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イイね!
2021年01月16日

R35 GTR GT3についてSTAY HOMEで、まとめてみよう。

R35 GTR GT3についてSTAY HOMEで、まとめてみよう。 世の中、コロっちゃって大変ですね。

というわけで、今日は家で過去の写真から、
R35 GT3の進化の振り返りと、GT3カテゴリーの
将来について、まとめてみようと思います♪

タイトル写真は、昨年のGT300でチャンピオンを
獲得したKONDOレーシングのGTR GT3です。

R35 GTR GT3ですが、ホモロゲーション的に2世代に分けられるんです。
更に言うと、GT3の先祖である、GT1もあるんですけどね。
GT1と、GT3の初期モデルは世界選手権でチャンピオンを獲得しています。
GT3後期モデルは、上の写真の通り、昨年はGT300でのシリーズチャンピオンですね。

1/64のミニカーでいうと、左の白ベースのモデルがRJNとジョイントで走らせたGT3初期モデル。
そして右のオレンジのモデルが、MY18でKONDOがニュルで走らせたGT3後期モデルになります。


この初期型から後期型で何が変わったかというと、エンジン搭載位置です。
白の初期型は、過去のブログでも書いてきた通りで、完全に市販車搭載位置のままでした。


それに対して、市販車搭載位置のままでは限界を感じての進化した後期モデルです。
上の画像と見比べると、プロペラシャフトの位置が低い!このキモはエンジンです。


こちらが、大森で撮影したGT3用のVR38になります。
オイルフィルターの位置を見ても下のS1エンジンと一緒なので市販エンジンと全く同じ。
こんな市販車とほぼ同じエンジンでチャンピオンになった訳で、ホント凄いよね。


そして、一般向けのV38のNISMO S1エンジンがこちら。まあ、コレはコレで高価ですがw
でも、上のGT3用VR38と比較しても、クランクプーリーの下のオイルパンが同じですね。
たぶん、世の中のGT3でオイルパンのある、ウェットサンプのエンジンを使ってたのは、
このR35 GT3初期型ぐらいなんじゃないかと思いますw


上の画像の通り、後期型でエンジン搭載位置を下げましたが、そのポイントはドライサンプ化。
これも大森で撮影した、GT500用のVK45です。こちらはドライサンプなので、全高が低い!
まあ、V型のバンク角も違いますが、オイルパンの形状が全く違いますね。
エンジンオイルを貯めるオイルパンを無くして、オイルタンクから供給する方式。


この差で、エンジンルーム側から比較すると、この差になるようです。
サージタンクの位置が全然違います。


そしてエンジンの搭載位置も変わりスペースが出来たことで、ロールバーの経路も全く別物に。
初期型を見ると、まあレーシングカーというよりも、チューニングカー的な感じ。
この初期型のGT3って、欧州でRJNが主導でNISMOはサポートだったんですかね?


そして、後期型のロールバーの経路を見ると、ショックアブソーバーの固定点まで、
太くなったステアリングメンバーから、更にパイプが伸びていて、いかにもレーシングカー的です。
これはGTRマガジンの特集号を見ても、間違いなくNISMO主導で開発してますね。


そんなわけで、もういちどKONDOレーシングのGT300のマシンを!


ウェルカムプラザ青山で見た、GT500とはサイドの造形が全く違うのが分かります。


そして、大森で見たカラーリング前のモデルと同じ、ダークメタルグレーですねw
たまたま、ダークメタルグレーが続いてるのか、基本的にダークメタルグレーなのか気になるw


こんな感じで、世界的に盛り上がっていたGT3ですが、コロナ禍もあり打ち止め感が。。。
まずは、Mスポーツが走らせていたベントレーがワークスから撤退。


続いて、アンディーパーマーのイケイケ路線が行き詰まり、TOMMY HILFIGERなどの
ブランドを持つ、ストロール家の投資グループにオーナーが変わったアストンマーティン。
こちらも、残念ながら同じくワークス参戦の撤退が発表に。


国内メーカーは、トヨタのRCF GT3、ホンダのNSX GT3も欧州撤退が発表されました。
そして日産も、実は2020年モデルは、ホモロゲ申請して、後期型EVOモデルに、地味に進化が
あったものの、2019年で欧州を担当していたRJNと関係終了。
そして、唯一海外で走らせていたKCMGも、2020バサーストを最後にマシンチェンジ。
ということで、きっとフォーミュラーEへの参戦を優先して、予算削減されたのかなと。
左の赤いマシンが2018年のRJN、そして右のブルーのマシンが2018年のKCMGです。


このGT3が、イッキに撤退が相次いでいるのは、あまりにもマシン開発が進んでしまったんです。
まあ、1000万円の国産スポーツカーが3000万円を超えるようなカーボンシャシーの
スーパーカーと勝負をするわけです。GT3なので、性能調整はあるものの、それで補いきれない、
素性が影響するので、R35 GT3も市販車と同じエンジン搭載位置で開発した前期型に対して、
かなりレーシングカーになった後期型への進化があり、それでもマシンの販売価格は決まっていて、
もはや、マーケティングとして看過できるコストではなくなって来てたんでしょうね。
そこにコロナ禍で、とどめを刺されたという感じですね。
これらが優勝を争うって、だから面白いというのもあるけど、まあ無理もあるよねw


世界的には、もう少し改造範囲の狭いGT4が、そして国内はJAF-GT回帰という感じですかね。

というわけで、これが、どんなカタチでレースの場に登場するか楽しみですね♪


では、最後にGTR繋がりという事で、第2世代、R32、R33、R34を1/64スケールで!


