
今日は13:30からオーストラリアGPです!
ということで、昨日のうちに買い物は済ませましたw
昨日の予選結果から各チームの戦闘力をチェックします!
motorsport.comの記事からです。
メルセデス、ホンダのパワーアップを認める
「以前とは全く違うレッドブルになった」
この記事で、メルセデスのトト・ヴォルフの発言ではホンダが大幅に進化といってます。
果たして、本当なのか?データで見てみましょう。
データを分かりやすく一覧表にしましたよw
まずラップタイム比較です。並び順は昨年の予選順位順、車別で速い方をピックアップ。

ラップタイムの前年比でいうと、メルセデス、フェラーリ、レッドブルは99.2%前後で僅差ですが、
関係は変わらず、ほぼ同じ成長率ですね。
それに対して、ルノーの97.6%という成長率が順位に埋もれてはいますが目立ちますね。
チーム代表のシリル・アビテブールが、ブー、ブーと文句言ってますが、まあ自分たちは
ちゃんと成長させているのに目立たないという事で、文句垂れてるのが分かりますw
というのも、Bチーム群であるハース98.3%、ザウバー97.3%、トロロッソなんて96.5%です!
かなり、トップ3以下の底上げが著しいですね。
見方を変えると、ルノー97.6%、マクラーレンも98.3%となり、ルノーも確実に戦闘力を
上げてきているのが、見て取れます。
それに対してホンダはレッドブルが99.3%でトロロッソが96.5%ですが、トロロッソは本家から
おさがりのマシンの寄与が大きいので、そう考えると何とも言えない感じです。
次にスピードトラップの速度順、並びはラップタイムと同じ。

スピードトラップで見ると、まずびっくりしたのがフェラーリが98.8%で速度低下してるんです。
センタークーリングを改良して、インダクションポットを小径化でドラック低減で伸びてるのかと
思いきや、まさかの最高速が低下していました。
ココで見ると、ラップタイムで見るよりも、ホンダのPUを搭載する2チームのマシン、
レッドブルとトロロッソが102%で、トップスピードが伸びてますね!
トト・ヴォルフの発言
「スピードの軌跡を見ると、以前とは全く異なるレッドブルになったように見える。彼らはストレートでとても速い。それは良いことだ」
これを裏付けるデータになってます!なるほどー。
ラップタイムの昨年比では見えない、タイムをどこで向上させているかという事ですね。
ただ、これを見てもコーナーのボトムで速いマシンと、そこそこパワーのあるPUを足しても、
1+1が2にならない難しさも透けて見えるのかなと。
でも、ここで気になるのは実は、ルノーとマクラーレンが103%の伸び率という事!
やはりルノーの成長率が、データで見ると見えてきます。
最後にセクタータイムを見てみます。

ここで注目すべきは、レッドブルのセクター2が昨年比100.05%で遅くなっているんです。
それに対して、ルノーが98.8%で速くなっているという事。
そして、メルセデスとフェラーリの伸び率は、同じセクターでほぼ同じ成長率という。
全く違う車でありながらこの成長率の差を見ると、本当にチリ積もな開発を行ってるんですね。
こう見ると、レッドブルは意外にもホンダPUを生かし切れていないのかなぁって見えます。
それは、もしかするとウィンターテストでガスリーがやらかして、テストで詰め切れなかった。
タッペンやマルコの発言を振り返っても、そんな感じがします。
そして、意外にもルノー勢が非常に伸びてきているという面です。
絶対値ではトップ3に追いついてきては無いものの、昨年からは確実に伸びてきています。
今年はベストオブザレストを巡る争いが、より厳しくなったシーズンになるという事ですね。
そして残念ながら、メルセデスの速さは今年も圧倒的だったというw
といったところが、予選タイムの分析からも見えてきました!
さあ、このデータを踏まえて、オーストラリアグランプリの決勝を楽しみましょう♪
追記
↓↓決勝の様子はフォトアルバムにまとめました。関連情報から!↓↓
Posted at 2019/03/17 12:39:15 | |
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F1_2019 | 日記