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2021年10月27日

メルセデス、羽ばたく翼をもがれる・・・アメリカGP

メルセデス、羽ばたく翼をもがれる・・・アメリカGP めちゃくちゃ面白かった、アメリカGP!!!
しかし、さすがに南北アメリカ大陸は時差がねぇ。
あの、とんでもなく面白かったレースの最後数分しか、
生で見れなかったのは、本当に悔しいです!!!

起きて、見たら、勝ったぞ!良かった!!!
でも会社行って帰宅後にレース見直すと・・・
結果が分かってるのに、むちゃくちゃ手に汗握りましたw

今回のレース、意地の張り合いは影を潜めた感じで非常に戦略的なレースでしたね。
マックスも1コーナーまでハミルトン側に寄せたものの、1コーナーではコース外まで接触回避。
タイトルを見据えた非常にクレバーな動きで、一歩成長したように感じます!


ここで、上手かったのがペレスのポジショニングです!
コースに戻ってきたマックスにスペースを与えながら、後ろから来るフェラーリをしっかり抑える。
これが今回意外と大きなポイントだったかなと思いました。

そこから、マックスはハミルトンを追って2位を走るも意外にもペースは良く、
ハミルトンの黄金の方程式、1コーナーを奪ってしまえば、あとはクリーンなエアーを得て、
ブッチギリで逃げ切るというパターンにならない!!!
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そして、タイヤに厳しいという中で、思い切りの良いアンダーカットでトップを奪還!!!
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その後はペレスも3位で前を詰め、ハミルトンのストラテジーを狭めるチーム戦!!!
シーズンの序盤では、ペレスの適応が遅れていたので、ボッタスがハミルトンを鉄壁ガードでした。
でも、ここに来てペレスもRedBullのマシンへの適応が進んで良いペースで走れてます!

で、今回は角田も、前戦のトルコから覚醒して、ここでもボッタスを抑える素晴らしい走り!!!
もう、完全にRedBullとALPHATAURIは4台で対メルセデス フォーメーションですねw
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そして、動きを封じられたハミルトンはアンダーカットも仕掛けられず、2回目のタイヤ交換も
マックスがトラックポジションを重視して、先にタイヤ交換でピットへ!!!

となれば、レース終盤はハミルトンがフレッシュな3セット目のタイヤで詰め寄ります!!!
最後はミックシューのDRSを戦略的に活用、なんとか厳しいタイヤでマックスが逃げ切り優勝!!!

この辺で、私は目覚めて見始めたわけですが、こんなに濃い展開だったとはw
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いやー、とっても面白いレースでした!!!
RedBullが総動員でマックスを支えて、蝶のように舞い、蜂のように刺す!!!
そんなマックスのレース展開でしたねw

そして連続で計画外のPU交換が続くメルセデス・・・追い込まれてますね!!!

今日は、これだけでは終わりませんw
なぜメルセデスが追い詰められていると思うのか、もう少し書いてみます!
かなり長くなってきたので飽きてきたかと思いますが、読んで損はない濃い内容ですのでw

タイトルにも書いた、ハミルトンのメルセデス、羽ばたく翼をもがれるとは!?
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ここからは、津川さんのYoutubeで仕入れたネタを検証します!

実は、今年のフランスGPあたりからRedBullはメルセデスのフレキシブルウィングに抗議してます。
まあ結局、抗議は受け入れられず白というのがFIAの裁定でした。

でも、今回のアメリカGPでは、FPではフレキシブルウィングを使っていたものの、
中継で、たわみまくるウィングを映された事で、使うのをやめた疑惑があるようです!