今回登場のミニカーは、全て1/64です。
手ごろな価格という事もあり、どんどん増えていく・・・カッコ良いんですけどw
ブログ一覧 | GTR | 日記
Posted at 2021/01/16 21:47:44

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この記事へのコメント

2021年1月16日 21:57
こんばんは^_^
VR38はノーマル状態でレースに使える凄いエンジンですよね。
IMSAのDPIでも使われていて凄いなっておもいました。
ぜひ新企画のルマンにもでてほしいけど日産はヨーロッパから引き気味だから無理かな。
これからのレース車両はZですしね。
コメントへの返答
2021年1月16日 23:17
こんばんは!
VR38は、ホントに凄いエンジンを市販車に積んで売ってしまいましたよねw
そうなんですよね、DPiで使うのは驚きました!しかも2018年は、ラピエールのドライブでセブリング12Hで勝ってますしね!
確かに日産は残念ながら昨今の報道を聞く限り欧州縮小みたいで、LeMansは難しそうですね。F-Eもどうするのか。

ちなみに全然関係ないですが、EV+VtoH同時購入の補助金がヤバいです。EV購入、再エネ電力切り替え+VtoH設置で、国、県、市など入れて、私の市だと210万円超えます。VtoHが80万円、工事40万円なので、車両台に充てる補助金が90万円になります。グレードによっても、市町村によって変わりますが、ジャブジャブですw
2021年1月16日 22:14
V型エンジンは水平対向と違って下げなきゃ勿体無いΣ(・□・;)てことか

関係ないけどファンネルが萌えました^_^
コメントへの返答
2021年1月16日 23:24
水平対向も、U13のポルシェはオイルパン無いから低いですよね!
でも、スバルだと水平対向でもオイルパンあるので、クランク軸の高さは、そんなに低くないですよね。ただ、まあブロックとヘッド分が、かなり低いのでエンジンルームの見た目は、かなり低いですねw

この写真のファンネル、削りなので高いと思います!w
2021年1月17日 8:13
おはようございます。

エンジン位置を下げたGT-Rって、市販車も下げたんでしょうか?ドライサンプ化って言うのに慣れないですが、この時点でモデルチェンジに相当するかと思うのですが、どうなんでしょう?

なんと、登場したミニカー全て1/64???こんなに種類があるとは驚きです!1/43に比べて1/64はお安いでしょうが、ここまでのステッカー付はお高いんでしょうね。1/64も奥が深い様で、単に一世代ずつ揃えるのではなく、色違いも欲しくなります!でも、ネットでアチコチでポチるのは懐事情を忘れてしまうほど、気をつけないと・・・ですね。
コメントへの返答
2021年1月17日 10:27
おはようございます。

エンジン搭載位置の話は、GT3のレーシングカーの話なので、市販車は07年に発売されて以降、今年発売中のモデルも変更は無しですね。

その、GT3としても、ここまで大きくエンジン搭載位置、エンジンの構造も変わっているので、前期型と後期型はレギュレーションでも、別の車としての扱いです。ルールで割り当てられたモデル名も別の番号になってます。

そうなんです、今回のモデルは全て1/64を使用してみました!最後に使った第2世代の、R34 NISMOのCRSはご一緒したニスフェスで購入したものですw

赤と青が並んでるレーシングカーは、1500円なのでお安めで、バリエーションも多いです。まあ、安いなりのチープさはありますけどねw
2021年1月17日 9:30
火遊びしたマッチの将来についてまとめるんじゃないのかぁ( ̄▽ ̄;)

おはようございます。

GT3後期モデル、改めて図を見ると、ステアリングまで無くして低重心化を図ったんですね。爆
ドライサンプにしてエンジン搭載位置が下がった分、ボンネット下に空間が出来て、ホントならボンネットも下げたいのに!ってな感じで勿体ない気も。

コロナやら狂信的な脱ガソリンでモスポ全体が岐路な感じですね。
F1、プロトタイプは残って、あとは色々なレギュレーションが出ては消え出ては消えでしょう。

あ、今頃職場の各自席に飛沫防止衝立が出来て、食堂の席も従来の1/3になりました!
あとは拠点で感染爆発すれば、仮にハマに遠征しても会社感染にすることで世間から叩かれることはない!笑
コメントへの返答
2021年1月17日 10:58
おはようございます。

