとする所から旋回はスタートします。
※重要:捻れたタイヤが元の形に戻ろうとする力がコーナリングフォースです。
その旋回のプロセスを絵に表すと・・・
上に書いた①~⑦に該当する番号を、借りてきた絵に追加しました。
①~⑥までのプロセスはヨーが中心であり、分かり易く表現すると・・・自転
⑦の安定した旋回中の動きは・・・公転
この説明で理解できたでしょうか?
車が向きを変えるという事、一瞬ですが、実は7つのプロセスを経ているのです。
そして・・・
車が曲がっている状態というのは、円弧を書いていますね。という事で、旋回中心がある。
ということは、旋回している状態というのは公転なのです。
その公転に至るプロセスは自転であり、運転手が曲がろうと決めてハンドルを切る操作をして、
車が曲がるまでのプロセスが、①~⑦のプロセスを経ているという事なんです。
これが理解しておかないと、4WSは理解できないので、まずここから書きました。
これは長くなるので次回に続く・・・のか?w
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車について考えた | 日記
Posted at
2017/11/12 20:01:32