その証拠が、津川さんのチャンネルでもなかったので、見逃し配信でチェックしました!
でも、フジテレビNEXTがキャプチャ禁止になってしまったので、画面直撮りですw
なんで、キャプチャー禁止になったのか考えろよ!とか言わないようにw

では、ストレート走行時の写真!!!
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対して、コーナーで車速が落ちた状態の写真!!!
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見るべきは赤矢印のフラップ部分です!もう、これ・・・確実にヤッてるなw
車速が上がる直線では走行風の抵抗で倒れて、フラップが寝た状態になりダウンフォース減。
そして、コーナーで車速が落ちるとフラップが起き上がり、ダウンフォースが増し増しに。

これが、メルセデスのマシンの速さの秘訣です。
コーナーに合わせた重いウィングを、直線ではフレキシブルに寝かしてレスダウンフォース。

というのも、メルセデスはPUが他メーカーに比べて余裕がありました。
なので、バリバリ重いダウンフォースでも、普通にストレートもバカ速でした。

対してRedBullはPUが劣っていたので、レーキコンセプトで、マシンを磨いてた。
リアの車高を上げ下げすることで、マシン全体を傾けて直線とコーナーでは姿勢制御してました。
フレキシブルウィングが禁止されているので、マシン全体を傾けていたわけです。
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でも、それだと車速に合わせた車高の上げ下げはセンシティブで難しい。
ところが、PUのパワーが有り余るメルセデスは、フロアーは一定でダウンフォースを安定させ、
とにかくパワーで押すというレースをしていたのです。なので、マシンもコンサバな姿勢です。
リアタイヤの前側を見ると、フロアと路面との角度が2台で全く違うのが見えますよね。
同じカメラマンが同じ場所で撮影した、同じアングルの写真なので分かりやすい。
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ただ、今シーズンのホンダのPUは凄い進化を遂げています!!!
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なので、メルセデスも無理してPUを酷使するしかなくなってるので、計画外の交換が続いてる。
前回はハミルトン、今回はボッタスがPU交換でペナルティを受け、それが結果に出てます。
そして、フレキシブルウィングというグレーゾーン(というか、極めて真っ黒)に手を出してる。

それが、今回はフレキシブルの疑いを中継で流され、ソリッドな動かないウィングに戻したので、
ストレートに合わせたウィングを使うしかなく、コーナーでのパフォーマンスが落ちて、
ハミルトンの、先行逃げ切りという勝利の方程式が発動しなかったという見立てです!

いやー、面白くなってきましたね!!!
これ、ホンダはマジで今年のタイトル、狙える位置にいますよ!!!

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ブログ一覧 | F1_2021 | 日記
Posted at 2021/10/27 21:09:50

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この記事へのコメント

2021年10月27日 21:55
トルコGPの車載カメラでもフレキシブルな動きがハッキリ判りましたねw
チャンピオンシップ激盛り上がりに北米三連戦は余りに酷い仕打ち(つд`)
それが終わると中東ラウンドでシーズンも終わり…まだまだ見たいんで来年一杯までのスーパーシーズンにしてくんねーかなー(笑)
コメントへの返答
2021年10月27日 22:09
トルコGPの後方カメラVIEWは、レーキサスでは実現不可能なレベルで車高の上げ下げしてるじゃないかって疑惑でしたね!
元々はFRICサスで、この手のメカニズムに長けてたメルセデスなので、あの映像は疑われますし、それが晴れないうちに今回のフロントウィングなので、いままでクールに演じていたメルセデスを、やっと泥仕合の場に引っ張り出したという感じですねw

そもそも、メルセデスに不利になる映像はFIAは出したがらなかったのを、リバティは盛り上げる為に神の手的に、チラ見せして警告してるんじゃないかという事のようですw

ホント、それですよね!この盛り上がる終盤戦、特別なホンダのラストイヤー、まさかの北米三連戦は酷すぎますw
スーパーシーズン案、素晴らしいですね!!!
2021年10月27日 22:50
メルセデスは実力だけでなく、グレーゾーンでもトップクラスだったということが、よくわかる今年のF1。それだけレッドブルHONDAの進歩がすごいってことですよねぇ。。でもそういう世界なんでしょうね。
コメントへの返答
2021年10月27日 23:36
昨年までメルセデスのPUがパワーも信頼性も抜群でしたが、今年は既にボッタスは+2基というのが、ホンダの進歩の証明になってますよね!計画以上の使い方をするしかない所まで、メルセデスが追い詰められてるという証明です。