マッチの将来は・・・渡部コースにならないか心配です!
GT500、GT300、そしてニュルと日産有力カスタマーなので・・・失うわけにはw

後期モデルの低重心化、まあGT3の場合はボディのシルエットを変更できないので、ボンネット下の空間はしょうがないですね。まあ、そのスペースを活かしてパイプフレームを延ばして剛性アップに寄与しているのかなと。
そんなボディ形状ですが、実はボンネットが高い位置にあるので、ドライバーの着座位置を下げられないというハンデがあるようです。物理的に下げる事は可能ですが、前が見えなくなってしまうというジレンマがw

モタスポは、レギュレーションのスクラップ&ビルドを繰り返してきているので、まあ昨今のプロトタイプやGT3は長く続いた方なんですよね。
しかし脱ガソリンのブームもヤバそうですねw

自席の飛沫防止衝立の設置、おめでとうございます!っていうか、いままで衝立無しで無事だったんだから、むしろ、もう不要じゃないかって気もしちゃいますねw
でも、会社感染にできるアリバイが出来れば、Welcome感染爆発のヨコハマ!!!ですw
2021年1月17日 10:07
実はケイマンはセミドライサンプだから
オイルパンあるんですよね^_^
コメントへの返答
2021年1月17日 11:01
そうなんですか、ケイマンはセミドライサンプなんですね。じゃあ、私のGTRのVR38と同じですw

まあでも、レーシングカーと違って市販車の場合はフライホイールとクラッチが大径なので、クランク軸を下げる事が=低重心にならないので、その辺も含めて考えてオイルパンがあるのかもですね。
2021年1月17日 11:11
おはようございます♪

GT3カテゴリ-もコストの高騰がネックですよね。( ;∀;)

初期型はEGの搭載位置が市販と同じとは凄いですね、トランスアクスルも含めて素性の良さがうかがえます。(^^)/
昨年開発中止になったレクサスLC-F(LFA後継)も新開発V8ツインタ-ボとトランスアクスル化でこの辺りを狙った?けど開発費高騰で断念したと思われます。( ;∀;)

新型Zは北米のレ-スカテゴリ-に合わせて来るかもしれませんね。w
コメントへの返答
2021年1月17日 11:38
おはようございます!

GT3は、建前では6000万円という上限価格が設定されてるので、車種によってはベース価格で・・・という状況。
じゃあ、安く売れるように作れば良いかというとメーカー間の競争の結果、ジェントルマンドライバーでは乗りこなせないハイパフォーマンスになってしまっていた、という問題もあったようで、本末転倒だったみたいです。GT3ってプロ向けのコンペティションじゃなくて、ホビーなんじゃなかったのとw

LC-Fはトランスアクスルで発売されなくて、R35乗りとしては胸を撫で下ろす感じです、せめてそこぐらいは勝ち誇らせて!って感じでw

新型Zも、アメリカがバイデン政権になり選挙前の公約で進むと、風当たりが強くなりそうです。トランプのアメリカファーストが前提だったと思うのでw
欧州はガソリンにもディーゼルのような煤集塵装置の装着が必要ですし、アメリカというハイパフォーマンスガソリン車の楽園が終わりましたw
まだ、新型Zは既にあるエンジンですが、これからマイルドHVの直6ターボを出すぞ!!!って鼻息の荒かったマツダは死んだんじゃないかと思います・・・w
2021年1月23日 8:28
おはようございます!

2015年モデルの前仰っていた事はこの事だったんですね。。やーまちゃんさんが纏めてくれるから分かります!笑

2018年エンジン搭載位置は別物ですね。。低くてバルクヘッドに近い…これだけ改修されたって事は、市販車と同じエンジンで戦っていたGT3の快挙は凄いですね(O_O)
KONDOレーシングしかりブランパン優勝の23号車。またミニカーを箱から出してまじまじ見ちゃいました♪
あ。私は1/64は手を出したら収拾がつかない気がするので様子見です。笑
コメントへの返答
2021年1月24日 11:10
こんにちは!

今回のブログの内容、はるまきさんのブログにコメントした内容の詳細版という感じですね!
昨年末に大森でGT3のエンジン、GT500の写真が撮れたので、それまでの情報とあわせて、完全版という感じですw

初期型のGT3が、箱のレーシングカーとしては1つの完成形という感じがしますね!市販車のポテンシャルとレーシングカーもリンクしている。
ただ、レースという興行を考えると、市販車の形だけしていて中身は別物・・・にした方が性能も調整しやすいんですけど(苦笑)
とりあえず、はるまきさんのブランパンの23号車は素晴らしい1台です!w

1/64は、収集つかなくなるのは間違いないですw
でも最後の写真、INNOというメーカーの、ロケットバニーのR32とか結構カッコ良いですよ!元R32乗りの、はるまきさんは要チェックです!w

プロフィール

「今のRedBullでも勝てるのがMAXの凄さで、PPからスタートすれば、それを実現できるのが鈴鹿の特性でもあり。鈴鹿らしいレースでした!VCARBで入賞したハジャーは立派、でも角田が目指すのはそんなポジションじゃない。だからこそ、今回の移籍は今シーズンが更に楽しみになったね!」
何シテル?   04/06 15:32
車は純正がイチバンと思っています。 ですが、ナゼだか残念な事に、愛車スカイラインはノーマルとは、 程遠い姿になってしまっています・・・w ブログは、も...
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