
めちゃくちゃ面白かった、アメリカGP!!!
しかし、さすがに南北アメリカ大陸は時差がねぇ。
あの、とんでもなく面白かったレースの最後数分しか、
生で見れなかったのは、本当に悔しいです!!!
起きて、見たら、勝ったぞ!良かった!!!
でも会社行って帰宅後にレース見直すと・・・
結果が分かってるのに、むちゃくちゃ手に汗握りましたw
今回のレース、意地の張り合いは影を潜めた感じで非常に戦略的なレースでしたね。
マックスも1コーナーまでハミルトン側に寄せたものの、1コーナーではコース外まで接触回避。
タイトルを見据えた非常にクレバーな動きで、一歩成長したように感じます!
ここで、上手かったのがペレスのポジショニングです!
コースに戻ってきたマックスにスペースを与えながら、後ろから来るフェラーリをしっかり抑える。
これが今回意外と大きなポイントだったかなと思いました。
そこから、マックスはハミルトンを追って2位を走るも意外にもペースは良く、
ハミルトンの黄金の方程式、1コーナーを奪ってしまえば、あとはクリーンなエアーを得て、
ブッチギリで逃げ切るというパターンにならない!!!
そして、タイヤに厳しいという中で、思い切りの良いアンダーカットでトップを奪還!!!
その後はペレスも3位で前を詰め、ハミルトンのストラテジーを狭めるチーム戦!!!
シーズンの序盤では、ペレスの適応が遅れていたので、ボッタスがハミルトンを鉄壁ガードでした。
でも、ここに来てペレスもRedBullのマシンへの適応が進んで良いペースで走れてます!
で、今回は角田も、前戦のトルコから覚醒して、ここでもボッタスを抑える素晴らしい走り!!!
もう、完全にRedBullとALPHATAURIは4台で対メルセデス フォーメーションですねw
そして、動きを封じられたハミルトンはアンダーカットも仕掛けられず、2回目のタイヤ交換も
マックスがトラックポジションを重視して、先にタイヤ交換でピットへ!!!
となれば、レース終盤はハミルトンがフレッシュな3セット目のタイヤで詰め寄ります!!!
最後はミックシューのDRSを戦略的に活用、なんとか厳しいタイヤでマックスが逃げ切り優勝!!!
この辺で、私は目覚めて見始めたわけですが、こんなに濃い展開だったとはw
いやー、とっても面白いレースでした!!!
RedBullが総動員でマックスを支えて、蝶のように舞い、蜂のように刺す!!!
そんなマックスのレース展開でしたねw
そして連続で計画外のPU交換が続くメルセデス・・・追い込まれてますね!!!
今日は、これだけでは終わりませんw
なぜメルセデスが追い詰められていると思うのか、もう少し書いてみます!
かなり長くなってきたので飽きてきたかと思いますが、読んで損はない濃い内容ですのでw
タイトルにも書いた、ハミルトンのメルセデス、羽ばたく翼をもがれるとは!?
ここからは、津川さんのYoutubeで仕入れたネタを検証します!
実は、今年のフランスGPあたりからRedBullはメルセデスのフレキシブルウィングに抗議してます。
まあ結局、抗議は受け入れられず白というのがFIAの裁定でした。
でも、今回のアメリカGPでは、FPではフレキシブルウィングを使っていたものの、
中継で、たわみまくるウィングを映された事で、使うのをやめた疑惑があるようです!
その証拠が、津川さんのチャンネルでもなかったので、見逃し配信でチェックしました!
でも、フジテレビNEXTがキャプチャ禁止になってしまったので、画面直撮りですw
なんで、キャプチャー禁止になったのか考えろよ!とか言わないようにw
では、ストレート走行時の写真!!!
対して、コーナーで車速が落ちた状態の写真!!!
見るべきは赤矢印のフラップ部分です!もう、これ・・・確実にヤッてるなw
車速が上がる直線では走行風の抵抗で倒れて、フラップが寝た状態になりダウンフォース減。
そして、コーナーで車速が落ちるとフラップが起き上がり、ダウンフォースが増し増しに。
これが、メルセデスのマシンの速さの秘訣です。
コーナーに合わせた重いウィングを、直線ではフレキシブルに寝かしてレスダウンフォース。
というのも、メルセデスはPUが他メーカーに比べて余裕がありました。
なので、バリバリ重いダウンフォースでも、普通にストレートもバカ速でした。
対してRedBullはPUが劣っていたので、レーキコンセプトで、マシンを磨いてた。
リアの車高を上げ下げすることで、マシン全体を傾けて直線とコーナーでは姿勢制御してました。
フレキシブルウィングが禁止されているので、マシン全体を傾けていたわけです。
でも、それだと車速に合わせた車高の上げ下げはセンシティブで難しい。
ところが、PUのパワーが有り余るメルセデスは、フロアーは一定でダウンフォースを安定させ、
とにかくパワーで押すというレースをしていたのです。なので、マシンもコンサバな姿勢です。
リアタイヤの前側を見ると、フロアと路面との角度が2台で全く違うのが見えますよね。
同じカメラマンが同じ場所で撮影した、同じアングルの写真なので分かりやすい。
ただ、今シーズンのホンダのPUは凄い進化を遂げています!!!
なので、メルセデスも無理してPUを酷使するしかなくなってるので、計画外の交換が続いてる。
前回はハミルトン、今回はボッタスがPU交換でペナルティを受け、それが結果に出てます。
そして、フレキシブルウィングというグレーゾーン(というか、極めて真っ黒)に手を出してる。
それが、今回はフレキシブルの疑いを中継で流され、ソリッドな動かないウィングに戻したので、
ストレートに合わせたウィングを使うしかなく、コーナーでのパフォーマンスが落ちて、
ハミルトンの、先行逃げ切りという勝利の方程式が発動しなかったという見立てです!
いやー、面白くなってきましたね!!!
これ、ホンダはマジで今年のタイトル、狙える位置にいますよ!!!