グレーゾーンに関しては、それを探し当てるのがF1という競技・・・といって良いかもですw
ですが、FIAと蜜月関係のチームというのがいつの時代もあり、そうすると何しても許されてしまうんですけど・・・いまはオーナーがアメリカのリバティメディアになった事でエンタメ的に面白い方向が重視されてきてる・・・と見えますw
2021年10月28日 3:32
ACURAは、アメリカのホンダブランド名でしたっけ?絶好調のようですね。ややこしいですが、来期のホンダはPU提供継続でしたよね。徐々に速くなっていくマシンは、まだまだ挑戦して欲しいです。
 そしてメルセデスのPU使いすぎ?は、この先ホンダ勢には好都合ですよね。でもメルセデスのフレキシブルウィングって、良いのでしょうか?ダウンフォースを得るには、面白い機構ですが、抗議の結果も知りたいですね。
 と、いつもやーまちゃんさんの解説で、少しはF1の楽しみ方が、変わってきてます。テレビ中継は見れませんが、いつものやーまちゃん製ダイジェスト版がたのしいです。で、生で観戦したいです。。
コメントへの返答
2021年10月28日 20:55
ACURAはホンダの上級の販売チャンネルですね。日産だとINFINITIです。
ホンダのF1は、ホンダとしての参戦は発表した通り、今年で終了です。ただ、HRCというNISMOみたいな系列のレース会社に業務をすべて移管して、そちらの会社としての参戦に切り替わりますね。
これだけ苦労して、やっと競争力が身について、これからという場面での撤退は本当にモッタイナイとしか言いようが無いですね。
メルセデスも、ここ6年ぐらいは無敵の強さだったので、ホンダの競争力UPは楽しんでるかもしれませんね。

今回のブログは写真の使い方とか、レース専門誌の記事風にしてみました!
自分で言うのもなんですが、結構なクオリティだと思いますw
2021年10月28日 13:44
Wチャンピオンは、アルファタウリとチェコ次第ですかね?
3台総出で、ボッタスを潰してくれて、チェコがクレバーな走りでポディウム乗ってもらえれば・・・。

HRF1としての最終シーズンで、Wチャンピオン獲ったら、もう一生Hondaファンを辞めませんw

しかし、良~く『しなって』ますねw
リアのフレキ車高と良い、しっかりとFIAを味方に付けて、ロビー活動は万全ですね、元HRF1チームはwww
コメントへの返答
2021年10月28日 21:15
いきなり、Wタイトル狙いとは、相当に貪欲ですねw
マックス、ハミは別として、ボッタス、ペレスのポイント差が30点以上なので、さすがにコンストまでは簡単じゃないですねー。
2位、3位、4位だと2~3点差で、残り5レースですからね。
ボッタスもトルコでは勝ちましたし、タウリで毎回捕まえられる相手でも無いですね。
ただ、来年の契約が無くなった事で、自分のレース捨て迄はハミに尽くす事は無いと思いますけどw
そういう意味では、ドライバーズタイトルは夢物語から、現実的に狙えるという感じになってきたんじゃないかと思います!

ホント、メルセデスは元HRF1とは思えませんねw
2021年10月30日 13:22
いやー!マジでドキドキワクワクですね‼️

次の日が辛くなると思って寝ましたが、気になってスタート見たら1コーナー取られちゃうし、アンダーカット決めてくれと思って寝たら気になってまた後半観ました!も〜チェッカーまで手に汗握りましたよ。しかし、面白くて超ーハイレベルなタイトル争いは痺れます💦メルセデスも完全に一杯イッパイで追い詰められてるからこその対応ですねw
モータージャーナリスト諸氏も言ってましたが、過去最高にハイレベルなタイトル争いではと言ってました。今思えば、ホンダ復帰して間近の頃はボロボロの成績で逆にイメージダウンになっちゃってるから撤退するべきだ!なんて状態でしたね。よくそこからここまで・・・感慨深いです。涙がでそうwあんなに嫌いだったマックスも今では神様のよう(^O^)/

しかし、返す返すも撤退は勿体無い‼️タイミングが悪い、前回撤退も最悪だと思ったけど。企業判断としては仕方ないと思いますが、今のF1の状況からすると、結局レッドブルに協力する形になったし、今回参戦時に撤退はしない!って言ってたし、も〜言いたいことだらけです💦

自分もたまたま、S6に乗ってて思い入れが半端ない!って感じで、今年はなんとしてもチャンピオン獲って欲しい!もうチャンスはない!熱いですw

しかし、今のホンダはチグハグですね。最終バージョンのNSX typeSは凄〜く良い出来らしく、ジャーナリストの方々もここで辞めるの勿体ないって言ってますしね。typeSメチャクチャカッコイイですね〜。何か色々どうなんだって感じてしまいます。

話全然変わりますが、ノートオーラNISMOいいですね!めっちゃ気になって展示車も見に行きました。試乗車はここら辺ではまず用意されないって言われましたが、何とか是非乗りたいと思ってます。
コメントへの返答
2021年10月30日 18:55
アメリカGPはリアルタイムで視聴したんですね!私は諦めてゴールだけで我慢しましたが、やっぱり見るべきなレースでしたよねー!
マックスは自在に動いて、さらにペレスのピットのタイミングも指示を出してハミルトンにオーバーカットさせない為にペレスからアンダーカット狙わせているという、2人分のストラテジストも兼ねてましたねw
これだけ、玉突きストラテジーになると、目の前で起きるバトルは無くても、レースの中身としては、マジでとてつもないハイレベルなシーズンですよね!

ホンダの今回のF1参戦から撤退の流れは、本当に残念過ぎますよね。
最初から言うと本当に、なぜ出て来た!?という情けない姿を世界に晒して、イメージダウンにしかならないというw
そして新井ちゃんの、もう撤退しないという発言があったのに、ここまでパフォーマンスが上がってきたタイミングで投げ出して撤退するというのが、いくらHRCに移管するとはいえ、やっぱり文句しか出て来ないのが正直なところですw

ここ6~7年の鉄壁なメルセデスの信頼性が今年は崩壊しているところに、ホンダのパフォーマンスに対して焦りが表れてますよねー!
ここまで走れるようになったのに投げ出してしまうとは・・・やっぱり本音はガッカリしか無いですw

でも、そんなホンダの最後のシーズンを、ホンダのスポーツカーオーナーとしてF1を応援できるのはご褒美ですよね!
でも、ここまで来たら、ホンダの看板でタイトル獲って欲しいですよねー!

ホンダの動き方を見ると、やっぱりオデッセイのマーナーチェンジ直後に終売、NSXもビッグマイナーで投資したのに終売、そしてF1も止める。今後は飛行機もさらに投資、そして宇宙もってのを見ると、まあ今までの自動車会社とは違うベクトルなんですかね。

ノートオーラNISMO、カッコ良いですよね!確かにNISMOシリーズは試乗車が無いですよね。
でも、ホントにe-powerって電動駆動のレスポンスがガソリンで味わえるので、良い1台だと思います!リーフも速いですが、やっぱり充電の足枷がありますからね。さらに標準グレードのスポーツがNISMOの標準になるって話なので、マジで楽しそうですね!

プロフィール

「ちなみに、私がNurburgringを走った時にレンタカー屋で案内してくれたドライバーが今年も、このマシンで走ってました。フランクフルトへ帰るのにナビのセットの仕方が分からなくてセットしてもらったりお世話になったので活躍が見れて嬉しいですw」
何シテル?   06/22 23:26
車は純正がイチバンと思っています。 ですが、ナゼだか残念な事に、愛車スカイラインはノーマルとは、 程遠い姿になってしまっています・・・w ブログは、も...
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